小平だより

通常診療は月・火・水・金・土の午前9時〜10時半
感染疑いは電話予約制です。
直接来院しないで下さい。

10月1日から通常診療とインフルエンザ予防接種を開始します。

2022年09月30日 09時10分51秒 | お知らせ
10月1日より通常診療に戻します。
必ずインターホンを鳴らして、検温を受けて下さい。

接種会場として使用しておりますので、ウイルス性疾患の可能性のある方は館内には絶対に入れません。
(5日以内に喉が痛い・咳が出た・発熱などの症状があった方)


また、10月1日からインフルエンザ予防接種を開始します。
かかりつけ医がある方はなるべくそちらで受けてください。
数に限りがありますので、当院かかりつけ患者さんと、若くてかかりつけ医の無い方を優先します。

インフルエンザは予診票を記載してお持ちの方から受け付けます。
高齢者などの無料接種の予診票は別の用紙ですので受付で受け取って下さい。

混乱して事故になるため、当院では新型コロナとの同時接種は受け付けません。
午前9時から10時半はインフルエンザ接種。
午後や休日は予約制で新型コロナ接種です。
午前午後は個別にお越しください。


インフルエンザ予防接種に関する小平市の補助につきましては
☆接種日において小平市内に住民票がある方で65歳以上は無料で受けられます。
健康保険証など居住地や誕生日が確認できる公的証明書を必ずお持ち下さい。
証明書がない場合は4000円となります。

その他の小平市の無料接種の対象は
☆61歳〜64歳で心腎肝などの臓器疾患による障害者手帳1級相当をお持ちの方は無料です。
当院は生活保護受給者の診療は認可をとっておりませんので指定医療機関の方にお願いします。
いずれも無料接種には手帳など該当資格の公的証明書が必要です。

13歳〜64歳は4000円(1回接種)
6ヶ月〜12歳は3500円×2回となります。
なるべく低価格を維持できるようにしてきましたが、税率が上がったためやむを得ず値上げとなりました。

本年度の状況を鑑みての当院推奨としては

上記☆印の対象者
7歳未満の小児
新型コロナ予防接種において重要な基礎疾患とされた方

です。

9月27日から新型コロナ2価ワクチンを開始します。

2022年09月26日 19時05分00秒 | 重要な告知
予約は市のWebサイトかコールセンターにて可能になります。
基本的にこの時期は1〜3回目接種の方は市の設定する健康センター会場でしか2価ワクチンは接種できません。
当院は以後は全て2価ワクチンでの接種となりますが、公式通達で受けられる対象者は極めて限られています。

2価ワクチンは1回しか打てない、と現時点では通達が出ています。

推奨接種間隔を守った方は全員来春までスムーズに追加接種が適応となり続けて抗体価が維持できるようにワクチン供給は設定されていますが、自分でスケジュールを狂わせた場合、フォローしている余裕は行政側にもないと思われます。

小児の新型コロナ予防接種について(9月22日公開データを見て更新)

2022年09月22日 10時40分26秒 | 重要な告知
以下は3月に書いたものですが一部現状に合わせて加筆修正して再掲します。

先天性心疾患・1型糖尿病・インフルエンザ脳症家系など基礎疾患保有者が対象として推奨されます。
詳しくは市のHPを御覧下さい。
この部分に関しては判断は変えていません。

厚労省は5〜11歳への接種は「努力義務」に変更しました。
死者は少ないものの、重症者が増えたから、との理由です。
ただし、受ける、受けないは保護者の判断と距離を置いています。

デメリットにつきましては、アメリカでの接種が昨年11月から進行していますが現時点では副反応に関しては問題はなさそうです。現在の用量ですとこちらは全く気にしなくていいでしょう。発熱や腕の痛みなどはありますが、若年成人で報告された心筋炎が認められません。その他の有害事象は今のところ見つかっていません。

国内追加データが出てきたためこの部分は訂正します。

総接種回数に関しては官邸の公開資料で137万人の2回目接種済み者が確認できます。

この母数に対して6名ほどの心筋炎が確認されています。他の副反応と違い、mRNAワクチンの性質上、極めて一部の青年層には起きることが分かっていた副反応です。

これですら0.000347%です。他の副反応もこのレンジの数値です。ほとんどの人にとっては安全ですね。

ちなみに即時型食物アレルギーは命の危険がありますが0〜5歳では年間3500件発生しています。

全員投与した場合、ワクチンより食べ物の方が100倍危険です。

ところで5〜11歳の小児は730万人です。打った子も打たない子も混ざった数字ですが、接種率は2割です。

この母数に対して26名のコロナ感染死者が確認されています。

0.000356%です。死亡率だけ見たら打たなくても安全なのではないでしょうか?

