今回は正臣の過去話。色々真っ黒ですが、今回の話で正臣の事情がほとんど明らかに。臨也はどれだけ仕組めば気が済むのやら…。臨也が関わると本当いいことは起きません…。に、してもワゴン組がカッコよすぎる件。まるで主役のよう…。
はじめは正臣が沙樹の病室に行った後の話。正臣にとって大きな一歩でした。正臣はいつもの調子で沙樹に話しかけます。
正臣にとっては沙樹との関係は終わったことになっていたようですが、沙樹は違うようで…。
「正臣は戻ってくるよ
だってそれは決まっていることだもん」
沙樹はそう、他の女の子を好きになっても自分のところに戻ってくると断言。正臣もそれを分かっていました…。この二人の過去はかなり根深いようです。
そしてまたある人物の影が……。
「だって臨也さんがそう言ってたもん」
ここでも臨也の存在が…。やっぱり正臣の過去には臨也が深く関わっているようです。今も嫌い続けている理由がここにあるようですが…。
一方臨也。臨也は自分のことを神様だと思っているようで、それを得意げに波江に自慢。ですが波江は無視…。素晴らしいスルーっぷりでした。
そしてあの将棋盤へ。臨也は今、現実でダラーズ(帝人)・罪歌(杏里)・黄巾族(正臣)と、拮抗状態にあることに良い気になり、そして油を自分にみたて、なんと将棋盤に火を放ってしまいます…。まさに火に油…。臨也は楽しそうに燃えた将棋盤を見ていました。ここのセリフがまた面白すぎ~。
「見ろ、駒がゴミのようだ~!」
まるで人がゴミといっているかのよう…。見事な小物っぷりでした!本当にありがとうございました。に、してもこれどう後始末したんでしょうか。危なすぎる…。
火をつけた後もトランプのカードを静雄やセルティに見立てていた臨也でしたが、その途中で臨也は飽きてしまいます…。飽きるの早!
そして話しかけるのはあのセルティの首…。
「楽しくなってきたよね、君もそう思うだろ?」
楽しそうに笑う臨也。今回も1クールの時のように、臨也の思惑通りになってしまうのでしょうか、それともひっくり返るのでしょうか…?
正臣の過去の回想。沙樹が病院に運ばれた直後のこと。後半のあの件の続きになる出来事です。沙樹の負傷に愕然とする正臣に、臨也が話しかけてきます。どうやら今回も臨也の仕業のようで…。もうこの作品の黒幕は常に臨也ですね…。
そして臨也は沙樹の話で正臣をまた追い詰めていきます…。相変わらず臨也にはウザヤという呼び名がお似合いです。その話の中では臨也が神様を存在が確定していないから信じていないということも明らかに。結構信じているんじゃないかと思いましたが、意外だったかも。ですが臨也は誰かが信じれば、実在するかもしれないと語ります。その話の意味するのはどういうことなんでしょうか…。
そして臨也は確信するかのように、正臣にこういい残し出て行きます…。
「君はもう彼女から逃げられないよ」
そして正臣一人が取り残された病室…。ここから何故こういう状況になったのか語られていきます――。
現在の正臣達。エロ会話が~。そこに正臣の携帯が鳴り…。正臣はいつもの軽い調子を崩さず帝人達の元から去っていきます。杏里は正臣が最近変なのに気付きますが、帝人は鈍く…。当たり前だからこそ、気付かないのかもしれませんが、帝人はもっと周りに気を配るべき…。
また過去、正臣が黄巾族のリーダーをしていた頃の話へ。この頃の正臣は暗い過去もなく、普通の明るい中学生でした。
いつものように活動していたそんな中、沙樹が正臣に女の子二人を連れて話しかけてきます…。この頃の正臣も結構ノリが軽かったみたいですね。どうやら沙樹は臨也の指示で黄巾族に取り入ろうとしているようでしたが…。
そして正臣は臨也ともこの時出会うことに…。正臣にとって忌々しい記憶でした…。この出会いが正臣にとっての不幸の始まりだったのかもしれません。
現在の正臣。黄巾族を使い、ダラーズのことを調べさせます。ダラーズが切り裂き魔を追っていることも知りますが、そこまで今は気にせず。首なしライダーの話も。法螺田、いかにもヤンキーのワキ役っぽい…。高木さんが声ということで、それなりに今後出番がありそうですが…。
会話の終わりに、正臣は大人を相手にしないようにと、仲間に呼びかけます。それには何か過去の事情がありそうですが…。
「俺が折原臨也にそうされたみたいにな…」
どうやらそこにもまた臨也が関わっているようです…。正臣の不幸の元凶は本当臨也ですね…。
後半。過去話の続き。臨也と知り合い助言をもらうことで、黄巾族も上手く回っていましたが、この頃から臨也はどこか胡散臭く…。この時点から正臣は臨也を警戒していたようです。ここの街のモニターにバッカーノのあの列車のシーンが~。クライマックスすぎる~。映す理由はあったのか分かりませんでしたが、思わずニヤリとしてしまいました。
いかにも黄巾族に取り入るために正臣に接触してきた沙樹ですが、沙樹は臨也に言われなくても正臣が好きになっていた様子。正臣も沙樹のことが好みだからなのか、好きになりかけていたようです。そうして二人は気が合い付き合うことになるのですが……。
それから黄巾族とブルースクウェアとの抗争に突入…。黄巾族もブルースクウェアの汚い手口により追い詰められていきます。
そこで正臣は臨也を頼ることになります――。そして正臣は臨也の話を聞くことで、臨也に心を許してしまいます…。この時の正臣は藁にもすがる思いだったのでしょうが、臨也を頼ろうとするのは間違いでした…。
