四季に暮らす

季節の着物、食卓、ベランダの植物たち
和と洋が仲良く並んでいるような衣食住の風景

九寸名古屋帯の閂(かんぬき)止め

2020-10-23 | 着物まわり
今年は、箪笥の中の1枚1枚を広げて確認しながら、着物の整理と手入れに時間をかけています

風を通して、アイロンをかけたりたたみ直したり、洗いに出したり・・
その中で、綻びかけていた閂止め(かんぬきどめ)を直した名古屋帯も2本!

下の写真はそのうちの1本、閂止めの部分です


九寸名古屋帯は、胴に巻く手先は半分の巾になっていて、お太鼓巾に広がるたれとの境界は、このように三角に折り畳まれて縫い止まりになっています
この部分に「閂(かんぬき)止め」を施します

着付けの過程で、たれの帯巾を広げる時、そのたびにここには力がかかり綻びてしまうことがあります

生徒さんと一緒にお稽古をしながら、手本にして頂くために強調して広げる動作をすることも多く、綻びてしまったようです

「閂止め」をネットで検索すると、和裁士の方のブログでわかりやすくやり方を解説しているのを見つけて、私もそれに傚いながらできるようになりました!

着物の身八つ口や、長襦袢の袖口にも施されている縫い止め手法で、できるようになっておくと重宝します(*^^*)

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