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Heterogeneous Taste

漫画家志望者が近況や趣味や気になること等を書き綴る部屋

M-1グランプリ 2009

2009-12-21 02:20:21 | お笑い
去年より更にテレビを見る頻度が落ちたせいもあってか、毎年今か今かと待ち望んでいたM-1も、今年は「あ、もうM-1の季節か」みたいな気持ちで迎えていました。
(まあ今年は色々充実し過ぎて一年が早かったこととか、年々M-1自体のレベルが下がってることなども要因としてありそうですが)
なので、去年までと比べると少し冷めた姿勢で見始めたのですが、終わってみれば、色んな意味で去年よりも熱く、そして面白かったと思えました。
笑い飯が好きな身としては、特に。

全体的な感想などをつらつらと書いていきたいと思いますが、その前に二点ほど先に言っておきたいことを。

まずひとつ。
M-1に関して、度々「ヤラセだろ」という声が挙がり、確かにそう思える箇所は過去にいくつもありました。
が、しかし、それが事実であるかどうかを知ることは、一視聴者である管理人には到底出来ません。
出来ない以上それが前提の話も、それを孕んだ話も、しても意味が無いので、ここでは「ヤラセは無い」というていで話を進めます。
なので、「いやアレはヤラセだろ」などの意見は持たないよう、よろしくお願いします。

ふたつめ。
これは今回見終わっての率直な感想。
笑い飯、あんたらは最高の芸人だよ。

それでは、全体の感想を書いていきたいと思います。





まずは、管理人の、超個人的な順位を。

決勝
1位:笑い飯
2位:パンクブーブー
3位:南海キャンディーズ
4位:ハライチ
5位:東京ダイナマイト
6位:NON STYLE
7位:ナイツ
8位:モンスターエンジン
9位:ハリセンボン

最終決戦
1位:パンクブーブー
2位:笑い飯
3位:NON STYLE

こんな感じですね。
実際の順位とそこまで大きく違ってはいませんが、南キャン、ナイツ、ノンスタ辺りはかなり違いますね。

笑い飯とパンクブーブーが同じくらい、続いて大分離れて南キャン、その後ハライチ、東京ダイナマイト、また離れてノンスタ、ナイツ、最後にモンスターエンジン、ハリセンボン、って感じです。

ナイツとNON STYLEは、実際の評価はかなり高いですが、管理人は元々あんまり面白いと思っていなく、今回も例外なくほとんどツボには入らなかったので、低めに入れました。
モンスターエンジンとハリセンボンは、今回のネタは全く面白いと思えなかったので、それより下に。
モンスターエンジンに関しては、評価は悪かったですが去年のネタの方が面白いと思いましたね。

東京ダイナマイトは、割と好きで期待していたのですが、ちょっと肩透かしだった印象。
ハライチは、最近ようつべでネタを見て、物凄くさまぁ~ずっぽいな~と思いつつも、管理人がさまぁ~ず好きな為かちょっと笑ったんで期待してたんですが、
若手で初出場の為かかなり緊張してる感じで、いつもの感じが出てない印象だったのが残念。
南海キャンディーズは、山ちゃんの突っ込みの言葉のチョイスのみですが、面白かったです。
もう2004年の頃の面白さは出ないだろう、と勝手に思ってましたが、それとのギャップに驚きました。
それと共に、あまりの点数の低さにもまた驚きましたw

パンクブーブーは、オンバトなどで何回かネタを見たことはありました。
安定感あるし、今回優勝も有り得るだろうなー、と思っていたら、ホントに優勝してしまった。
決勝のネタも、最終決戦のネタも、非常に安定した面白さがあり良かったと思います。
今回優勝したことに関して、何も文句はありません。
最後の票が満場一致になったことと同じ気持ちです。
ですが、今回は笑い飯がかなり注目を集めたので、その点ではちょっと影が薄れ、可哀想だな、とは思いますが…w

そして、笑い飯。
一本目のネタ「鳥人」
爆発が出てない状態での5番目という非常に良いタイミングのネタ順だったこともあり、久々に「爆発した」と思える漫才でした。
点数的には伝説の2003年「奈良県立歴史民俗博物館」ネタの再来と言えるものでしたが、冷静になって考えたら、確かに面白かったけどそこまでではないかな、と管理人は思いました。
いや、面白かったですけどね?
ただ、そんなに点数が伸びなかった過去のネタと比べてそこまで飛びぬけて面白いとは思いませんでした。
まあそれなのにこんなに点数が伸びたのは、前述したネタ順とそれまでの場の空気のお陰が強かったからでしょうね。
でもそれを含めてのM-1だと思うので、それは別に何も問題はないでしょう。

で、島田紳助の「100点」
史上初。
「100点は無いわ」という意見がかなりネット上を飛び交ってますが、管理人も、確かにあのネタが100点かと聞かれたら、う~ん、って感じですね。
ですが、悪かったとは思いませんし、紳助を批判しようという気持ちもありません。
2003年、M-1史上最高のネタとの呼び声も高い「奈r(二回目なので略」に、紳助は99点を付けました。
管理人の記憶では、M-1史上この99点が最高得点で、その点数は紳助が2003年に笑い飯に付けた時、その時の一回だけだったと記憶しています。
2003年のそのネタの完成度から「感動した」という言葉と共に99点という史上最高得点を付けたわけですが、その後の笑い飯は、どうにも2003年のネタと比較して見劣りしてしまうネタばかりでした。
そんな中、ラストイヤーの今年に、ようやく完成度の高いネタを持ってこれた。
そこに感動し、敬意を払ったからこそ今回「100点」を付けたのでしょう。
紳助自身も言っていた通り、本来ならば98点くらい。だから、あとの2点はご祝儀みたいなものだったんだと思います。

管理人も、笑い飯に2003年にハマってから毎年M-1を楽しみにしていましたが、中々2003年並にネタも点数も良いという状況を見ることが出来ずやきもきとした気持ちだったので、今回のこれは感動し、思わず涙が出ました。
「あ、この流れは今年笑い飯優勝するな」と思えたので、今までずっと苦い思いをしてきた彼らがようやく報われるのだな、と思いました。
それも、史上最高得点の歴史を塗り替え史上初の満点獲得という栄光も手にして。

