一昔前に友人から頂戴して三年経て咲き、今年は増えた。
こちらでは珍しい花。
旭岳に声をかけてから左に進む
旭岳周辺のチングルマの花は過ぎ、寂しいがこの時期としては当たり前である。
裾合平めざして2時間ほど進む。神々の遊ぶ庭は、チングルマが満開だ。
このコースは花が綺麗なところ。
濃霧があがらず一寸先が見えない。それでも知った道なので進んだ。
湿りを含んだ雲が目前を行く、高山にいる実感だ。
一瞬の晴れ間もあったが寒い。行程のほとんどを
ダウンのベストを着ていた。今日の行程8k。
今年の山行の予定を考える。行事が多く予定が立たなかったが
東京の娘が今月末に来る予定という。
こちらの夏は短い。来る前に山行の敢行を決めた。
黒岳から眺める北鎮岳
エゾツツジ(左) チシマツガザクラ
今日の庭 ヤブレガサ(右)
以前、黒岳で撮影をしている著名な女性写真家と合う。
彼女の撮影をしばらく見学していると、小さな小さな花の撮影に腹ばいになり
低い三脚を使っていた。
この情景を拝見して、いい加減な自身の撮影態度を反省したのだった。
2日3日前より黄の百合が咲いて花壇が明るい。
トリカブトに似た葉をもつベルフニユウームは強い花のようだ
新入りの遠慮は無くよく咲いている。
庭には咲かず少し離れた北側を好む野草。
そのなかで、驚きの出合いがあり最も好きな花
オオウバユリが咲いた
時間がとれず撮影が伸びて、気がかりだった。とうとう暮れてきたが
今日のオオウバユリを写して安心
すこしだけ山の端の夕焼が見えた。