goo blog サービス終了のお知らせ 

サンズ・トーク

自分を越えたい。時にそう思っている中高年の記。

昼にお好み焼き

2019-10-28 23:28:46 | 身辺あれこれ
高齢者となって、妻と二人暮らし。
時たま、昼食に妻がお好み焼きを焼いてくれる。

肉が敷いてある。キャベツがぽってり。
おかかや青のりがまぶさっていて、ソース、マヨネーズをまとっている。

はるか昔、終戦後、モノが乏しかったころ、私、芦屋で高校に進学した。
中学までは、外でものを食べることはしなかった。
でも、高校に入ると、遠からぬところに三八通り商店街があった。
そこにお好み焼き屋があって、同級生らと帰り道に食べに寄ったもんだ。
母からいくらか小遣いをもらっていたり、そんな懐具合を測りながら、友とお好み焼きを焼いて食べたもんだった。
豚肉の入ったお好み焼きは高くて、余り食べられなかった。
イカのはいったのとか、キャベツとメリケン粉の素焼きみたいなのも食べた。
払える範囲でたべたり、友が多めに出したり、がきどもでワイワイ楽しんだものだった。

あるとき、友のひとりが、店頭にある福助人形のまねきの顔にソースでお化粧したから、あとでおかみさんにとっても叱られた、そんな思い出があったりするのでした。

思い出して、ひとり微笑んだりするので、妻が何? というんだ。
はるか昔の話。
当時のあいつらとは、今も電話やメールでの行き来があったりする。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。