ものづくりあれこれ

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菜の花畑をつくる

2016年04月26日 10時53分20秒 | 福島県白河市東のお話
春爛漫、ここは福島県白河市東地域にある菜の花畑です。

  
  緑の里に見事に咲く菜の花畑。

七年間かけて、地域を活性化しようと「野出島プロジェクト」が生まれ育ちました。
蕎麦を育て、菜の花を育て、今は小麦も育てているそうです。
子どもたちのために守ってきた故郷です。

四月の終わり、菜の花は満開。

  

近くにある小野田小学校の子どもたちがもうじき、お花見遠足にやってきます。
子どもたちを喜ばせようと、スタッフの皆さんは、周囲の草刈りをし、花見台を作ることにしました。

  
  ボランティアの方たちは、軽トラに草刈り機を載せての参加です。

畑の中ほどに、菜の花の細道が刈りこまれていました。
ご苦労様ですねというと、「孫のためだっぺ。」とにっこりされました。

  
  歩いてみると、むんむん菜の花の香りがする。

子どもたちの背は小さいから、菜の花が上からよく見えるようにと、花見台が設置されました。
きっと、子どもたちは大喜びでしょうね。

  
  台の上から菜の花を見下ろして、はるか遠くに美しい新緑の山々が見える。

ああ、絶景かな!
近くにある小野田小学校の運動場からは、遠く黄色い菜の花畑が見えました。
遠足の日には、この道を歩いて行くのでしょう。

  


4月に白河市東に移住して、初めてこのプロジェクトを知りました。
これから、いろいろな楽しいイベントを計画しているそうです。
5月5日には、菜の花祭りがひらかれます。
詳しい情報は、「野出島地域活性化プロジェクト」のホームページを見てください。

福島県は、いいところがいっぱい。
私の住んでいる白河市にもいいところがいっぱい。

東日本大震災による福島原発事故で、福島県全体が風評被害で困っています。
放射能汚染による被害について、ほとんどの人が大きな誤解をしています。
「知らないこと」「知ろうとしないこと」が多くの人を苦しませていると思いました。

福島県産の食品は、詳しい放射能検査を行い、安全を確認したうえで販売されているとのことです。
今借りた家の庭や畑の放射能検査をしてもらいました。
どこも数値は基準値をはるかに下回っていて安全でした。
もっとこの地からいろんな発信をしていかなければ、理解されないのかなと思います。
微力ながら、私も発信していこうと思います。

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