トンマッコルへようこそ です。ま~詳しくは
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この映画はですね~。そうですね~。日本ではマイナーです。
今はほれ、デスノートの新しいの出たでしょ。なので、若いはみんなそっち見に行きます。
そしてちょっと年上の社会人は涙そうそうに行きます。
そして、sakura みたいヘソ曲がりは、みんなの通り過ぎる映画を好んで見ようとします。なので、シネマのトレンドには疎いです。
前回プロミス を見た時もそうでした。ガラガラでした。
今日も土曜日の(あ・・・もう日曜だけど)・・・。
しかも3連休の中日ってゆーのに、後ろの方1/3くらいしか人が入ってない
でも、おかげで静かに、落ち着いて見ることができました。
ちょうど夜御飯時だったので、どっかのブログで大絶賛で紹介されていた大丸はドンクのミニチョコクロワッサンとかゆーのとペットボトルのコーヒー持参で、見てました。
で、この映画はオスギも大絶賛してたのだけど、韓国では2005年大ウケだったよう。観客動員数800万とか。(国民の6人に1人は見た?)興行収入NO1だったようです。
なんで、こんなウケたのか・・・と考えるに、そ~ですね~。ともすると残酷で、暗く、重くなりがちな戦争とゆーテーマを違う視点からとらえたってことでしょうか?
つまり、残酷で悲惨でむごたらしい戦争をトンマッコルとゆー架空のファンタジックな村によって、美しく、ユーモラスに、時にはバカバカしく、描いた・・・今のこの時代ー北の核の脅威が潜在的に人々の心を漠然と揺さぶるーこの時期だからこそ、ウケたのでは・・・(特に半島の人々に・・・)と思いますね。
特に感動的だったのは、ラストですね。雪山に陣地をつくって、敵の戦闘機を欺くとこですね。一面の白い雪山に、散弾銃・ライフル銃とミサイル攻撃による閃光。
上から落ちてくる逃れようのない爆弾。
すごく残酷なんだけど、同時にすごく美しいです。(* ̄。 ̄*)
トンマッコルで知り合って打ち解けた、互いに敵同士だったそれぞれの兵士が連合を組み最期を覚悟して闘う・・・多くの人を殺した償い・・・そして、あたたかく自分らを迎え入れてくれたトンマッコルの村人たちへの恩返し・・・と、自らが犠牲になることを甘んじて受け入れる・・・がなんだか感動的で、ジワッとくる場面です。
ただ、日本人にはやっぱ、あんまウケなさそなのはわかるわ。
過去の歴史ー特に戦争がからむ歴史には向こうの人ほど関心ないし。
俳優はですね。よかったです。「JSA」のシン・ハギュンとか、「シルミド」のチョン・ジェヨンとか・・・カックイイ~(〃▽〃)きゃ~♪ちょっと頭のイカレた村の娘役ヨイル演じるカン・ヘジョンもいい味だしてました。(そんなに超美しいって感じでないよ。どっちかってゆーとファニーファイス)
監督はまだ30代の若いパク監督。あんま知らないけど。CGの使い方に若さが出てて、とっても面白い場面がありました。イノシシに追いかけられるとことか。
圧巻は久石譲の音楽
。サウンドトラックが10月初めに既に出ていたよう。最後の字幕スーパーの時にも誰一人席を立つ人がいなかったのは、彼の音楽に聴き惚れてたんだと思うよ。
久々に素敵な時間
ー
シネマチックなsakura
でした。
・:*:・( ̄∀ ̄ )。・:*:・ポワァァァン・・・
注)sakuraは札幌シネマフロンティアのまわしもんでないです。
また、業界の者とも関係なしです。全くの趣味嗜好で書いただけ。