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ものづくりあれこれ

ものづくりで毎日を楽しもう!

ひも結び手芸 「色紙のおひなさま」

2015年12月01日 15時34分56秒 | 手工芸

 ひも結びサークルで習ったおひな様の作品。


あれよあれよという間に、11月が飛んでってしまいました。
ものづくりのブログも、書こう書こうと思いながらも十分書けないまま、もう12月です。

書くということは、自分の生活を振り返ること。題材は身の回りにたくさんあります。
12月はささやかでも興味深い記事を探していこうと思います。

さて、本題に戻って、11月24日に、東京農工大学にある科学博物館内で、ひも結びサークルの講習会に参加しました。
今回のテーマは、「おひなさま」。
色とりどりの組みひもで結んだすてきなおひな様です。

 
 りりしいおびな。胴体の松結びと冠のけまん結びが美しい。

 
 彩り鮮やかなめびな。冠は、梅結び。

まずは、梅結びを練習してみました。
 
 後ろに梅の花、めびなの冠も梅の花で。

講師が、梅結びが一番難しいと話していました。
そう言われると、何が何でも覚えたいという気になりますね。
何度か練習して、やっとできるようになりました。
私流に覚えたやり方でやってみます。

■梅結びのやり方

これが、梅結びのやり方図。
 

まず、右にひもを丸めて持つ。
 

次に、左にもひもを丸めて中心でTの字のようにする。(①の図)
 

下の2本のひもを上に折る。(①の図)
 

右の輪を左下に折る。(②の図) 

左の輪をその上に重ねて折り、②の図で上げた2本のひもの輪に通し結ぶ。(③と④の図)
 

 
 左右に輪が2本、上に切れ端2本となる。

上の2本のひもを揃えて下に下ろす。(⑤の図)
 

左の輪をその上に折り重ねる。
 

右の輪をその上に折り重ね、⑤図の下ろした紐の間をくぐらせて結ぶ。(⑥の図)
 

花弁5枚を引っ張りだして、紐を引いて形を整える。(⑦の図)
 


ひも結びの技は、とても難しく、図を見ただけでは結べません。
基本の結び方があり、それを応用発展させてこのようないろんな美しい形が生まれたのでしょう。
シンプルで愛らしい手芸です。
何度も練習して、すらすらと結べるようになりたいと思います。

次は、胴体とおびなの冠の結び方を覚えてご紹介したいと思います。


 


 
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縄模様の入った毛糸の帽子

2015年10月30日 22時54分01秒 | 手工芸
  
  もっともっと・・・と色を重ねているうちに、晩秋の色となる。

  *** *** *** ***

秋深まる。

また、毛糸編みの季節がやって来ました。

 

色違いの毛糸が2個残っている。毛糸の帽子を編んでみようかな。

1個じゃ毛糸が足りません。2色の毛糸をどう組み合わせたら似合うでしょう。

 

立ち止りながら編んでいます。一段おきに色を替えて、目立たない感じにしてみよう。



輪針で縄模様を入れたデザイン。ちょこんと頭にのせるかわいい帽子にしてみたい。


 (完成したら編み方図をご紹介します。)

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ボビンレース織りをやってみる

2015年10月10日 22時21分12秒 | 手工芸
ボビンレース織りの基礎をやってみることにしました。先日、レース講習会に参加して織った蝶の模様がとても気に入ったからです。

 部品は、4枚の連続した羽と身体でできています。
 

 組み合わせると、蝶のデザインになります。
 

必要な材料を注文して揃えて、蝶を織ってみました。コルク板があったので、ピンを刺しながら、習った手順を思い出し、たどたどしく織ってみました。
はじめに織った模様に重ねて織る部分では、糸が引っかからないよう、ピンを土台に深く押し込んで作業するのですが、コルク板では、ピンを深く刺すのは無理でした。

さて、困ったな。せっかくボビンを買ってやる気になっていたのに。

ピンを刺して作業する時には、クッサンという土台が必需品です。正式なものを買うと、とても高価なので、簡易版として、発泡スチロールの素材のもので代用できると紹介されていました。約60cmくらいの円形で厚みがあるものです。

私は、箱型の発泡スチロールの箱を利用することにしました。厚みも大きさもあるので、上に布張りの丈夫な土台を縫って乗せれば、充分作業に使えると考えました。

 
 白布の裏に厚めの不織布(アイロンで糊付けするタイプ)をはり、ミシンで縫って作成。

白布の台紙を発泡スチロールのふたにピンで固定し、さっそくレース織りをやってみました。

 
 手作り簡単クッサンは、自由に動かせて使いやすい。 

 
 発泡スチロールなので、ピンも立ちやすい。

ボビンレースを学ぶためには、基礎が習える参考図書が必要です。ネット検索すると、現在発行されていないものばかりで、中古品を何とか入手しました。とても分かりやすく解説された本でした。