が、しかし、一抹の不安も残っていました。
笑い飯はネタの良し悪しがかなり目立つから、最終決戦でコケてパンクブーブーが優勝するのではないかと。
そしてその不安は、現実のものに…w

笑い飯よ、何故そのネタをここで持ってくるのか。
ネタが始まった瞬間からそう思いました。
だってそのネタ、すでにテレビで何度も見たことありますもんwww
何故よりによって「チンポジネタ」を…
その瞬間、管理人の頭の中でパンクブーブーの優勝が決定しました。

そして予想通り優勝は満場一致でパンクブーブー。
笑い飯が満点を含んだ高得点を獲って会場を沸かした時には、誰がこんな結末を予想しただろうか…w

結局、無冠の帝王は今年も無冠のままでした。
笑い飯が、意図的に優勝を捨ててあのネタを選んだのか、それともガチで優勝を狙ってあのネタを選んだのか、それは管理人には知る術もありません。
ですが、順当に優勝するのではなく、無冠のまま、盛大なオチを付けてM-1のラストを飾った、という意味では、芸人としては最高だと思いました。
もしこれを意図的にやっていたのだとすると、素晴らしすぎる芸人魂です。

笑い飯は、M-1という大会に、確かな爪痕を残していったと思います。
8回連続出場しておきながら一回も優勝はありませんが、個人の最高得点記録は持っています。
これは、瞬発力に長け、非常に爆発的な力を出せた証だと思います。
今後いつまでM-1という大会が続くのかはわかりませんが、いつまでも、笑い飯の伝説は語り継がれるような気がします。(ちょっと大げさすぎかw





管理人が笑い飯好きということもあるんでしょうが、今回は笑い飯の一人勝ち、という印象でした。
結局優勝は出来なかったけれども、芸人としては、有終の美を飾れたと思います。
これからの笑い飯に幸あれ。
来年から、M-1で笑い飯のネタが見れなくなると思うと、ちょっと寂しいですね。

余談ですが、紳助の言動などから笑い飯は今年がラストイヤーという扱いになってましたが、何か公式の規定が若干変わったとかで、来年も出れるんじゃないか?みたいなことが色々なところで噂されていますね。
なのでもしかしたら、また来年も出るのかもしれませんね…w
無理でも、コンビ名変えて出たり違う芸人とコンビ組んで出たりしそうですが…w

新型芸人オーディション キリウリ

2009-01-05 01:16:59 | お笑い
何気なくふらっと見た番組だったのですが、多分ここ半年で一番なんじゃないか、ってくらい笑えて、非常に面白い番組だと思いました。

…といっても、そこまで笑えたのは「小島よしおの24時間タックル」だけで、他はそこまで面白くは無かったのですけどね…w
いやまあ、「オードリー春日の目覚まし土砂落とし一週間」と「たむらけんじのアンコウトライ」も、その他に比べたらまあまあ面白かったですけどね。
ただ小島よしおのだけが飛びぬけていた(個人的に)。
あとは、同じ番組とは思えないほど面白くなかった。

大喜利部分は普通に面白いし、実際に実行する部分もやるものによっては非常に面白いので、新規の番組としては珍しく非常に上手く纏まっていて、全体を通して多くの笑いを生み出せる良い番組だな、と思いました。
まさかこの腐りきったテレビ業界でこんな良番組が現れるとは。

しかしながら、出演芸人のほとんどは「死に物狂いになってまで10万円欲しくはない」と思ってしまうようなある程度収入が安定してそうな面々であるため(一部そうでもなさそうなのもいたがw)、簡単にリタイアしてしまうということが起きるのがちょっと残念というか、番組的に惜しいな、と思いました。
まあ本来ならば、芸人として、「ここで止めたら番組的にツマラン。面白くするためにはここで頑張らなきゃ」と、苦しくてもお金のためだけじゃなく番組のことやお笑いのことを考えて踏んばるべきなんですが、中々そうもいかないのが実情。
(そういう意味ではオードリー春日はかなり偉かったと思いましたね。ある程度売れてきてるので、一週間毎朝土まみれになってまで10万円貰いたいとも思わないでしょうに。あれぶっちゃけ今回の企画の中でもかなりキツい方だと思いますよ。掃除すんのも無茶苦茶大変ですし)
他はまだ良かったですが、特に最後のザコシシショウ(でしたっけ?)は酷かった。
もっと自分の発言に責任持てよ、と。
ほとんど何にも面白いこと始まってないのに早々にリタイア。
そしてヘラヘラ笑いながら「企画倒れだね」。
正直ここまでテレビの芸人に殺意が沸いたのは初めてでした。
ぶっちゃけ初めて見たし大して面白くも無い芸人が、何を調子にのってんだ、と。

話は若干それましたが、そういうのがあるので、とりあえず大喜利形式で企画を決めるのまでは一緒で、実際にやるのは別の人、という形にして、そしてその企画に合った賞金設定を宮迫が決める、という形にした方がいいのではないかな、と思いました。
どうしても自分がやるとなると「これは面白いけど自分がやるのは嫌だな…」と思って出し渋ってしまう解答も少なからずあると思うんですよね。
なので、とりあえず大喜利でドンドン面白い解答を出す→決まった企画に合う賞金を決める→その上で希望者を募り、複数の場合は宮迫の独断で指名。
こんな流れなら、もっと面白くなりそうだな、と思いました。
まあ、番組の趣旨とちょっと違っちゃってる可能性はありますが…w

いずれにせよ、久々に「面白い番組を見た」と思いましたね。
一つ一つの企画に当たり外れはあるにせよ。
個人的に小島よしおのは非常にツボに入って面白かったのですが、眠ってる最中も一時間ごとに襲われたり、朝方でも襲われたりする、っていうのを見たかったんで、あっさり中盤で終わってしまったのはちょっと残念でしたが。
いくら次の日も仕事だから寝なくちゃいけないとはいえ、そこは芸人なんだから頑張って欲しかった。
(例のガキ使の「笑ってはいけない~」などの罰ゲームでは、今は緩くなってますが昔は普通にほぼ寝られないような状況があった後、次の日普通に仕事、なんてこともあったんですから。それもあのダウンタウンが)

まあとにかく、とりあえずは次の放送が近いうちにあることを願いたいですね。
願わくば宮迫が言っていたように「レギュラー化」ですがw

ドリームマッチ09

2009-01-04 01:38:25 | お笑い
新年明けましておめでとうございます。
今年もマイペースな更新になるかと思いますが、どうぞ宜しくお願い致します。