しばらくはそれで上手くいっていたものの、そのせいでブルースクウェアに沙樹を人質を取られてしまいます…。そしてブルースクウェアは沙樹の足の骨を折るという拷問を沙樹に…。悪趣味すぎます…。
そして正臣は急いで現場へ向かうのですが…。
急ぐ正臣。正臣はこの時まで自分達のやっていることは中学生・子供の喧嘩だと思っていました。今の正臣が皆に注意したのはこの経験があったからだったんですね。
そして正臣は臨也に電話しますが、臨也は出ず…。これもまた臨也の策略でした。臨也、どこまでも黒い…。
またこの頃、ブルースクウェアに所属していた門田は、ブルースクウェアとそりがあわず、この件で引くことに…。このことが正臣を救うことになりました。
正臣は殺る気で現場へ。ですが現場へ向かう途中、正臣は恐怖で立ち止まってしまい、動けなくなってしまいます…。傍から見ればいくじなしでしかありませんが、でも実際普通の人ならそうなってしまうと思います…。このことが正臣にとって大きな心の傷となってしまいます。
で、沙樹を救ったのはなんと遊馬崎!これは意外でした。遊馬崎はいつもの調子で語りをし、そして火のビンを投げつけ、ブルースクウェアのワゴンを燃やしてしまいます!そして沙樹を連れて火の中から脱出――。遊馬崎、妙にカッコいいです~。
そして門田達は沙樹を連れて逃走、病院へ運びます。この時、ワゴン組皆でブルースクウェアを脱退。皆門田に着いて行くことを決めました。門田が帽子を取るシーンが妙にカッコよかったです~。こうしてブルースクウェアは解散へ…。
それとは対照的に、正臣は道でただ立ち尽くすばかり…。この時の正臣は無力でした…。
その後。病院の前に立っている正臣に門田達が話しかけてきます。正臣は門田達に礼を言います。正臣は沙樹の見舞いにいけず、どうにもできませんでした。沙樹からは丸見えのようですが…。
門田は沙樹からの伝言を伝え、ギリギリ間に合わなかったという嘘をついたと伝えますが、それは正臣を更に責めることに…。正臣は逃げた自分のことを責めていましたが、そんな正臣に門田は胸倉をつかみ、正臣に諭そうとします。
「逃げた事に罪悪感を覚えてんなら、
一生嘘ついているって気まずさぐらい背負い続けろ。
それが彼女にしてやれる、償いだろがよ。
それでもあの子に嘘つきたくねえっていうなら、
逃げねえで、ちゃんと向き合って言ってやれ…!」
正臣をただ責めてるというわけではなく、どこか門田なりの思いやりがあるのがこのシーンのいいところかもなとか思いました。
そして門田は正臣にこういい残し、去っていきます…。
「過去から逃げるのは許してやる。
だけどな、
せめて今と明日からは逃げんじゃねえよ!」
門田カッコよすぎ…。今回は正臣回と見せかけて門田回だったんじゃあ…と思わせるくらい。その後遊馬崎・狩沢にからかわれるのもよかったです。
結局、その後も正臣は今になるまで沙樹の病室に行けず…。正臣の重い過去話でした。でもこれで現在の正臣が門田と会った時気まずそうにするのかも分かった気がしました。帝人を臨也に近づかせたくなった理由にも納得です。
そして黄巾族を離れた後。正臣は帝人とのやりとりに安らぎを感じていました。そして正臣はその寂しさを埋めるために、帝人を池袋へ呼ぼうとします…。これが帝人が池袋に来るきっかけに。なんだかチャットをする正臣が切なかったです…。
そうして現在…。正臣は未だに沙樹に縛られ続けていました。そして臨也の神話にも納得。これまでのことを思い出し、黄巾族に戻ってきてしまった事実に正臣は苛立ちつつも、切り裂き魔を倒すために動き出そうとします…!
『俺はもう立ちすくまない。
今度こそ、きっと必ず…!』
ですが、そこに中を覗いている女がいると報告を受けます…。とりあえず正臣は穏便に捕まえろと指示。
ですが正臣はその中でもまだ迷い続けていて…。正臣は何故か不安に…。
『どうしてこんなに、
俺の中で不安が響いているんだ…!』
で、その追われている少女はなんと杏里…!杏里もまた正臣が黄巾族にいることに驚きを感じてしまいました…。
「どうして…どうして紀田君が…!!」
杏里が正臣に驚いているところで次回へ…。また面白くなってきました。今回は話の運び方が上手くていつも以上に面白かったです。さすが高木さん脚本。
次回は「蒼天巳死」ナレーションはまさかの白バイの葛原=藤原さん。これは予想外でした~。に、しても予告が雨続きなせいか暗い…。色々なキャラが出てきて、また何か起きそうな気がします。とりあえず杏里が何故黄巾族をはっていたのかとりあえず気になります。シリアスな雰囲気になってきました。三人がそれぞれの裏側に気付く時がますます楽しみになってきました。本当どうなるんでしょう…。
そういえば6月に発売になるデュラララ!!×8の表紙を見ましたが、なんだか不穏な感じが…。杏里&正臣というのがまた意外でした。今までになく構図も凝っているような気が。原作もまた事態が進展するのか気になるところです…。6月が待ち遠しすぎる~。
ではまた次回に!
杏里は数日で退院してたのに・・・?
気になって夜も眠れません><
沙樹の入院に関しては、こうしてみると確かに違和感がありますね。
アニメだと本当に…。
で、それに関してもちゃんとある理由があるので、
どうしても気になるようでしたら、原作3巻をチェックしてみて下さい~。
驚かれると思います…。
ではでは~。