参考図書 「華麗なクラシックレース ボビンレース」 光平一子 著   発行:日本ヴォーグ社 

一つずつ簡単な模様始めて、かわいいレース模様を編んでみたいなと思っています。
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ボビンレースで「蝶」を織る

2015年10月01日 10時21分21秒 | 手工芸
東京農工大学科学博物館友の会主催「レースサークルの講習会」に参加しました。
素敵なレース織りの飾りをつけたポーチが出来上がりました。

  
  繊細な模様が自分で織れた。

いくつかのボビン(糸巻き)をくぐらせてレースを編む手芸です。細い糸を織りあげるのは、手間がかかりますが、織り方を覚えるとすいすい編めました。昨年に引き続き2回目の参加だったので、やり方に不安もなく、楽しんで作業ができました。

  
  編みかけのボビンレース織り。

これは、蝶の図柄の台紙です。アイロン台風の作業台があり、その上に虫ピンで形を固定しながら織り進めます。

  
  蝶の羽と右は、その身体の図柄。

ボビンの糸巻きの準備は、講師やサークルのメンバーの人たちがすべてそろえてくれていたので、私達はすぐに織る作業に入りました。糸はレース糸で、長さは、図柄の大きさの3倍くらい用意するとのことでした。

材料は、40番レース糸 5ペア(1ペア150cm)必要です。一本の糸の両端にレース糸を固定しボビンに糸を巻きます。150cmの細い糸を両端から同じように巻いていくのは、細かい準備ですね。
羽は、綾織で、身体は平織です。それぞれ、糸のくぐらせ方が違っていました。

  
  ボビンの糸をもつらせないように、順序良く繰り返して編んでいく。

だんだん蝶の模様が出来上がっていきます。いいデザインだなと思います。

  

身体の部分も織り、最後に縫いつけました。ポーチの上に位置を決めて、周りを細かく縫って形を崩さないように留めます。
素敵なちょうちょが出来上がりました。

  

上級コースになると、だんだんレース糸が細くなるので、目が見えにくい人には難しそうです。サークルの方たちが制作されたものが展示されていて、どの作品も細かく美しい模様で、素晴らしい出来栄えでした。

簡単な織り方で構わないので、道具が手に入れば、またやってみたいなと思っています。

  


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へちまのひも付きたわし

2015年09月23日 14時26分44秒 | 手工芸
  

これは、へちまのたわしで作った入浴用たわしです。これを作るきっかけは、夫の「ひもをつけてみたら?」の一言でした。そして、閃いてこんな形になりました。
とっても素敵なボディーたわし。2種類作りました。使うのが楽しみです。

  


夏の間に実ったでっかいへちまの実を今年こそ、たわしにして使ってみよう思いました。去年は、種を採っただけで、たわしに至りませんでした。何といっても、長い間水につけて、悪臭と闘いながら皮を腐らせ繊維だけを取り出すというやり方は、考えただけでもぞっとします。街中のアパートで出来ることではありませんから。

作る過程では試行錯誤でしたが、結果うまくできあがってよかったです。ボディたわしに至るまで、その作り方を書いてみましょう。

■へちまの実からたわしを作る

悪臭やゴミをたくさん出さないやり方がいいので、生からたわしをとりだす方法を考えました。
実を適当な長さに包丁で切り、皮をむきます。表皮だけむいて、繊維質を残すようにします。
水につけて柔らかい部分や種を出すようにして良く絞ります。

2~3日水を替えて、良くもみ洗い。きれいなたわしが取れたので、お風呂で使ってみると、とても気持ちよく身体を洗えました。ただ、良く洗っても臭いが気になるので、熱湯で煮ることにしました。

煮あがったら、冷水にとり、よく絞ってゆすぎ、干しました。2~3日でよく乾きました。
  

へちまの実がまだ完熟していなかったため、細い部分は繊維が柔らかく、きれいなたわしになりませんでした。垂れ下がった下側の太い部分を使うと、丈夫なたわしになりました。

後でネットでへちまたわしの作り方を調べてみると、やり方が似ていました。紹介されていたやり方では、輪切りにしたへちまを皮ごと鍋で煮て皮をはぐとありました。その方が、難なく皮がむけると思います。


■たわしにひもを通す

身体を洗うために、へちまにひもを通すことにしました。長めのゴム通しに飾りひもをつけ、へちまの穴に通します。丈夫にするために、4本ひもを通し、結びます。

  

■取っ手の紐つけ

ひもを握りやすくするため、筒に縫った布に綿を入れることにしました。
  

綿を固定するため、ミシンでや手縫いで縫います。たわしに通した紐に縫い付けて出来上がりです。
赤い布にしたので、かわいいたわしになりました。


  

へちまたわしは、乾いたら丈夫で、水に浸すと柔らかくなります。難点は、使用後に良く洗っても、乾かすうちに異臭がつきやすいのです。ネットに入れて、毎回洗濯し、よく干して使えば長く使えそうです。

へちまの実がたくさん採れたら困るなと思っていたけど、こんなたわしなら誰かにプレゼントしてもいいですね。



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