さて、新年一発目の更新なわけですが、もう普通にいつも通りの書き方で書きますw
とりあえず最初はちょこっとこういう挨拶文でも入れといた方がいいかな、と思ってちょっとだけ書きはしましたがw



今年のドリームマッチは内村光良参戦ということで、前々からかなり楽しみにしていました。
「夢で逢えたら」をリアルタイムで見れなかった時代を生きてきた管理人ですので(一応生まれてはいましたが、3~4歳だったので見てても覚えているはずもなく…w)
、「松本」と「内村」のコントをリアルタイムで見るのはほぼ初めてだったわけです。
「共演」という形では、過去に歌番組で共演してるのをリアルタイムで見たことはありましたが。
松本人志と内村光良。どっちも好きな芸人であるため、非常にこの日が楽しみでした。

空気を読んでか台本だったのか、それは一視聴者の管理人にはわかるはずもありませんが、大方の予想通り松本×内村のペア誕生。
やっぱりここまで来ると、ネタの出来云々に関わらず見てみたいので(控え室のトークもかなり見たかったですしw)、まあ大体99%そうなるだろうとは思っていましたが、万が一ということもありえたので、決まった時はホッとしましたw

ネタ自体は、事前にもの凄くハードルが上がっていた割には、それを下回るような出来にはならなくて、「かなりスベってしまうんじゃないか」という不安を吹き飛ばしてくれる程の面白さはあったので良かったです。
普通に何度も笑えましたし。
個人的に、「ごはんですよ」と「色白」はかなり予想外だったので笑えましたw

結局優勝もこの松本×内村ペアになりましたが、まあ当然っちゃ当然ですね…w
ネタの出来に関わらず、最初からそうするつもりだったんでしょうし、やはり管理人もそれがいいと思いました。
M-1とかみたいに、賞金がかかってるわけでもなく、一種の「祭事」ですからね。



単純な面白さで言ったら、あとは宮迫×堀内ペア、大竹×小杉ペアも面白かったですね。あと意外とウド×井上ペアも面白かった。

大竹のペアは、いつも大竹がしっかりとしたネタを作るので、相方がある程度しっかりした人ならある程度完成度の高く、笑いも取れるコントになるのが強みですね。
まあ、完全に「ツッコミが微妙に違うさまぁ~ずのコント」になるってことなんですけどねw
管理人的にはさまぁ~ずのコントは好きなんでいつも笑わせて貰ってますが、嫌いな人は大竹のペアはあんまり高くは評価しないかもしれませんね。

ウド×井上ペアは、全く期待して無かったんですが、予想外に面白かった。
ウドのあのボケに、高圧的じゃなく鋭くも無いあの井上のツッコミが非常にマッチしてた感じがしましたね。



今回は全体的にレベルが高く、非常に楽しませてもらいました。
…ですが、やはり多いからなのか力量的にちょっとどうなんだ…って人が多かったからなのか、他に比べたらレベルの低いコンビがちらほらいたのが残念でした。
まあ、内村参戦は嬉しかったものの、何気に中堅・ベテランが減って(ココリコ、ロンブー、出川など)、もっと若いコンビが多く入ってきてしまったってのが不安要素ではありました。
バナナマンやブラマヨなんかはまだ良かったのですが、次課長やバッファロー五郎、TKO、世界のナベアツなんかは全くもって要らなかったですね。
(次課長の井上やTKOの木下なんかは、まあ結果的には良かったですが)
特に河本×木本、木村×ナベアツペアは酷かった。

個人的に…というか大部分の人はそう思ってると思うんですが、「ドリームマッチ」っていう番組タイトルなんですから、本当に「ドリーム」な面々でやっていただきたい。
ぶっちゃけ内村参戦でかなり「ドリーム感」がアップしたのに、今回の若手数組参戦のせいで、完全に相殺されていましたよ。

まあ、「出たくない」って言う芸人もたくさんいるんでしょうけど、出来る限りは頑張ってキャスティングしていただきたい。
今回の内村だって、元々松本×高須のラジオ「放送室」で「内村に出てほしい」と前々から言ってたのがやっと実現した、っていう話ですし。

個人的に一番現実的で、やってほしいと思う面子は、

ダウンタウン(浜田も司会ではなく参加)
ウッチャンナンチャン(南原も参加)
さまぁ~ず
雨上がり決死隊
キャイーン
ネプチューン(名倉や原田も参加)
くりぃむしちゅー
板尾創路

総勢16名、8組。
規模的にもこんな感じでやってほしいです。

これだけの面子を揃えりゃあ、確かに「ドリームマッチ」ですよ。
何かくりぃむは、上田が「出たくない」と言ってるという噂がありますが…w



ま、なんだかんだと言っても、くりぃむは第一回目以降出ていないのを見るとホントに上記のような理由があるのかな、とも思いますし、ネプの名倉と原田も、二回ホリケンのみで出場してるのを見ると断ってるのかなぁって気もしますから、あまりこれも現実的とは言えないかもしれませんが…^^;

とりあえず、来年も内村が出てくれること、それだけを願いたいです。
他の人とのコンビも、是非とも見てみたいです。
(ウドや大竹なんかとのコントは以前見たことありますがw)
とりあえず松本×内村のコンビは出来あがったので、これでもう内村を「ツッコミ側」に置いておく理由もなく、楽にやれるでしょうしw

M-1 グランプリ2008

2008-12-22 01:52:45 | お笑い
今年はバイトが入ってたので、初めてリアルタイムでは見れず録画で見ました。
ちょっと操作を誤れば結果をすぐに見ることも出来てしまうという恐怖(?)と戦いながら見ましたが、まあ何となく自分ならそれぞれのコンビに対して何点くらいつけるか、というのと感想なんかをちょっと書きたいと思います。

ではまずネタ順に、管理人が「このくらいだ」と思った点数を。
素人なので技術云々で点数をつけるわけにはいかないので、純粋に「どれくらい面白いと思ったか」で点数をつけています。

ダイアン:83
笑い飯:90
モンスターエンジン:85
ナイツ:83
U字工事:83
ザ・パンチ:85
NON STYLE:80
キングコング:70
オードリー:95

