写真とエッセーの森

徒然の写真によせて

立ち止まる

2018-09-22 | 自然

心ひかれるものに、あゆみをとどめて立ち止まる

ということを詠んだ歌に

「わがやどや花の盛りになりぬらむ道行く人の立ち止まるかな」

「立ち止まりみてを渡らむもみじ葉は雨と降るとも水はまさらじ」古今集

これに対して万葉集では、人と出会って立ち止まるとという例があるだけだ。

花や紅葉をめでるために立ち止まると、ことさら詠まれるのは

美意識が発達した平安時代の詩だというのは、偶然ではないかもしれない。

参考「古今詩ことば辞典」    

 

 

釣り人を見て立ち止まる

 

 

 

トチの木の実

 

桜葉のレース文様

 

桜の落ち葉、真紅が美しく

 

石狩川の流れに立ち止まる

 

 



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