何回も太陽が登っては沈んで行き、二人の目の前にはようやく
目指していた南の島が見えて来ました。
「クロちゃん、島だよ!島がみえたね!」
「あれが、キューちゃんの海から、一番遠い島さ。」
「大きい島や小さい島が、たくさんあるね。それに、なんてきれいな
海なんだ・・・。」
キューちゃんは、どこまでも透き通って見える美しい海に
びっくりしました。
二人は、小さい島に近づきました。
「クロちゃん、海の中にきれいなお花が咲いているよ。
それに、海の中に大きな木が生えているね。」
「あれは、お花じゃなくて、サンゴって言うんだ。
それに、あの大きな木はマングローブだよ。すごいだろ。」
サンゴ周りには、色とりどりのお魚が群れをなして、まるでダンスを
踊っているように美しく泳いでいました。
そして、マングローブの根っこには、大きなお魚がお昼寝をしていました。
沖にはイルカがジャンプして遊んでいます。
「南の島は、なんておもしろいんだ。」
キューちゃんは大はしゃぎです。
青いお魚さんがキューちゃんを見つけて言いました。
「ねえ、キミは面白い形をしているんだね。一緒に遊ぼうよ。」
「僕はキューちゃんだよ。よろしくネ。」
キューちゃんは、大喜びで仲間に入りました。
キューちゃんが、サンゴや岩陰に隠れて遊んでいると、岩の隙間から
大きな大きなタコさんが顔を出しました。
「あ、南のタコさん、こんにちわ。僕は東の海から来たキューちゃんだよ。
タコさんは、とっても大きいね。」
「あれ、君はタコなの?東のタコはみんなそんなにペラペラなのかい?」
大きいタコさんは、不思議そうにキューちゃんを見ました。
「僕は干物のタコなんだ。ペラペラなのは僕だけさ。」
「ふーん、そうなんだ。でも、そんなことは関係ないよ。
タコはタコ同士、僕が島を案内してあげるよ。」
大きいタコさんは、長い足にキューちゃんをくっつけて、マングローブの森を
案内してくれました。
目指していた南の島が見えて来ました。
「クロちゃん、島だよ!島がみえたね!」
「あれが、キューちゃんの海から、一番遠い島さ。」
「大きい島や小さい島が、たくさんあるね。それに、なんてきれいな
海なんだ・・・。」
キューちゃんは、どこまでも透き通って見える美しい海に
びっくりしました。
二人は、小さい島に近づきました。
「クロちゃん、海の中にきれいなお花が咲いているよ。
それに、海の中に大きな木が生えているね。」
「あれは、お花じゃなくて、サンゴって言うんだ。
それに、あの大きな木はマングローブだよ。すごいだろ。」
サンゴ周りには、色とりどりのお魚が群れをなして、まるでダンスを
踊っているように美しく泳いでいました。
そして、マングローブの根っこには、大きなお魚がお昼寝をしていました。
沖にはイルカがジャンプして遊んでいます。
「南の島は、なんておもしろいんだ。」
キューちゃんは大はしゃぎです。
青いお魚さんがキューちゃんを見つけて言いました。
「ねえ、キミは面白い形をしているんだね。一緒に遊ぼうよ。」
「僕はキューちゃんだよ。よろしくネ。」
キューちゃんは、大喜びで仲間に入りました。
キューちゃんが、サンゴや岩陰に隠れて遊んでいると、岩の隙間から
大きな大きなタコさんが顔を出しました。
「あ、南のタコさん、こんにちわ。僕は東の海から来たキューちゃんだよ。
タコさんは、とっても大きいね。」
「あれ、君はタコなの?東のタコはみんなそんなにペラペラなのかい?」
大きいタコさんは、不思議そうにキューちゃんを見ました。
「僕は干物のタコなんだ。ペラペラなのは僕だけさ。」
「ふーん、そうなんだ。でも、そんなことは関係ないよ。
タコはタコ同士、僕が島を案内してあげるよ。」
大きいタコさんは、長い足にキューちゃんをくっつけて、マングローブの森を
案内してくれました。