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サンズ・トーク

自分を越えたい。時にそう思っている中高年の記。

終戦後74年目の夏

2019-08-18 21:46:33 | 時の話題
このところ、暑さも暑し、部屋に中で冷房に救われています。
そして、部屋の中にいると、テレビが身近な、ひとつの愉しみ。

今年は、終戦後74年目という、関連のテレビの話題が目につきます。

そんな関係で、昨日も、終戦間際の小学校の朝礼を思い出して、ブログに書きました。
炎天下の小学校の朝礼で、学童が立ち眩みで倒れる記憶を書きました。
朝礼で倒れるのを、何というたか。すると、ブログの読者、sadさんから、それは日射病というた。
と知らせてくださいました。うむ。そうだった。

ところで、終戦前後の小学生として、私の経験、記憶があります。
戦況は次第に不利となって、小学生も戦争のお手伝いをしました。
それは、学校の授業時間に、全員で松林に行き、松の木の根っこを掘り上げるのです。
何故か。松の木には樹脂があります。根っこを掘り上げて供出するのです。
日本は、石油が足りなくて、松の樹脂を取って、動力源にするというのです。
松の根っこの油で、飛行機が飛ぶんか?
あまりかけ離れた感じなので、私らの掘った松からどれほどの燃料ができるのか。

誰もが、ぴんと来ない気分で、松の根を掘ったのでした。
いまでも、それのことを「松根油」(ショウコンユ)と覚えているのです。

そのあと、程なく僕らの小学校は、空襲で全焼し、日本は、戦争に負けました。


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