日曜日は松山駅から、JR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」の4つあるルートの中から
今回は(八幡浜編)に乗車。 *松山駅発(13:31)→ 八幡浜駅(15:50)
「伊予灘ものがたり」については ↓JR四国のこちらのページをご覧下さい。
一人は用事があり、先に午前の飛行機で東京に戻ったので
3号車の個室「陽華の章」のFiore Suite(フィオーレスイート:定員2〜8人)を6人で利用。
*1人分の費用 ⇒
乗車券(1,300円)+特急券(1,200円)+個室料(28,000円 ÷ 6人)+食事代(5,500円)
ちょっと贅沢なのかもしれませんが、個室ではない1号車・2号車でもグリーン代金はかかるので、仲間だけで周囲に気兼ねなく寛げる「陽華の章」を選んで大正解でした。
とても人気のあるこの列車・・座席を予約できるか心配でした。
個室を予約できたことは、幸運だったとしか言いようがありません。感謝!!
*昨日のNHKあさイチ〈丸山礼さんと行く愛媛旅〉のコーナーでも「伊予灘ものがたり」が紹介されたそうです。
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松山駅から伊予灘を眺めながらのレストラン列車旅!\(^-^)/
心温まるお見送りを頂いて始まりました。
3号車に足を踏み入れて、まず感激☆
随所に愛媛県の工芸品を使った設えになっていて、居心地が良かったことこの上なく!
それは多分設備だけでなく、アテンドの方の温かく細やかな気配りが行き届いた空間だったことにも依ります。お陰で快適で楽しく、ご機嫌に過ごした2時間半の列車旅でした。
車窓の風景に加え、テーブルより一段高くなっている鏡面テーブルに、空や車窓が水鏡のように映し出され続け、広がりのある美しい演出になっていたのも印象深かったです。
たくさんの魅力が詰まったこの列車旅の、何から紹介しようか迷います。^^
乗車まもなくのウェルカムドリンクの後、食事が始まりました。
この季節の八幡浜編は、地元で人気の restaurant 門田 のミニフレンチコース。
旅行中は和食が続いていたので、フレンチは嬉しかったです♪♪
数種類あった砥部焼の器から自分の好みで各自選べたのも素敵!!
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上の画像(JR四国のHPより)↑からもわかるように、車窓は伊予灘の海だけでなく、伊予長浜駅をすぎると内陸へ向きをかえます。
・・もうすぐ下灘駅。
鉄道好きなら知らない人はいないと思う、青春18切符のポスターにもなった駅。(1998年冬・1999年冬・2000年冬)
この駅で、10分弱停車します!
降り立ってみたかったのです!!ドキドキ
その「下灘駅」に到着☆ 14:14 ☆\(^-^)/
ああ、興奮の極み 🎶
乗客はもちろん、この駅に撮影のためだけに来る人もたくさんで、ホームは一気に人で溢れました。
私も舞い上がってしまい、海と並ぶ構図での「伊予灘ものがたり」の写真を撮りそびれました〜
まあでも、みんな撮りたがっていたので無理だったと思う。^^;
友人たちと、この列車でこの駅に降り立てただけでも幸せ♡
名残惜しいですが、下灘駅を出発。
一駅先の「串駅」の辺りでは徐行運転。 ↓ 本村川橋梁から見る伊予灘の波打ち際が見えます。
さらにもう一駅先の「喜多灘駅」には ↓ホームに大洲市と伊予市の境界線が引かれていました。
「五郎駅」では、たぬきの五郎駅長と可愛い子ダヌキちゃんたちがホームでお出迎え。
私たち3号車内だけでなく、1号車・2号車でも大歓声が上がっていたはず。(^。^)
「伊予大洲駅」を過ぎると、大洲城が見えてきました。
手前の清流は、肱川。
大洲城の横にはためく白い旗は、地元の方々が伊予灘ものがたりが通過する時間に、応援して振ってくださるようです。
五郎駅・伊予大洲駅だけでなく、沿線のあちこちで私たち乗客を歓迎して下さる横断幕や手振りがあり、地元も一体となって「伊予灘ものがたり」を盛り上げているのが感動的でした。
「伊予平野駅」↓で10分強停車。目の前は田んぼ!!
次の次の駅が、終点「八幡浜駅」。・・到着、15:30。
温かいおもてなしと優しさに包まれた2時間半。
お世話になり、本当にありがとうございました。
八幡浜駅のホームに降り立ち、「伊予灘ものがたり」と一緒に集合写真。
今写真を見ても、みんな揃って「興奮冷めやらない」って顔をしています。\(#⌒_⌒#)/
八幡浜駅から松山空港までは、空港バス(肱南観光バス)で戻ります。
近くのコンビニで飲み物など買い込んで乗り込んでみると、乗客は私たちだけ。(^。^)
後部座席に固まって座り、ぺちゃくちゃ。これもまた楽しかったです!
空港からは、それぞれ JAL・ANA の最終便。思い出深い旅を終えました。 〜 ✈︎ 🌙
*メンバーの知り合いが、沿線から私たちが乗車する列車を動画で撮って下さっていました。
ありがとうございます。
頂いた動画は ↓ 記念にYouTubeに入れてみました。(^^)v
🚃【伊予灘ものがたり(八幡浜編)】
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*旅を終えて ..〆(。。 )
それにしても、2泊3日朝から晩までよく遊びました。
『四国旅行(香川・愛媛)①』でも書いたように、大人になってから友人たちと(しかもこの人数!)で旅行をするのは初めてだったと思います。
家族旅行とは違う新鮮な旅になりました。
この年齢だからこそ助け合わないといけないことばかりでしたし、各人のペースでそれぞれ無理をしないようにするのも自然なこと。
旅の記憶はいつも自然の色で彩られますよね。
初夏の旅で、麦秋(麦の秋)を見たのも新鮮でした。
かたや田植えしたばかりの若い早苗、一方には黄金色の麦畑があったのです。
今年は色づきが早い枇杷があちこちでたわわに実り、それを見ながらみんな故郷の父母の話に。
私も、枇杷を見ると実家の父を思い出します。
小豆島では瀬戸内海の静かな青に、こんぴらさんでは深い緑に包まれ、
手打ちの白いうどんをありがたくすすり、道後温泉では湯の匂い・夜の色。
松山城からの眺めは甍の波。天守閣を通り抜ける風。切り立つ城壁。
明治時代の独特な気風を感じた、坂の上の雲。
レンタカーの中では、顔は見ないのにみんなの声が飛び交っていた声の記憶。
今回の旅は、自然の中を走る蜜柑色の伊予灘ものがたりで鮮やかに締めくくられました。
いつも旅から帰ると、写真を整理しながら反芻して味わうのが好きなので、今回もまたブログの記事にまとめてみました。
楽しかったね ♪ みんな、ありがとうね〜!(^。^)ノ
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