少なくとも、打たずに死んだ子がいる、と過剰に騒ぐのは誤りです。



死亡率と異なり、重症化阻止の効果はある程度は確認されています。

わかりやすくまとめると、副反応への配慮から極度に有効成分を低用量としたため、効果減衰率が上がりすぎ、感染防御に関しては多くを期待できず、重症化防止にはやや有効だが恩恵を受ける小児の数は限られている、という辺りです。

副反応に関してはあまり気にしなくていいでしょう。

感染したら桁外れに心筋炎の確率は上がりますので、心疾患をお持ちの小児ですら打った方がいいと判断しています。
(心疾患のうち、心筋炎由来の場合は判断は難しいですが)

また、年齢ではなく体重で区切ったほうが良いのではないか?という説も検証しなくてはなりません。

今の時点で確実に言えることは、感染一発で生死の境をさまよう可能性のある基礎疾患のあるお子さんには一月前後の感染防止と5ヶ月の重症化阻止と割り切って繰り返し接種するしかないようです。

このワクチンは、基礎疾患のない小児本人に対するメリットは現時点ではやはりまだ限定的です。

中途半端な性能のワクチン全般に、不顕性感染を増やして感染者の行動が活発化し、サイレントな流行は持続させているのではないか?という疑問があります。

また、もう一つの仮説としては、小児の活動性から既に既感染者の比率が上がっているのでは?という考え方も出来ます。

この仮設は大規模なサンプルによる既感染抗体価検査を実施しないとはっきりしませんが。

現時点では打っておけば入院せずに済む子もいるよ、という程度です。

そういうメリットはどのくらいの確率か?ですが。

結論から言うとわかりません。

打ったグループと打たなかったグループでは、当然、反ワクチン・反マスクみたいな家庭の比率が違いますので、社会的行動という最重要な背景因子が違います。

死にものぐるいでマスクして手を洗い続けるグループと、マスク無しで人混みレジャーに行きまくるグループの比較で効果を検討しても無効です。

この両群の比較はほぼ不可能です。


当院医師としては、製薬会社の弱気の濃度設定も、政府の一歩引いた接種判断も、ハイリスク児だけはかなり救済した、バランスの取れた判断だった、と見ています。

前回受けて問題のなかったお子さんは新型ワクチンが出た場合、追加接種して大丈夫でしょう。

感染後、半年たっても後遺症の出なかったお子さんの場合、前回打って大丈夫だったら打ってもいいでしょう。

サイレントに救済されていた可能性はゼロではありません。

しかし、打たなくても感染して大丈夫だったら打たなくてもいいでしょう。

打たずにまだ罹っていない場合はなんとも言えません。

統計を見る限り、言えることはこのくらいです。

なお、従来の勧奨接種ワクチンはしっかり受けておいて下さい。

こちらはこの話とは比べ物にならないほどしっかりとしたエビデンスがあります。

接種会場の駐車場について

2022年09月15日 07時39分51秒 | 重要な告知
当接種会場は駐車場の用意はありません。
麻痺などで車椅子しか使えない重度身体障害者のみ車で来場可能ですが離れた駐車場に停めていただきます。
この地区は常時満車で駐車スペースは不足しており、ちょっと足が不自由という程度まで受け入れられる余地はありません。

会場前への強引な進入による交通事故が既に3件発生しているため、無理に入ってきた場合は理由を問わず接種をお断りします。
マナー無視の駐停車による近隣の苦情は限界に達しており、設置してあるバリアを壊すような一握りの非常識な人のために会場を閉鎖にすることはできません。

