近々シンガポールには「カジノ」が2つ建ちますが、そのうちのひとつがウチのオフィスの裏に立ちます。写真のちょうど真ん中くらいがその場所になります。
運営は米系のラスベガス・サンズ、建物の目玉である「空中庭園」の建設工事は日系のJFEエンジニアリング社とのことです。(関連ニュース)この辺のところは流石という感じです。
写真の向かって左側に建っているビルは半分がオフィス・タワーでもう半分が住居の「ザ・セイル」という建物になります。こちらは鳴り物入りの物件だったのですが、今後の景気後退に伴って価格の下落が始まっているようです。
去年の今頃だったか、「シンガポールは向こう10年間安泰」というフレーズが良く聞かれました。その後11月ごろになって、「あと5年は大丈夫」となり、今年はじめごろは「先行き不透明感」が言われていました。
今週末から8月です。金融業界では、「危機は8月に起こりやすい」と言われているようですが、今年はどうでしょうか。また良く言われるように、危機の「機」は機会=チャンスの「機」であるということであれば、それをしっかりと見極めて行きたいと思っています。