今回は、全体的にエンタやレッドカーペットに出てるようなコンビが多く、また初見はモンスターエンジンのみで、しかもネタを見たことあるコンビのほとんどは管理人的にあまり面白いと思ったことは無いメンバーだったので、ぶっちゃけあまり期待はしてませんでした。
というかあんまり楽しみではありませんでした。

しかし、エンタやレッドカーペット芸人だという「肩書き」を抜きにして見てみると、案外笑えるネタが多かったです。
唯一ほぼ笑いが起きなかったのはノンスタイルとキンコンくらい。
まああくまで個人的にですが。
そういう意味では、スベリまくってた去年よりは全体的には良かったんじゃないか、とは思いましたね。
ただまあ、詳しくは後述しますが、結果としては「んー…」という感じですが。
(これは優勝がノンスタイルだったから、という理由だけのことではありませんw)

ダイアンは、去年のネタよりは良かったですね。
まあ精神状態的にも去年より落ち着いて出来て更にネタが良く見えたのかもしれませんが。

笑い飯は、去年の段階で、「もうこいつら優勝する気無いだろw」と思ってましたが、今回はマジで優勝狙いに来てるネタ構成で来てましたね。
これを2004年か2006年、もしくは去年やれていれば…という感じで、ちょっと学習するのが遅すぎた感がありましたね。
ネタ的には、今まではテレビではほぼ見せたこと無い、主に舞台などでしか見せてなかったネタを持ってきていましたが、今年は普通にテレビでも何度かやったことのあるネタを持ってきていましたね。
毎年管理人的にはM-1で知らないネタを見れるのが微妙に楽しみだったので、今回は闘牛もむち打ちも何度か見たことあったのでその点ではちょっと残念でしたが、でもこの二つは管理人的には結構好きですし、「今回は良いネタ選びしたなー」って感じて、マジで優勝狙えるかと一瞬思いました。
まあ緊張のせいか哲夫の声がかなり上ずってた気もしましたがw
松本が微妙に点数低かったのが気になりましたね。
「自由にやるのではなく置きに行った」って感じが嫌だったから微妙に低くしたのか、そもそももう笑い飯自体飽きたのか知りませんけど、是非コメントを聞きたかったですね。

モンスターエンジンは、管理人は割と笑えましたね。
まあ点数はイマイチ伸びませんでしたが。
おそらく技術的な面で引かれたんでしょうが。

ナイツは、面白さ的にはボケ1:ツッコミ9って感じなんですよね。
ボケは数こそ出してるが一つ一つは小学生でも考えられるようなものばかり。
それを一つ一つ拾ってくツッコミが上手いですね。
ちょくちょくクスリとは笑いましたけど、全部ツッコミの力ですね。
(まあもちろん、どっちがネタ考えてるのかはわかりませんが、ボケとツッコミワンセット、という所も結構あるので、完全にボケは駄目、ツッコミ最高、と切り離すことは出来ませんが)

U字工事はちょくちょく笑えましたがボケのみでツッコミが普通すぎるのがなんとも。
その普通というか素朴さみたいなのが、逆に良い感じにしてるのかもしれませんが、ボケは良いと思うのでもうちょい化けそうな気はしますけどね。

ザ・パンチは、普通ならツッコミの「死んで~」に始まるあの上手く言おうとした言いまわしで笑うんでしょうけど、管理人的には「狙い過ぎ」な感じがして、ツッコミの言いまわしではあまり笑えませんでした。
(これは緊張してたせいもあるかも?)
逆にボケの方の、ボケ一つ一つが何気に笑えました。
なので、番組では唯一の500点台でしたが、管理人的にはちょい良い評価を。

ノンスタイルは、オンバトの時も優勝は腑に落ちませんでしたし、今までネタを見てあまり面白いと思ったことが無く、そして今回も例外なくあまり面白いと思いませんでした。
確かに、ボケもツッコミも「上手さ」はあると思います。
でも、管理人的にはそれがあまり「笑い」には繋がってこないですね。
まあその技術点を審査員の方々には高く評価されたんでしょうけど。
何となくこのノンスタイルの審査が終わった後、「あ、ノンスタイル優勝しそうだな」って思いましたね。

キンコンは個人的には大嫌いですが、そんな私情関係無しに見ても今回はネタが悪かったですね。
まだ去年のネタの方がだいぶ良かったと思います。
(まあそれは審査員の方々の点数にも表れていますが)
まあそれでも去年のネタでもあの点数は無い、とは思いましたけどね。
とにかく今回はぶっちぎりの最下位でもいいような出来だと思いましたね。
ザ・パンチが可哀想です。

オードリー。
今まで何度かネタは見たことあったし、ある程度面白いと感じる時もありましたが、今回のこの一本目のネタは、今までオードリーのネタを見た中で、多分一番笑いましたね。
おそらく今まではこの4分よりも短いネタばかり見てきましたが、管理人的にはこの4分はもの凄く丁度いい長さに感じましたね。
このコンビは、ボケの春日のキャラが強すぎてインパクトがあり目立ってますが、地味にツッコミが良いです。
いや、正確にはツッコミ「も」と言った方がいいでしょうか。
春日のキャラは、普通に面白いです。
ツッコミの方が大したこと無くても、それなりにはやっていける力は持ってると思います。
それだけ力のあるボケに、力のあるツッコミがくっついているのが、オードリーというコンビ。
一本目のネタは、おそらくかなり自信のあるネタを持ってきたんだと思いますが、それが功を奏し、二人の持ち味が存分に発揮された、非常に良いネタだったと思います。
管理人は最後にして一番笑いましたね。
笑い飯が好きなので、出来ればオードリーは落ちて笑い飯に残ってほしい、と思いながら見ていましたが、途中からそんなことどうでもよくなってくるぐらい、面白く感じましたね。
「あー、これは絶対点数良いし、これならこのまま優勝もあり得るな」と。
そしてその思惑通り点数はすこぶる良く、一気にトップに。
先程ノンスタイルの審査が終わった後にノンスタイル優勝するな、と思いましたが、この時点で、「あ、オードリーが優勝するかも」に変わりましたね。

