最終にページを開けると、12月の絵は函館の雪景色が出てきました。
懐かしや函館。
私は、昔、函館の弥生小学校の6年生だったかな、それから同じ校舎の新制中学に上がった過去があります。
終戦直後で、およそ何もない、厳しい日本の有様でした。
でも、私の中の函館は、めくるめく、とっても素晴らしい記憶に彩られているのです。今でも。
あの小学校は、明治時代、石川啄木が代用教員を務めていた歴史があります。
立待岬に、啄木の記念碑がありました。
東海の 小島の磯の白砂に 我泣きぬれて 蟹とたはむる
私が函館にいたころ、こんな港の見える坂道に住んでいました。
それはさておき、今年は新コロに振り回された1年でした。
おかげさまで、旅にも行かず、東京にさえも行かなくて、ひたすら閉門、蟄居していました。
西新宿、赤坂、新橋などの消息も、すっかり途絶えてしまいました。
来年だって、ほぼほぼ似たような展開になるのだろうと思っております。
だけど、私の範囲では、新コロに感染したという人はだあれもおりません。
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