子宮内膜症による卵巣のう腫と付き合う

さなの治療、手術、術後の記録

入院二日目

2011年01月22日 | 日記
さて、昨夜の下剤で一応少しはお通じがあったものの、
今日は2リットルの下剤で完璧に腸内を空っぽにするとのこと
ニフレックという名前です。

よって、今日一日の食事は絶食ではないものの「無残渣食」という
流動食みたいなものとなるそうです。

朝食:みそ汁の上澄み、玉子豆腐、高カロリードリンク(麦茶味

昼食:重湯、プリン、高カロリードリンク(コーンポタージュ味)

さて、昼食後からいよいよ始まりました。
2リットルの下剤をゆっくりと飲むのです。
大体一時間で1リットル、つまり15分で250ミリという計算です。

付き添ってくれていた姉としゃべりながら、時計を見つつ飲んでいきます。
味は、看護婦さんの言っていた通り、ポカリスエットのレモン味みたいです。

ずいぶん長いこと何も起こらず、1時間ほど経過したところで、急にトイレ往復が始まりました!
行って戻ろうとする途中にまた…

いや、個室でよかった!
みなさん大部屋の方々は、どのようにしてこれを乗り越えているんだろう?
トイレとの距離が近くないと、これは大変ですぞ。

しかし痛みはさほどになく、とにかくシャーシャーと洗い流すように出ていきます。
4~5回トイレに行ったところで、ナースコールを押して出したものを確認してもらうように言われています。
4回目に呼んでみました。
が、微妙に残渣があり、やり直し~。
6回目くらいでOKが出ました。やれやれ。

しかし不思議なのが、この後です。
こんな思いをして腸内を空っぽにしているのに、食事していいんですか?
無残渣食とはいえ、食べていいの?本当に??

不思議に思いながら、夕飯も食べました。

夕飯:重湯、茶碗蒸し(中に何故かささみの固まりがゴロンゴロン)、ゼリー、高カロリードリンク

茶碗蒸しの中のササミはさすがに食べる勇気がありませんでした。
どう考えてもこれはダメでしょー自己判断で、夫に食べてもらいました。


さてさて、腸内洗浄もばっちり。
「いよいよ明日だね」夫と話しながら、ドキドキ。

どこまで摘出するかはこの時点で決まっていなかったものの、何となく卵巣はもうダメだろうなという気がしてならず、夫に伝えました。
「最後かもしれないから、卵巣ちゃんバイバイしてあげて」と。
お腹をサスサスとしてくれました。

この夜は、ベッドに入ってからお腹に神経を集中させました。

卵巣さん、今までありがとう。
本当にありがとう。
明日は、うまく剥がれて下さい。お願いします。
直腸さんから、つるりんと剥がれてね。

手術がスムーズに行くことをお祈りしながら眠りにつきました