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荏胡麻の種まき

2016年06月13日 19時00分30秒 | 園芸
  
  荏胡麻の種を手に入れた。植えてみよう。


福島に来て、初めて食べた食材があります。
荏胡麻です。

この荏胡麻は、シソの葉に似て白い花が咲くきます。
調べてみると、古くから日本でよく栽培されていて、種から搾った油は、食材だけでなく、油紙などの原料として使われていたとのこと。
後に菜種油が普及し始め、荏胡麻の利用が減っていったとのことでした。
今では、中部や東北の地域で特産品として生産されているようです。

葉っぱは、サラダや焼肉に巻いて食べます。
実は、ゴマと同じように、よく炒って細かくすりつぶして和え物にすると、まろやかな風味がただよいます。
健康にいい食品なので、ほかの料理にも工夫できそうです。
実からとれる油は、αリノレン酸が多く含まれ健康によい油なのです。

地元野菜を直販している「ふれあいの里」で荏胡麻を見つけました。

そうだ。
この種を畑に撒いてみよう。
そこで、育て方を調べてみると、私にもできそうだなと楽しみになってきました。
荒れ地を開墾して、種まきしましょう。

地元の人に話すと、「大変だよ」とのことでした。
確かに、小さな実をたくさん収穫するのは、大変そう。
母に聞いたら、昔は自給自足で、菜種、ゴマ、小豆など自分の家で作っていたとのこと。
特にゴマは、上手に採り入れて乾燥させないと、落ちてゴミが混り、よりわけが大変だったそうです。
心して、育てることにしましょう。

昨日、やっとのことで種まきをしました。
そして、今日は、待っていたかのように雨が降りました。
早く芽を出してくれるといいな。


<荏胡麻の育て方>

・特徴

 生育適温は、20~25℃。春に種まき。(4月~6月)
 湿気を好み、日当たりがあまりよくなくても育つ。
 秋に収穫。

・育て方

① 乾燥をきらうので、たっぷり水をやる。
  好光性種子なので、土はうすくかける。
  種まきの数日後に発芽する。
 
② 本葉が出たら、間引く。

③ 草丈20cm~30cm以上で枝葉が伸びたら葉っぱを収穫する。

④ 9月に開花し、花が咲いて花が落ちて30日ぐらいで収穫する。


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