ものづくりあれこれ

ものづくりで毎日を楽しもう!

フランスパン風のふすま入りパン

2016年06月19日 06時49分53秒 | 福島県白河市東のお話


これは、フランスパン風の外はカリカリ、中はしっとりよもぎパン。


雑穀を栽培されている方から、シコクキビのふすまをいただきました。
胚芽を含んで栄養満点です。


シコクキビの粉を引いた後残るふすま。

そこで、ふすまを入れたパンを作ることにしました。
いつものホームベーカリーを使えば、バラエティーに富んだパンが焼けるのです。
説明書を見ると、ふすまパンの材料が書いてあります。
焼き方は、フランスパン風にします。

普通のパンとフランスパン風のパンの焼き方には違いがあります。
スキムミルクを入れない。
砂糖を減らす。
イーストを減らす。
熟成時間は長い。

二通りのパンを考えました。
まずは、荏胡麻を入れたふすまパン。
次に、よもぎの葉を入れたふすまパン。
出来上がりのモチモチ感を出すために、米粉も入れています。
どちらもとても香ばしく美味しくできました。


よもぎを入れたふすまパン。よもぎの香りが食欲をそそる。

では、それぞれの焼き方を紹介したいと思います。

■■ 荏胡麻入りふすまパンの作り方 ■■

<材料>
強力粉  190g
米粉    80g
ふすま  大さじ3
荏胡麻  大さじ2
砂糖   大さじ1
塩    小さじ1
マーガリンまたはバター(食塩不使用) 5g
イースト 小さじ0.8
お湯   190cc(指で熱めに感じるくらい)

<ポイント>
荏胡麻は、軽く炒ってすりつぶす。

荏胡麻は殻が固いので、細かくすりつぶす。

米粉を入れるので、お湯で作ると粘りがよく出る。
こねたとき、触ってみてべとべとやわらかいときは、強力粉を追加する。
作るたびにやわらかさが少しずつ違うので、触ってやや固めに練る。
やわらかすぎると、へこんで形よく膨らまない。

2次発酵が終わり、いよいよ焼きに入るころ。



■■ よもぎ入りふすまパンの作り方 ■

<材料>
強力粉  190g
米粉    80g
ふすま  大さじ3
よもぎの葉(湯がいてやわらかくしたもの) 50g
砂糖   大さじ1
塩    小さじ1
マーガリンまたはバター(食塩不使用) 5g
イースト 小さじ0.8
お湯   190g

<ポイント>
よもぎは、春先に採って重曹でやわらかく湯がき、冷凍したものを使用。

解凍して細かく繊維を切って入れると、よく生地になじむ。
よもぎの量は、やや多め。好みで減らしてもよい。


練り始めは、蓬色が美しい。
蓬の汁があるので、お湯は入れすぎないこと。
練る途中、必ず生地を触ってみて水分を確認すると失敗が少ない。


知人から米粉をいただいてから、米粉パンの大ファンになりました。
自家製米粉入りのふわふわしっとりパンは美味しい。
ふすま入りフランスパン風のかりかりもっちりパンもまたまた美味しいできあがり。

焼き立てパンというのは、とても幸せな気持ちにさせてくれます。
焼いている途中、ときどきホームベーカリーの蓋をあけてのぞいてみるのも楽しい。
お世話になった人への焼き立てプレゼントとしても、大変喜ばれてうれしくなりますね。




コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 育つ野菜たち | トップ | トマトのお話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

福島県白河市東のお話」カテゴリの最新記事