で、最終決戦。
ナイツとノンスタイルは、一本目のネタよりはどちらも良かったな、と思いましたね。
しかし惜しむらくはオードリー。
一本目のネタではあんなに笑えたのに、最終決戦のネタでは良くてクスリとする程度で、「笑い」的には二本目のナイツやノンスタイルと同じくらいに感じてしまいましたね。
この三組のネタを見終わってから、また再び「ノンスタイル優勝するな」と思いました。
そして案の定ノンスタイルが優勝。
オードリーが一本目並みのネタを持ってこれたならば完全に管理人はオードリーを推すことが出来たのですが、どうにも上手くゆかず、「笑い」的には三組とも同じくらいに感じました。
なのでまあ技術力があるノンスタイルはそれだけ有利ですし、ノンスタイルが優勝でもまあしょうがないかな、と思いましたね。

結局、前半完全に死んでて後半サンド登場により盛り返した2007年とは真逆で、今年は前半は良かったが後半ショボくなっていった、って感じがしましたね。
オードリーが二本目良いネタ持って来さえしていれば、こんな風には感じなかったでしょうけどね。

今思うと、アンタッチャブル、フットボールアワー、笑い飯の三者が戦った2003年の最終決戦は懐かしいですし、かなりハイレベルだったな、と思いますね。
それだけ最近の若手は、良いのがいないですね。
オードリーはもっと良いネタをたくさん作れるようになれば、管理人的には中々良いコンビなんじゃないか、と思いましたが。
どうにもエンタやレッドカーペットのようなぬるい現場に慣れてしまっている、未熟なコンビが多いような気がしますね。
M-1は年々低レベル化してると言われていますが、M-1だけじゃなく、お笑い界全体として低レベル化が進んでいる気がするので、色々と変わらない限りは、M-1も低レベル化がどんどん進んで行きそうな気はしますね。

まあ、良い若手が出てきて、M-1の舞台を賑わせてくれるような展開を、切に願ってはいたいと思います。

「内P」SP 感想

2008-03-23 10:30:25 | お笑い
今回は、良い意味でも悪い意味でもいつも通りって感じの雰囲気でしたね。
この場合の「いつも通り」ってのは、SPの回ではなく、レギュラー放送の回のことです。
しかし、テロップが1つも無い、レッド不在、効果音が若干違う、出演者が時間の割に多い、というような要因により、ちょっと違和感は感じましたね。
特にテロップとレッド不在はかなり大きかったと思います。
テロップの件は、収録したのが17日らしいんで、おそらくそこまで手が回らなかったんでしょう。
出演者に関しては、さすがにあのいつも通りの時間であの人数は多すぎだとおもいましたね。
通常回で下剋上やるとしたら、大体いつも5,6人対5,6人って感じでしたから、今回8対8はやはり多すぎです。
この人数でやるなら85分はないと。
だから、あんまり目立ってない人が多くて、全体的に薄っぺらい印象を受けました。
内Pチームはさまぁ~ず・ゴルゴ・ふかわ・バナナマンで、若手はインパルスはすでに何回も内P出てたから抜きにして、麒麟・サンド・ナベアツ・芋、というメンツで十分だったんではないかなーって思いました。
まあ、ホントはレッドにも出てほしかったですが、今回は収録の日静岡に行っていたらしいので…

個人的には、レッドカーペットの代わりに笑わせ王をやってほしかったですね。
あとできれば危機的状況回避バトルも。
レッドカーペットは、やはり新企画ということもあってか、ちょっと不安定な感じもしたんで、微妙かなーって感じです。
面白いのも何個かありましたけどねw
個人的にツボったのは大竹&日村の「お父さ~んのセックス~♪」と「お父さ~んが暴力~♪」でした。
何故かかぶり物してる大竹の横で謎の踊りを踊りながらっていう構図が良かったですw
つーか、既に終わった番組で新企画やんなよ、って思いましたけどね…w

あと、今まで言われてるほど品川のことウザいと感じたことは無かったんですが、今日のなにがしのくだりはさすがにウザいと感じました。

今回のこれが、レギュラー放送の内のひとつで、来週もまたあるというならばこれでも満足なのですが、もしかしたらもう次は無いかもしれない…と思うと、ちょっと微妙だったかなーって思いましたね。
あと、今ニコに上がってるある時の下剋上の回を見たんですけど、同じ尺で同じ3本立てという構成にも関わらず、こっちの方は消化不良にならず、すごく楽しく見れるんですよね。
それってのはやっぱり、人数がこっちの方が少ないから一人一人にスポットが当たりやすく、しかもまた一人一人にスポットが当たる「笑わせ王」という企画があるからだと思うんですよね。
だからやっぱり人数を減らして、レッドカーペットもやるんなら一人でやってほしかった。
まあ、本音を言うとさっきも言ったように、レッドカーペットの代わりに笑わせ王をやってほしかったんですけどね…w

とにかく、これで終わりにはならないことを切に願いたいと思います。
そのためにはまずDVD!
これが売れなければ話になりません。
まあ前作と同じ構成なので今回も同じように売れてくれるとは思いますが…
売れたからといって、次もあるとは限りませんが、もしかしたら逆に考えを改めて、レギュラー放送復活!なんてこともあるかもしれないので(今のテレ朝じゃまずあり得ないと思いますが)、期待して待っていたいと思います(最低でも1年後DVD発売&SP放送)

泣けるバラエティ番組

2008-03-22 17:52:45 | お笑い
普通はそうだと思いますが、娯楽番組である「バラエティ番組」で泣くことは、まずありません。
意図的に感動的なシーンを設けた場合はあると思いますが、特にそういったシーンを設けているわけでもなく、普通に面白いところが多くて笑いまくっているのに、泣いてしまう、というようなことは滅多に無いと思います。

管理人は、今までの人生で一度だけそんな体験をした番組に出会いました。
『内村プロデュース』という番組です。
およそ感動とは無縁な、常に笑っていられる番組で、最終回も例外なく笑っていられました。
しかしそれと同時に、最終回では涙も流れてきました。
確かに「卒業式」という設定で、多少感動を助長するような感じではありましたが、内Pに興味無い人からしてみれば、泣くなんてことはまずあり得ない、そんな内容でした。
では何故涙を流したのか?
それは、今までのことが頭の中をめぐり、そしてもう「放送があるのは当たり前」と思えた日々は訪れないんだ、という思いからきていました。
後々、「内Pの最終回で泣いた」という人が結構たくさんいることを知りました。
それだけ、視聴者に愛されていた番組だったんだな、と改めて思いました。

