コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

花咲くいろは 第12話「じゃあな。」感想

2011-06-20 03:53:17 | 花咲くいろは(2011春夏)

 今回は前回の続きで東京での話。母親を喜翆荘に連れていこうとする緒花…。その計画は成功するのでしょうか。今回も緒花の恋話は大きく揺れ動いていきます…。


 東京で民子と徹に拾われた緒花。あれから3人でホテルへ。ホテルは同じ部屋なんですね…。なんかドッキリしてしまいました。
 眠れない緒花を気遣い、話を聞こうとする徹。徹に彼女がいるのか聞く緒花。徹の反応が~。でも女性の扱いになれていないとか緒花辛口…。やっぱり徹には今は彼女はいないらしいです。ぼんぼるがなんだか癖になりそうです。
 孝一が彼氏かと言われて図星な緒花。緒花もなんだか…。徹は緒花を励まそうとしていたみたいですが、結局いつもの調子で徹、自己嫌悪。徹はやっぱり緒花のことを意識しているんでしょうか…?
 ですがそんな二人を民子が見ていて~。またもや民子は徹が緒花のことを気にかけていることに気づきショックを受けます…。民子はなかなか報われないですね…。

 翌日。いつもの調子に戻った緒花は母を誘拐しようと無茶な計画を立てます!しかもそれに徹も乗っかってしまいます~。ですが徹は孝一も一緒に連れて行くことを条件に了承。孝一にまた会ってけりをつけろということなのでしょうか。ここの徹の緒花の呼び方がさり気に緒花で驚きました。いつの間に…!
 緒花が孝一を説得するまで徹と民子は東京の店を食べ歩きすることに。民子チャンス到来かと思いましたが…。とりあえずまずは緒花が一人で頑張るしか無いようですー。

 一人でこれから計画をたてようとする緒花。孝一を説得することに対し戸惑いを感じながらも緒花は孝一と連絡をとろうとしますが、電話に出ないため本屋に行くことに。そしてあのバイトの子・波子が話しかけてきて――。早くも波乱の予感です…。
 孝一の話をする波子。おとなしそうかと思いきゃ、好きという気持ちがないなら孝一を解放しろと結構キツめ。言う時は言う子みたいですね…。この話も岡田さん脚本ならではです。この花を観た後見るとまたジワジワくるような…。
 そして波子は孝一にふられた時の話を緒花に。その時孝一は好きな奴がいると答えたようでしたが、それだけではなく…

「俺が見守ってないと危なっかしいからさ、あいつ…」

 孝一は好きとは別にそういう思いもあったようです。その後も波子は緒花が孝一に甘えていると、異性として意識はしていないと痛いところをついてきます…。
 そしてバイトに戻る前、波子は孝一の優しさを踏みにじったら、許さないと緒花にまた宣戦布告を――。なんだかアニメではなく、ドラマを見ている気分になりました…。


 徹・民子はその頃一緒にお店巡りを。最初のうちは民子も徹と一緒にいられて幸せに感じていました。

『なんだかデートみたい…』

 ですが親子丼、天ぷら定食、うなぎ定食と食べていくうちに民子が死にそうに…。いつの間にか地獄のデートになってしまいました…。そしてここでもまた緒花のことがついでとか言いながら、照れる徹…。民子かわいそすぎる…。メニューにしてもせめて小さいメニューを選んであげるべきだったのでは…。確かに女の人の扱い慣れてなさそうです。徹も徹で分かっていてやっているのがまたひどいような。に、しても男性は何故あんなに食べて平気なのか…謎です。
 
 歩く中、昔住んでいた街や孝一のことを思い出し、涙を流す緒花…。そこに孝一から電話がかかってきて…。自分の目的のためだけに孝一を連れていこうとすることに罪悪感を感じる緒花…。結局今回もどこか煮え切らないまま二人の会話は終わってしまいます…。そして孝一のこの一言で電話が切れてしまいます。

「じゃあな」

 もうなにがなんだか…。色々うやむやすぎて何と言ったらいいのか…。緒花はちょっと言葉足らずな気がしました。でも結構これはこれでリアルだったのかも。こうしてまた二人は別れることになってしまいます…。
 孝一のあいさつがまたなじゃなかったことに傷つく緒花…。それでも泣いちゃダメだと、ぼんぼりを見て気を取り直そうとするのですが…?
 ぼんぼりを見つめ、皆のことを思い出す緒花。孝一を傷つけてしまったことに気づいたことで、緒花は何かに気付こうとしていました――。


 後半。結局民子は苦しくなって吐いてしまったようです…。そしてまた食べ歩きをしようとする徹…。徹が鬼に見えました…。
 ですが徹もこれ以上食べ歩きする気はなく。そしてユーフォーキャッチャーに夢中になってしまいます~。そして寿司のクッションをとりまくる徹…。徹は一体何を考えているのやら。
 そんな中民子が気にしていたのはやっぱり徹が緒花をどう思っているかということ。

『落ち着かないんですか
 緒花が他の男と会っていること…』

 やっぱり今の時点では民子の恋が叶う可能性は低そうです…。
 また民子も勝負に出ようとしていましたが…

『聞いてみたい。
 徹さんがあのぬいぐるみをとれたら…
 とれたら徹さんの気持ち…』

 結局ぬいぐるみはとれず!決着をつける時はまだ先のようです。
 ここで緒花から民子に電話が。ここで徹に電話代わり、ひとまず合流することに。徹はすごい量のぬいぐるみをGET。どうやらお土産だそうです…。

 そして緒花母に会いに行くことに!喜翆荘のことをがつんと言ってやると徹もやる気満々。孝一は別に連れてこなくてもよかったようです。今回の孝一って一体…。
 そうして緒花母の元へ!ですが緒花母はトランクを準備していたりと着いて行く気満々。なんだか気が抜けました…。

