四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

ほっこり、真綿紬

2016-01-23 | 着物コーディネート
さすがに大寒の時期です!この冬一番の寒気がやってきました
週末の天気予報図には、日本列島各地でマークが並んでいます
東京も今夜は雪が降るのでしょうか・・

寒い中、今日も生徒さんがお稽古に来て下さいました
ありがとうございます
鹿の子絞り?と思った対丈(フルレングス)のコートは、近くで見せて頂くと織りの鹿の子模様


全身すっぽり包んでくれる対丈のコートは、やっぱり暖かいですね
着物は首筋と袖口は開いていますが、他の部分は下から何層もの重ね着になっているので見た目より温かいと思います
衿巻きと手袋をすればもう完全防備☆

さて、教室でコートを脱がれ・・と、着物は真綿紬
産地は生徒さんの紬と私のものはそれぞれ違いましたが、冷え込む今日は私も同じく真綿紬を選んでいました

紬糸ではなく生糸で織られた大島紬や黄八丈のようなしゃきっとした平織りの紬に比べて、真綿から手紡ぎした紬糸で織った真綿紬は地厚なのに柔らかくほっこりとした温かい着心地

そのためどちらの紬もお持ちの方は、同じく袷に仕立ててあっても季節の体感で着分けていらっしゃる方も多いようです

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今日の生徒さんはこちらの教室ではお稽古3回めの方ですが、着物歴は長い方down
帯結びの手順は、生徒さんが慣れていらっしゃる「お太鼓を予めセットする」という方法を踏襲させて頂いており、私なりのアドバイスを差し上げるようにしています
1本だけ仮紐を使って頂くことでやりやすくなられたようで良かったです♪


着崩れの直しながら自分に着心地よく着ることや、帯締めや帯揚げを丁寧に結ぶことを習慣にするだけで、着物を身近に感じますよね
自分に巻きついてきてくれるような一体感を覚えながら、愛着が増していく気がしています
畳みながら優しい気持ちになるのも、普段洗濯物をたたむ時とはちょっと違うかも.. (^^)

明日の日曜日には寒緋桜を見に行ってみようかなあ~と思っていたら、今日はこの帯を締めていましたdown



年末年始に緩みかけていた寒緋桜の蕾は、この寒さで固まっているかもしれません(^_^;)

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