先週の金曜日の夜、タクシーを拾えず彷徨い歩いた末にやっとタクシーをゲットした際には既に「ブギスからドービーゴート」まで歩いていました(笑)。
旧正月前の最後の金曜日とあってか、いつもよりも人出は多く、どのタクシースタンドも行列、で、我々は歩くことになった訳ですが、やっと捕まえたタクシーの運転手さんからひとつの「教訓」を教えて頂きました。
「お客さん、“Time is asset”ですよ。随分長い間タクシーを待って、やっと捕まえたタクシーに乗り込むや否や“なぜタクシーが捕まらないんだ!”と怒る人が居ますが、タクシーは皆さんが何処にいるかは分かりませんよ。タクシーを待つのは時間の無駄です。私は自分の子供たちにも、“タクシーは待つな。直ぐに電話で予約しなさい。”と教えています。予約したら余分にかかる予約代を気にする人が多いですが、お客さんの月給から時給を割り出したら、1時間もタクシーを待ち続けることがどれだけコスト高か分かると思います。絶対予約した方がいい。“Time is asset”ですよ。」と。
その運転手さんはゴーさんという男性でしたが、ゴーさんにはお子さんが3人いらっしゃるそうです。
「自分は夜の6時から朝の6時までタクシーを運転していますが、夜働くのは日中子供たちと過ごす時間を設けるためです。一番下の子は今3歳なのですが、3歳という時間は今この瞬間にしかないんです。大きくなってから“ああ、あのときもっと可愛がっていればよかったなあ”と思ってももう遅い。子供と過ごす時間には“No second chance”なんです(笑)。」
“Time is asset”と“No second chance”、とても良いお話をお聞きしました。
無事家まで送り届けて頂いてタクシーを降りる段、その日お土産としてある方から頂戴した仙台銘菓「萩の月」を、ゴーさんへお礼としてお裾分けしたらとても喜んでくれました。
時間は財産。人は死ぬときになってやっとこの事実に気が付きます。もっと時間を大切に、そして有効に使いたいと思います。そして今回の人生も“No second chance”です(笑)。
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