今現在放送している番組の中に、果たして最終回で泣けるバラエティ番組はいくつあるでしょうか。
それぞれの「想い」にもよりますから、予想なんて出来るものではありませんが、ほとんど無いのではないかと思います。

意図的に感動的なシーンを設けているわけでもないのに、視聴者が泣く。
それだけ視聴者に愛されていた番組。
そんな番組を作り上げたスタッフは、どんな高視聴率を叩き出す番組を作ったスタッフよりも優れていると管理人は思います。
それだけに、レギュラー放送が終了してしまったことが悔やまれます。
もう、終了してから2年半も経ちますけどね。
しかも、未だに番組復活の声がいたるところで上がってるというのもすごいことだと思います。

そんな内Pですが、レギュラー放送終了後、短いスパンで放送されていたスペシャル版も最近ではめっきり放送されなくなり、去年の3月に放送されたDVD発売記念の30分番組を最後に、約1年もの間、何の音沙汰もない状況が続いたのでした。
もう放送されることは無いのかな?と思われていた矢先、急にDVD発売の告知がなされ、約1年ぶりにスペシャル版が放送されることになりました。
今回のDVD発売は、ちょうど1年前に発売された3巻同時発売のDVDの売り上げが良かったため、急遽決定したことだと思われます。
本来ならもうDVDを出すこともスペシャル版を放送することも無かったが、DVDの売れ行きがあまりにも良かったからまた発売しちゃおう、という商売的な臭いがするので、あまり素直に喜びたくないという気持ちもありましたが、もうDVDの発売もスペシャル版の放送も諦めかけていたところの吉報だったので、やはり嬉しかったですね。
こういうことになったのも、内Pが好きなたくさんの人がDVDを買ったお陰ですしね。

だからといってレギュラー放送が復活するということはおそらく無いとは思いますが、せめて1年に1回くらい、スペシャル版の放送をして欲しい。というのが今現在の率直な気持ちです。
ただ今回のスペシャル版、レッド吉田が出演していないっぽいというのが一つだけ残念なことです。
噂によるとちょうどロケの時期海外に仕事で行っていたからという理由らしいですが…
管理人は内Pメンバーの中ではレッドは1位2位を争うくらい好きなので、非常に残念です。
(出演しない、という点も確実な情報ではないので、普通に出てるかもしれませんが…w)
とにかく1年ぶりの「内P」、楽しみたいと思います。

今夜24時55分~
「内村プロデュース 内P軍団VS内Pを知らない若手たち」

追記:レッドが出演出来なかったのは海外ではなく静岡に行ってたかららしいです(オンエアより)

R-1ぐらんぷり2008

2008-02-17 17:52:33 | お笑い
去年もレベル低いと感じましたが、今年は、去年のがまあまあ良かったと思えるほどレベルが低かった。
M-1共々、年々レベルが下がってると感じるのは単に管理人の方に原因があるのかと思ってましたが、ネット上でもレベル低かったと言われているので、そうでもないんでしょうね。

今回は、マジで笑えなかった。純粋に「笑えなかった」。
クスリと笑うところはいくつかあれど、声に出して笑った箇所は一つもありませんでした。
管理人は今回決勝進出した人の中ではあべこうじが好きだったんで期待してましたが、あまり笑えませんでした。
(最近テレビで見たショートネタの何本かもそんなに笑えなかったので、飽きたor腕が落ちたのかもしれない)

本来なら一人一人細かく書くところですが、あまりにしょーもないネタばかりだったので書きません。
世界のナベアツと鳥居みゆきはネット上で(リアルでも?)かなり人気ありますが、正直この二人のネタで今まで笑ったことが一度もない。
もちろん今回も例外なく。
世界のナベアツことジャリズムの渡辺あつむは、昔虎の門とかに出てたのを見たことありましたが、その時は普通に面白かったです。
世界のナベアツとしてのネタは面白いと感じませんね(3の倍数系のネタしか見たことありませんが)。
鳥居みゆきは、女版猫ひろしにしか見えない。
猫ひろし自体が面白いと思わないので、この方も同様に。
キャラ自体は面白い要素を持ってると思うので、ネタじゃなく、バラエティ番組の中で上手く使われたら面白いんじゃないかな、とは思いました。
あと、よく可愛い可愛い言われてますが、まあ確かに可愛いといわれれば可愛い。
しかし、それとお笑いに何の関係が…?
鳥居みゆきの時だけ男の笑い声ばっか聞こえたのにはワロタw

優勝はまたしてもなだぎ武。
ぶっちゃけ、なだぎには出場することを自重してほしかった。
もっと若手にチャンスを与えろよ、と。
ネタ自体去年のディランネタより面白いと思えなかったし、優勝はねーな、と思ってましたがあっさり二連覇。
まあ、他が屑すぎましたがね…w
2位は芋洗坂係長(だっけ?)でしたが、どっちの方が笑ったかというと、こっちの方が笑った気がする。
まあどっちにしろ程度の低い争いですが…w

毎回決勝見ると、こいつらより面白い奴らいくらでもいるだろ、って思うんですけどね。
まあ緊張があったりで普段通りのネタが出来なかったりして、難しいんでしょうね。
準決勝でバカリズムがどんなネタをやったのかはわかりませんが、唯一安定して笑えるバカリズムは決勝に行って欲しかった。
あと今個人的なイチオシはゴー☆ジャスなんで、決勝まではいかなくとも準決勝には行って欲しかったですね。
まあ、4分のネタは厳しいのかもしれませんが…(ショートネタの方が爆発力ありそうなので)

それと最後に一言。
女の客がマジでウザい。
他の番組でも言えることですが、声で萎える。
「えー」とか「うわー」とか…ネタに一々反応すんなよ…

M-1グランプリ2007

2007-12-23 23:00:23 | お笑い
優勝:サンドウィッチマン
2位:トータルテンボス
3位:キングコング
4位:ハリセンボン
5位:笑い飯
6位:ザブングル
7位:ダイアン
8位:千鳥
9位:POISON GIRL BAND