路駐は不可能な場所です。たとえ車椅子でも指定された駐車場に入れて下さい。

なお、3回目接種から会場ごとに車可能・不可能としています。

歩行困難の方は車用に設定された健康センターの会場に予約して下さい。
車で来場可能です。
また、健康センターと各駅間の無料タクシーが運行されています。

インフルエンザ・熱中症・新型コロナ

2022年09月15日 07時15分23秒 | 混雑情報
かねてから高熱による脳症には同じ遺伝子的基盤があるのではないか?という指摘があります。

生物の授業で習ったでしょうけど、ミトコンドリアは細胞内代謝の重要な機能を担っています。

通常は糖代謝と脂質代謝の2経路で機能を維持しています。

ウイルス感染症になると糖代謝が低下し脂質代謝に依存することになります。

HSP遺伝子多型のうちCP-II酵素が普段でも平均より少なめのグループが、高熱になると脂質代謝が低下し、ミトコンドリアの機能が削がれます。

エネルギー代謝がもっとも活発な神経細胞、心筋細胞、血管内皮細胞に症状が現れます。

それぞれ、脳症・心筋炎・多臓器不全などを引き起こします。

特にBBB(血液と脳を隔てて、脳にとって有害な物質が入らず必要な栄養だけを通す境界部位)が損傷し、一気に脳浮腫・脳炎を引き起こします。

そういう遺伝子変異がある場合、インフルエンザだろうが他のウイルス性疾患だろうが、高熱を伴う場合、脳症を引き起こしてしまうでしょう。

上記のメカニズムが新型コロナでも発動している可能性については現在検証中ですが、割と普遍的でシンプルな話なので証明される可能性は高いと考えています。

上記の症例が小児に集中している原因はまだ不明ですが、仮説としては成人期までにインフルエンザなど高熱疾患でお亡くなりになっている可能性があります。

そういう遺伝子群がここ3年間の自粛でインフルエンザの流行が消えたため、新型コロナに引っかかった、と考えています。

新型コロナによる若年死亡例とインフルエンザ脳症の発生数と、かなり近い数字になっているのも傍証かもしれません。

いずれにせよ、重症化阻止には適正な解熱剤の使用が推奨されています。

また、ボルタレンなど一部の解熱剤で死亡率が上がったのは、ミトコンドリア内のこの経路の阻害を加速していたため、と見られています。

小児科でアセトアミノフェンの処方を受けていることで予防できている可能性はあります。

当院は今はワクチンの大規模接種を担っていますため、一切の感染症様症状の方をお断りしています。

ただし、アセトアミノフェンの投与は必要と思われますので、必ずお近くの小児科を受診して下さい。

あと、小児用ワクチンの有効性ですが、やはり高濃度にすると発熱します。

いま出ている低濃度ワクチンはそういうリスクはほとんどないと考えています。

ただし、持続性には問題があり、上記の理由から改良型高濃度ワクチンが出る可能性はほとんどなくなったでしょう。

新型コロナ初期から小児は重症化せず発熱率も低いのでは、という分析は出ています。

現行のmRNAワクチンは、細胞性免疫が重症化阻止をしている反面、抗体価が早期に低下するため、小児の集団での発症阻止効果がなかなか上がらないとも考えられています。

当院医師の見解としては、血族中にインフルエンザ脳症が起きた人、熱性けいれんが起きた人、熱中症の重症化が起きた人は小児の新型コロナワクチンは受けるべきです。

あと、接種が適当とされる気管支喘息や心疾患・肺疾患など基礎疾患のあるグループは受けたほうがいいでしょう。

各小児科で予約可能施設が整備されていますので受けておいて下さい。

なお残念ながら12歳未満の小児は不顕性感染(発熱もなしに経過する例)が非常に多いため、死亡率の高い高齢者・基礎疾患保有の莫大な数の成人を受け入れている当院では小児の接種は困難です。

(前回は部屋と時間帯を分けることで実施しましたが、施設消毒のため会場の機能が著しく低下し、持続は困難なため他の小児科にお願いすることにしました)

他の小児科の先生、よろしくお願いいたします。

追記です)

客観的事実ですが5歳未満の小児人口は428万人。5歳以上20歳未満は1577万人です。

それに対して新型コロナによる死者は5歳未満は14人、5歳以上20歳未満は15人です。

人口比でそれぞれ、0.03%と0.01%です。

最大級のピーク時の数値はこんな感じです。

ワクチン接種可能な5歳以上の死者のうち、未接種が13人、接種後5ヶ月経過が2名でした。

打っていればゼロに出来た、と主張したい向きもあるようですが、正直これだけ数値が微細だと、極めて例外的な事象で、打っても打たなくても結果が一緒だった可能性は否定できません。

残りの大多数に推奨するなら、死亡症例の遺伝子多型の分析結果を見るべきです。

インフルエンザ脳症がクローズアップされた際、予防接種が確率を下げると主張していた先生方が居られましたが、後に確率が変わらなかったという事例があります。

会議より先にまず専門家による遺伝子分析調査を実施するべきでしたし、全死亡例でわずか41名なので、その時間は十分あったはずです。

特に今回は小児用は少ないとはいえ、1〜10%の確率で発熱の副反応が見られます。

上記のリンクの木戸先生の発見したメカニズムを考えると、この辺の処理は誤ると犠牲者が出ます。