子宮内膜症による卵巣のう腫と付き合う

さなの治療、手術、術後の記録

MRIなど検査結果

2011年01月12日 | 日記
MRI検査の翌週、検査結果を聞きに行きました。

このときまだ状況が分からず、腫瘤の内容が悪性の可能性もないわけではなかったので、心配した家族が一人で行かせることに反対し、夫と姉が付き添ってくれました。

狭い診察室にドヤドヤと三人で入って行きました。

パソコンの画面が見えていました。

血液検査の結果が表示されていますが、腫瘍マーカーの欄が赤く反転しているのがチラっと見えました

先生:「え~と検査結果ですね。血液検査ですが、目立った異常はありませんよ。腫瘍マーカーが上がっていますが、これはおそらく子宮内膜症によるものです」

わたし:「え?ほんとですか?よかったぁ~」

先生:「MRIを見たところ、チョコレートのう腫です。卵巣が両側とも子宮と、さらに直腸と癒着して一つの塊みたいになっていますね。今のところ、悪性の所見はありません」

というわけで、とりあえず大きな心配は一つクリアしました

今後の治療方針としては…

・ホルモン療法による偽閉経

・両側卵巣のう腫摘出(右側卵巣摘出)

・内膜症病巣の減量、焼灼、癒着剥離

手術の方式については、帝王切開のときの傷で内部が癒着している可能性が高く、腹腔鏡は危険で使えないとのこと。開腹するしかないとのことでした。


直腸との癒着と言われ、ここで思い出したことがあります。

次男を帝王切開で産んだ後、一年くらい経った頃だと思います。生理のたびにとてつもない排便痛に襲われていました。それはそれは、お産を再びしているかのような、とんでもない痛みでした。

しかし生理初日と二日目くらいだけの話で、通り過ぎると何でもなくなってしまうため、私は帝王切開の傷が腸と癒着してるのかな、くらいに安易に考え、病院を受診することもありませんでした。

今から思えば、あの時に癒着が始まっていたのでしょう。

正に内膜症からくる痛みだったのでしょうが、無知だったばかりに放置してしまいました。

更には、脇腹が痛くなる半年くらい前から、急激に下腹部が太ったり、また生理前になると下腹部がやけに膨れ上がったりしていました。

しかしこれも「アラフォーのなせる技かしら?」などと気にも留めていませんでした。

本当に「知らない」のは怖いことですね