さて、またもや予想が大外れしてしまったわけですがw
最終決戦に残った組で、トータルとサンドは、かなり良い勝負してたと思います。
一本目の流れと、最終決戦のネタ順でサンドが上回った、って感じですかね。
トータルはネタ的にも優勝できた出来だったと思うし、ラストチャンスだったから可哀想でしたね。
キンコンは、悪いですが全く笑えませんでした。
それでは一組ずつ見ていきたいと思います。

まず笑い飯。
思ったのが、お前ら優勝する気ないだろwwwということ。
2003年のネタで爆発して、2004や2005、また2006年のネタでは微妙だった。
どうやったら良い点数が取れるのか、アホでもわかると思うんですけどw
確実に、テンポの良い掛け合いがここでは評価されてます。
2003年の時のように、そのテンポ良いネタを3つ組み合わせたら、確実に最終決戦には残れますよ。
それを、何を血迷ったかモンローパターンのネタをしやがって…w
しかも、題材がロボットで、非常に伝わりにくいです。
優勝する気がなく、ただ単にやりたいことをやっているようにしか見えませんでした。
まあ、それが彼ららしいといえば彼ららしいですが…w

次にPOISON GIRL BAND。
また、最下位ですか…w
ネタもあんまり良くなかったので、妥当だと思います。
2004年の時のネタはすごく良かったんですけどねぇ…

次にザブングル。
まあ、全てが予想の範疇でした。
ネタもいつも通り。
このコンビよりももっと面白いコンビはいっぱいいると思うんですけどね。なぜ決勝に残れたかが疑問。

次に千鳥。
久しぶりの決勝ですが、ネタは微妙に今までと毛色が違うものでしたね。
今までのがあんまり受けなかったから変えたのかもしれませんが、今回も微妙で…w

次にトータルテンボス。
ここまでが最悪な流れだったので、非常に良い順番だったといえますね。
ネタ的には去年と同じくらいの出来だと思います。
一度オンバトかなにかで見たネタでしたが、面白かったです。
ここまででは、一番安定した実力を出せていたと思います。

次にキングコング。
点数に反して、管理人は全く笑えませんでした。
いや、別にアンチとかいうわけではないですが…w
なんていうか、勢いだけ。
勢いで誤魔化してる感が非常にありました。
ボケ自体もそんなに面白くないし、何より突っ込みが下手。ただ大声で突っ込んでるだけという。
まあ、良い思い出できたでしょうから、もうM-1には出ないではねトビで頑張ってくださいw

次にハリセンボン。
今までコントしか見たことありませんでしたが、漫才でもあまりかわりませんでしたw
予選で面白かったという声を聞いたので若干期待していましたが、期待外れ。
上沼だけ何故か高得点だしていましたが、他のみんながそうだったように、84~86ってとこが妥当でしょう。

次にダイアン。
ネタを見たことがなかったので、認知度も低いし、ブラマヨコースで爆発もあり得るかなーと思いましたが、ありませんでしたね。
ネタ自体も、そんなに面白くなかったです。

最後にサンドウィッチマン。
まさかサンドが来るとは、全く想像できていませんでしたw
普段はコントだからコントしか見たことなくて、そんなに面白いとは思ってなかったんですが、今回は漫才だったから(かわかりませんが)、面白かったです。
一ネタ目だと、完全にサンド優勝でしたが、最終決戦はトータルといい勝負だと思いました。
完全にネタ順と一ネタ目のインパクトのお陰でしょうね。
一ネタ目は、「焼きたてのメロンパン」が面白かったですw


敗者復活枠から優勝というパターンは今まで無いから、話題作りでやりそう、とは思ってましたが、ホントになってしまいました。
まあ、サンドは普通に面白かったんで、妥当っちゃ妥当だと思います。
ただ、そういう演出にするために、わざと決勝進ませなかったという考え方もあるっちゃありますけどね…

最終決戦のネタ順は、去年から引き続き順位ごとに選べる仕様になってたので、サンドが3番で言った時点で、もう優勝はサンドだな、って思いましたね。
やっぱりラストが一番有利ですからね。
それこそ、あまりにも酷いネタさえしなければ、確実に優勝できると思います。
そういう意味では、もう一ネタ目の時点で優勝がわかっちゃう感じなんで、元の完全に抽選という形に戻して欲しい気もします。

しかし、今回は優勝がトータルかサンドか、非常に際どかったので、その点に関しては久しぶりに面白かったですね。
2006年はチュート、2005年はブラマヨ、2004年はアンタッチャブルと、最近は一ネタ終わった時点で優勝がわかりきってるケースが多かったですから。


吉本のプッシュ枠がいなくなり、とうとう実力のある若手、ホントにその時面白かったコンビが優勝するという流れになりました。
こうなると、来年はどのコンビが優勝するのか、予想は全く出来ません。
これからネタ番組を見て、このコンビ来そうだなーって目星をつけていきたいと思いますw
実際トータルは最近来てるなと思ってたので、今回がラストチャンスでしたが、それなりの結果がついてきて管理人も嬉しかったです。

しかし、サンドが来年テレビに出まくるビジョン…見えないなぁ…w

M-1決勝進出コンビ決定

2007-12-10 22:34:05 | お笑い
キングコング(吉本興業 東京)
ザブングル(ワタナベエンターテインメント)
ダイアン(吉本興業 大阪)
千鳥(吉本興業 大阪)
トータルテンボス(吉本興業 東京)
ハリセンボン(吉本興業 東京)
POISON GIRL BAND(吉本興業 東京)
笑い飯(吉本興業 大阪)

上記8組+敗者復活枠1組。


さてさて、今年もM-1の季節がやってきたわけですが…
まずこのメンツについて一言いわせてもらうと、「パッとしない」。
千鳥・トータルテンボス・ポイズン・笑い飯と、二回以上出場経験のあるコンビがまず4組もいる。
そして、テレビでお馴染みのキンコンとハリセンボンとザブングル(ザブングルは他と比べたら少し知名度低いか…?w)。
唯一新鮮なのはダイアンくらい(M-1決勝進出経験無し、テレビへの露出もそれほどでもない、という意味で)。

最近(ここ一年くらい)若手のネタを見る機会が増えて、若手の名前も結構覚えましたが、このコンビとか決勝行くんじゃないかなー?って思ってたコンビが一組もいませんでしたw
何か、純粋に漫才ナンバー1を決めるためじゃなく、番組としての盛り上がり(このメンツで盛り上がるかどうかはわからんが…)を重視した選考に思えました。
まあキンコン・ザブングル・ハリセンボンあたりは、しっかりとした漫才というのをそんなに見てはいないので、わかりませんが。
そして、昨年に引き続き吉本以外のコンビが一組だけってのも気になる。
制作が吉本なだけに、やっぱり吉本びいきな感じは否めませんね。

