手品の探求家

手品グッズ、DVDなど、手品について語っていきます。

Creator Works

2008-10-10 20:53:45 | 日本人マジシャン関連
Creator Works

奈良のマジシャン長尾優さんのDVDです。

・Goes and Comes
(デックに入れた客のカードが4枚のカードに移動し、またデックに戻る)
・Coin thru Cardcase
(サインしたコインが未開封のカード・ケースに入る。)
・Easy Estimation
(客が指定した回数目のカット時に客のカードを現す。)
・Coarse Triumph
(slop down shuffleを用いる手順)
・Rising Card 2007
(新しいギミック・カードを用いるライジング・カード)
・F.T.G.Control
(すばらしいトップ・コントロール)
・Air Control
(これもすばらしいトップコントロール)
・Top Cover Pass
(外からは全く見えないパス。)


まぁ、そんなに期待せずに観たんですが、良い意味で期待を裏切られました。

「Goes and Comes」、最後はそこにあるんだろうという所を、クリーンに改めてくれます。
まぁ、目新しさは感じないです。

「Coin Thre Cardcase」、ありそうで、なかったようなトリックです。
開封済みのケース、未開封のケース、貫通しない大きさの穴のあるケースなど、
このトリックで、バリエーションも豊富です。
もちろん、サイン付きのコインでも、人から借りたデックケースでも可能です。
これは是非ともマスターすべしなトリックです。
う~ん、素晴らしい!

「Coarse Triumph」、スロップシャッフルを使った、普通のトライアンフという感じ。
立って行うザローシャッフルは、スローで見せてくれるだけで解説もないし、難しいです・・・
まぁ、他にいいトライアンフがあるでしょう。

「Rising Card 2007」、ギミック作成が嫌いな自分には、メンドクセ~ですw
ライジングカードは、ノンギミックのが楽で良いかな・・・

「F.T.G.Control」は、何をしたか全く分からないトップコントロールですが、
危ない橋を渡る感じです(自分の場合)。
オリヴィエ・メシア氏のあれの応用テクというところです。

「Air Control」は、「F.T.G.Control」と同じテクですが、こちらの方がかなり
ビジュアルなトップコントロール。
トップにコントロールされているとは、微塵も感じさせません。
なかなか勇気がいりますが(自分の場合)。

「Top Cover Pass」、何したか全く分からないパスです。
カバーパスの解説って、見たことがほとんどなかったので参考になりました。
まぁ、ここまで自然にやるには、ひたすら練習あるのみって感じです。


全体を通して、Coin Thre Cardcaseがかなり当たりだったため、満足感が高い内容になりました。
他に技法なんかも、見事にひっかけられて面白いものでした。

満足度=★★★★☆