 孝一のことはうやむやなまま、車に乗り込み東京を後にする一行。しかも徹と母意気投合~。徹って一体…。もしかしてただ単に緒花一家の血筋に惹かれているだけなのでは…。着いてきた理由は新しいホテルの偵察もあるとか。やっぱり記事を書く際、そのホテルからお金をもらっていたようです。まさに大人の事情…。
 パーキングエリアで休憩。緒花も今回のことで徹のことを見直したようです。ですが民子はそのことに焦りも感じているようで…?民子も色々複雑なようです。

 徹と緒花母。徹、タバコは吸わないとさすが料理人です。そして徹はここで緒花母から本心を聞き出そうとします。徹~。緒花母・皐月も緒花に責められたことで、過去の自分を思い出したようです。ここで昔の緒花母と弟の縁が~!スイに抗議したりと緒花と皐月、本当に性格も外見もよく似ています!やっぱり親子ですね…。
 記事をどんな気持ちで書いたのかと訊ねる徹。これに緒花母は嘘はついていない、重要なのは本質だと答えます――。緒花母も新しいだけではだめだと、喜翆荘のきめ細かなおもてなしを大事に考えていたようです。母さんはいつだって正しい…と緒花母もスイの考えにも理解を示しているようで。
 また皐月は自分が悪い母親だということは緒花は恵まれていると語ります。まあ悪い母親の方が成長はするのかもしれません。なんだかんだで色々考えている辺り、やっぱり皐月もちゃんと母親なんですね。
 そして前回から疑問に感じていた、何故皐月が夜逃げを止めて東京に戻ってきても緒花に連絡しなかった理由。皐月も落ち着きそうだということで緒花に連絡しようとはしていたみたいですが、連絡する前に緒花が来てしまったそうで。皐月も今は緒花を連れ戻す気はなさそうです。


『東京に戻りたいって
 なんで今まで私、考えなかったんだろう…?
 東京にはこうちゃんもいるのに…

 でも、もう東京に戻っても
 こうちゃんとは前のようには戻れないんだ…』


 緒花も今は東京に戻りたいとは思わなかったようです…。孝一とは前みたいに戻れない=友達の関係で居続けることは無理だから、それが一番の理由のようです。喜翆荘での日々は一体…。こうしてなんだかすっきりしないまま緒花はまた喜翆荘へ戻っていきます…。緒花が他の人の気持ちを気にかけるようになったのは良い傾向なのかも。
 結局、緒花は答えを出さずまた東京を後に。今回観た感じだと別れたともいえず、どっちともいえない雰囲気がします…。むしろ徹とのフラグが更にたった回だったような…。徹も一体どうしたいのやら。とりあえず思っていた「じゃあな」とはなんだか違っていました。
 と、緒花が東京へ帰る理由もなくなり、このまま孝一はフェードアウトしてしまってもおかしくない雰囲気が。このままでは寂しいものがあるのでまた出番があるといいのですが…。


 次回は「四十万(しじま)の女~傷心MIX~」タイトルがなんだかすごいことになっていますが、何が起こるんでしょうか…?遂に緒花母が喜翆荘に戻る時が!スイや縁と再会した緒花母・皐月はどう出るんでしょうか…?喜翆荘にどんな変化が起きるのかも気になります。

 孝一の出番終わったかと思っていたら、どうやら話によれば孝一も後半重要な役どころとしてまだ出番があるそうで。よかった、よかった…。ということはまだ恋話は終っていないんでしょうか。一体ここから緒花の思いはこれからどこへ向かっていくのか、そして緒花がまた決断する時はくるのか…まだまだ2クール目に向けて気になるところが増えてきましたー。

 ではまた次回に!

 



3 コメント

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鰻ってのは割き3年、串打ち8年・・ (ライブラ)
2011-06-26 13:24:16
焼き一生ってもんで、簡単には極められるもんじゃない。が、俺たちも職人である以上は、盗めるとこは盗んでいくんだ。ほら、残さず食え」てな具合だったのか、いやぁ民子・・いきなり、周りの二人が、朝っぱらから大声で誘拐とか拉致とか言い出したり、ランチ・デートかと思えば、吐かされたりで、受難続きでした(笑

緒花と孝一・・やはり似たもの同士なのかなと。眼鏡の店員さんが、なんと言おうと、二人には二人なりの信頼感とかあるでしょうから、最終的には、元の鞘におさまるのでは。
人間として好き・・それでいいと思うよ、緒花。

皐月の「母親のほうに正論という分がないだけ、緒花のほうが、昔の自分より恵まれてるんだよ」みたいな発言・・次回の、四十万んとこの女三代の絡みが、とても楽しみというか、そのぶん四十万んとこの男・縁の受難が展開的に見えるというか。
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次回はこういう感じ? (ライブラ)
2011-06-26 13:36:14
皐月「やっぱり考えが、少し古すぎるのよねぇ。続けていけばこの先苦しくなるだけよ。」

縁「皐月姉さん・・。」

皐月「そこは、お客様でしょ。!」

スイ「言われるまでもなく、とうに苦しいんだから、そんなこと出て行ったアンタが気にしなさんな。」

縁「母さん!」

スイ「女将!」
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コメントありがとうございます! (ソウキ)
2011-07-09 03:48:54
ライブラさんコメントありがとうございます~。
緒花と孝一、最終的に結ばれるといいですねー。
岡田さん脚本なのでどうなるかまだまだ分かりませんが…。
四十万家の会話、本当にそうなりそうな感じがしますよね。
皐月が帰ってきて一体どうなるのか楽しみですー。
ではでは~。
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