最後に去年に引き続き今年の順位予想をしたいと思います。
去年はあまりにも外れまくっていて今見るとかなり笑えますw
本命:笑い飯
対抗:トータルテンボス
穴:ダイアン
大穴:POISON GIRL BAND

これでいきたいと思いますw

でも、難しいです。
その時のネタにもよるし、審査員にもよるし、空気にもよる。
普段の実力から推測することはほぼ不可能じゃないですかね(ものっすご話が支離滅裂になってるが…w)。

本命に選んだ笑い飯は、このメンツだと、良いネタをすれば優勝できるのではないかと。
対抗のトータルは、最近のネタを見ていて、前より面白くなったなーと思ってたので。(前回のM-1の時のネタも微妙に面白かったです。ただ審査員受けは悪かったですがw)
穴をダイアンにしたのは、完全にネタを見たことがないからですw
東京ではあまり認知されていないでしょうし、ブラマヨコースも有り得るのかも、と(吉本のプッシュということで)。
大穴のポイズンは、もしかしたら爆発を起こすかも…?という感じで。
管理人は割と好きですし、2004年の時のようなネタを持ってこれれば可能性はあるかな、と。

キンコン・ハリセンボンは、もうバラエティ番組で活躍してますし、審査員もその辺は空気読んで優勝はさせないでしょうw
だからこそこういうコンビは出てこないでほしかったんですけどね。
でもまあ、ハリセンボンは予選のネタはそれなりに好評だったみたいなんで、もしかしたらガチで選んだ結果なのかもしれないが…
ザブングルと千鳥は、全く優勝するビジョンが見えません…w
個人的にはまあまあ好きですけどねw

あとは敗者復活枠が優勝する可能性も高いかもしれませんね。
今まで敗者復活枠から優勝者が出たことはないので、話題づくりとしてやりそう。

例えヤラセであろうが吉本の策略であろうが、楽しみです。
なんだかんだ言っても毎回楽しみだし、毎回楽しめます。
笑い飯のネタは、初めて見るネタだとほぼ100%結構笑えるので、普段中々テレビでネタ見れないから楽しみです(出ても既出ネタばっかだし)。

しかし、笑い飯やトータルが優勝して、今のチュートやブラマヨのようにチヤホヤされるビジョンは見えないなー…w

細かすぎて伝わらないモノマネ選手権エピソード11

2007-10-05 17:06:43 | お笑い
約半年振りとなる通算11回目の大会が開かれました。
管理人はかなり好きで毎回必ず見てるのですが、多少の上下はあってもやはり総じて面白いです。

そして今回も面白かったわけなんですが、一つだけ気になった点が。
それは、比較的常連になってきていた人が何人か出なかったということ。
まずシューレスジョー。
小倉さんのネタでまずトップバッターを勤めるというのがここ最近の傾向でしたが、今回は出ませんでした。
あとは、前回も出なかったのですがアントニオ小猪木とサワー沢口。
サワー沢口は、「リアルに吐く人」でおなじみの人ですが、管理人は今まで出た人の中で一番好きだったので、二大会連続不出場というのは非常に寂しいです。
オーディションで落とされたのか元からオーディションを受けてもいないのかはわかりませんが、あの人はこの大会には必要不可欠ですw
ぜひまた出場してほしいです。

管理人が笑ったのを挙げたいと思います。
・360°モンキーズ杉浦双亮「イースラー」
もはや定番ネタです。序盤はまずこれで一笑い。
・ビタミンS中野将幸「実況のメリハリは忘れないアナウンサー」
管理人はそんなに格闘技は見ないんですけど、これは笑いました。
・代走みつくに「関東学連のスタッフ」
前回に引き続きものすごいワンパターンですが、何故か笑ってしまう。
多分あと2~3回見たら飽きるでしょうけどw
・惑星プラネット田島孝一「チャゲアスの飛鳥涼」
前回初めて見てかなり好きになったんですが、今回も笑わせてもらいました。
もはやモノマネというよりネタになってる気がしないでもないですけどね…w
・どーよテル
久しぶりの登場ですが、まさか出てくるとは完全に思ってなかったので、あの特注セットと共に笑いましたw
・直井たかし「アントニオ猪木」
結構前に何回か出てたっきりで最近はめっきり出なくなっていましたが、声はすごい似てて好きだったんで、今回久し振りに出場ということで嬉しかったです。
でも、若干声変わった…?
低い声は似てますけど、他は昔より似てなくなった気がしましたが…気のせいですかね。
・くじら「バーベキュースターシリーズ」
いつも通り笑いましたw今回は一回しか出番が無かったのがちょっと残念でしたね。
・博多華丸・大吉 博多華丸「川平慈英」
華丸の川平慈英のモノマネは初めて見ましたが、似てますねー。笑いました。
それにしても芸達者だ。前回の王監督も似てるし。
・花香芳秋「天野くん」
笑いのとことかはそんなでもなかったですけど、「それポン酢だよ」のとこ滅茶苦茶似てた気がしましたねー。
画面見てなかったら確実に本人だと思っちゃいます。

あと、「リアルゴリラ」はタイトルコールが笑いのピークでしたね…w
宝塚、宝塚ときて、最後決勝でいきなり「リアルゴリラ」って言われたらそりゃ笑いますよw
中身は、確かに腰の周りとかすごい似てましたけど、ちょっと笑えませんでした…w
現役高校生の万引き王子は、笑いは無いですけどすごいですね。
あれだけ芸を持っていたらさぞ人気者でしょうね。
優香もそれなりに似てましたね。
ただ、言葉の後に笑うところ(住みたいふふふふふ とか)は、優香というよりオタク役のロバート秋山に若干聞こえた…w

出来ればもう少し開催する間隔を短くしてほしいですね。
オーディションに1000人も集まるような人気企画なんですから。
出てない常連組が落とされてるのだとしたら、勿体無いですし。
次はまた半年後くらいだと思いますが、今から楽しみです。
管理人はサワー沢口が出てくれることを切に願っております…w