2014年からカトーコージ

主に落書き/ホビー系を載せてます。

ステディカムをDIY

2010年10月07日 22時05分31秒 | カメラ

依然としてfigma改造とマンガ製作は停滞しています。
そのうちモチベーションが復活&製作環境が整ってくれば、続きをご報告できるかと思います。

さて今日もカメラ系の話題ですが、みなさんステディカムって知ってますか?
カメラを、クレーンやレールで動かしているようなスムースな動きを、手持ちで実現してしまうアイテム。
映画やテレビなどで使われていて、空中を浮遊しているような安定性をもたらしてくれます。

それをDIYで作ってしまうのが、最近のマイブームです。
事の発端は、某blogでこのリンクを観てから。



手元に動画の撮れるEos Kiss X4があったので、非常に興味をそそられた。
お金が無くても、これは作れそうだ!と思っちゃったわけですね。

検索するとDIYしてる人が沢山いて、非常に参考になった。
ステディカムの種類としては、グライドカム型とマーリン型があって、グライドカムはカメラと重りを棒でつないで、その棒に自由度の高いギンバルを付けて使用するタイプ。




マーリン型は、まんまヤジロベエ的な構造で、ヤジロベエの足部分にギンバルをつけて使用するタイプ。



なんとなく構造的にグライドカムが理想的な感じがするけど、ジャイロ構造のギンバルが自作には難しそうだったので、マーリン型を選択。

製作記は割愛するけど、とりあえず自作2号機でテストできたので晒します。




どうです?多少ぎこちない印象ですが、階段を登る部分とかスムースな感じが出てるかと思います。
大体制作費は、失敗分も合わせて¥9.000くらい。一番高いのはkenkoのXYスライディングレール。これは三脚でも利用できるから、まぁいいか。

今度旅行とかでも使ってみたいなぁ。
微調整が終わったら、全体を黒く仕上げる予定です。


EF-S 17-55mm f2.8 IS USM クリーニング

2010年07月14日 21時04分37秒 | カメラ

 

最近とんとfigma改造はご無沙汰です。本来ならまんがまつりシーズンに合わせて新作を晒したいところでは
あるんですけどね…
ちょっとプライベートで色々忙しくて、手をつけられないでいます。


それはさておき、フォトコンを最終日まで忘れてて模型裏のスレで急遽締め切り数時間前に自宅で撮影する
というマヌケぶり。
明日、入選作発表ですね。 もっとも通るかさっぱりわからんのでここで晒します。

またもモチーフはメッキミク。もらったからには有効活用。

この写真はCanon Eos kiss x2というカメラで撮影したんですけど、エントリー機とはいえ、デジイチの魅力に
引きずり込まれつつあるわけですよ。


そうなると色んなレンズに目移りするわけで。


そこで欲しい欲しい度急上昇だったのが【EF-S 17-55mm f2.8 IS USM】というレンズ。
写りが奇麗でエントリー機のkissでは最高ランクのレンズの模様。
キットレンズの18-55mmに不満は無いけれど、自己満的に憧れるわけですよ。


しかし問題は値段…。価格は各自調査の事ですが、それ以外の問題点が

【埃が混入しやすいというかしまくる】

実際、価格.comのクチコミとかにユーザーの埃具合が載ってますが、もう洒落にならない感じ。

もっとも使い方がすごく関係するんで、皆がそうなわけじゃないけど、概して混入しやすいってのは、ほぼ
感じてることらしい。


当初は新品で買って、保障期間の1年間に何回かクリーニングに出して、期間が切れたら売却、ってのを
考えてたんですよ。


そんで2ちゃんのEF-S 17-55mm f2.8スレを見てたら神発見。
なんと自分でレンズを分解清掃する方法を伝授してたんですわ!
これはテンション上がる! だって僕にも出来そうだし。


そんな訳で速攻、マップカメラで埃まみれのお値打ち品を楽天ポイント使って1万円引きで購入、早速クリーニングを
してみようという訳ですよ。


それで届いたのがこれ。


価格.comの埃まみれのブツよりか全然いいなぁ。 

というかこれだったらクリーニングしなくても使えるじゃん。


でも今後のためにトライしますよ。
まずはレンズ円周に貼ってあるラベルを剥がす作業から。


ケガキ針とピンセット、レンズ保護のためのEVAボードを使って進めます。

 

円周を見ていくと、一箇所切り欠きがあるので、そこにケガキ針を入れて少し浮かします。 
EVAボードでレンズを保護しながら注意深くキズ付けないようにやっていきます。

 

浮いたらピンセットを隙間に入れて、ゆっくり剥がします。


ラベルは粘着力弱い両面テープで貼られてるので、ゆっくり剥がしていきます。


剥がすとネジが3本見えます。


前玉を押さえてあるネジとのことです。 ネジはネジ留め剤が塗ってあり、軽く固定されてる。

 

精密ドライバーを使い、これまたレンズを保護しながらネジ山をナメないように慎重に…


最後のネジをナメちゃった!


うわぁぁぁどうしよう! 一瞬キヤノンサービスセンター送りを予想して修理金額にガクブルしたが、ひとまず
冷静になり、とりあえずダイソーの精密ドライバーではなく、ちゃんとしたドライバーとネジ滑り止め剤を買って
来よう、と、急いでドイトへひとっ走り。

 

汗まみれで帰宅、早速試してみると…


よかった!ネジが回った!


ふー、1万円強の出費は回避できた模様。
というわけでネジを取り外し、3つのうちのひとつのネジ穴と前玉にマジックで印を描き位置合わせる。 

ネジが押さえてた場所は、リングに痕跡が残ってるんでマーキングしなくてもいいかな。
クリーニングクロスで前玉を押さえて、逆さにしてポロっと外す。

けっこうシンプルな作りなんだなぁ…、これが定価10万超の製品か?


などと思いながらブロワーで前玉裏と中の誇りを吹き飛ばす。
前玉を戻し、マーキングした穴の位置に合わせてネジ留め。
ネジ留め剤を塗ってないんで、前玉が落ちそうな予感…。
明日買って締め直そう…。


ラベルを貼る前ですが1枚パシャ。

こんな感じです。 充分じゃないですか?

こんな作業でもSC出すと¥9.000掛かるんで、自分で出来るのは嬉しいなぁ。
コンディション悪いレンズを安価で購入、自前でクリーニングしてホクホクです。

これから常用ズームとして使いまくろう~