今回は戦線メンバーの影との総力戦。戦う面々の姿がカッコよかったです。黒幕は一体誰なんでしょうか。今回は見せ場が多くて観ていて飽きませんでした。やっぱり仲間はいいですね…。
今回もOPなしで本編スタート。影の効果音がグロくて怖かったです…。深夜見ていると更に。影に立ち向かう奏がとてもカッコよかったです。なんか別作品のよう。奏に影をひきつけてもらっている間に、音無達は戦線メンバーに会いに行く事にします。
そうして前半が始まってから早速成仏タイムの始まり。まずは残されたガルデモメンバーです。ガルデモメンバーは音無達を待っていて、自分達はもう満足した、岩沢とユイ以外にボーカルはもういないと、満足して消えることを決めたと伝えます。皆この世界にずっと留まり続けるわけにはいかないと分かっていました。
そうして音無に思いを託し、一足早く皆で消えて行きます――。最後まであっさりした扱いのガルデモのメンバー達でした。自分達で満足して消えることができるというのにびっくりでした…。直井はこういう時も相変わらずでした。気付けば日向と直井がデコボココンビに。
その後音無達は外にいる影を倒そうとしますが、影が多すぎてピンチに…。ですがここで野田、大山、藤巻、TKと続々と戦線メンバーが加勢!松下五段もここぞというタイミングで帰って来ました!この音楽がなんだか懐かしい…。山ごもりでやせすぎていて驚きました。変わる意味はよく分からなかったですが…。音無さり気に反応良すぎ。
でも男子メンバーが終結して戦う姿はとてもカッコよかったです~。特に野田。最後までゆり一筋というのがさすがです。藤巻は自分が消えていても分からないだろうと、自分がどう思われているかちゃんと分かっていたんですね…。なんか泣けてきます。TKに持っていかれてしまいましたが…。
皆無事に消えようと誓い合い、影に向かっていきます。
「よし、突破するぞ!」
ほとんどの戦線メンバーは音無の話を理解し、受け入れていました。その後椎名も加勢に。それで日向とついでに直井を連れ、音無は地下へと向かいます。
ゆりはギルドへの道を進んでいきます。その中でギルドの長に遭遇。ギルドの長も戦いが終わると聞き満足して、ゆりに銃を託し去っていきます…。この人の扱いもあっけなかったような…。ギルドが黒幕だったということはなさそうです。
そんな中ゆりは奏ちゃんと仲良くなれたかもと、もしもの可能性に思いをはせます。でも思い出すのは生前兄弟を守れなかったという過去…。この話中の皆勢ぞろいの図はここで出すのが惜しいくらいクオリティが高かったです。最終回のエンドカードに出してもいいくらい…。
そんなふうに考えている間にも影の襲撃が…。ゆりはひたすら消えろを連呼し、攻撃を続けます。ですがそんな中ゆりにある異常が…。
後半。気付けばゆりは学校で普通に授業を受けていました。普通に女友達・ひとみもいて、気になる相手もいたりとゆりにとっては理想の学園生活だったんじゃないかと思います。先行カットで出てきたいた女の子はこの世界の子だったんですね。大事なキャラだったのか、そうでないのか…。ゆりは中村と呼ばれていましたが、これがゆりの苗字なんでしょうか。トイレのシーンが妙にリアル…。
そんな中、ゆりはこの世界が幻だとなんとなく気付きます。そしてゆりは授業中にさされた時、自分の思いを皆に向けて語ります。作品のテーマの人生という言葉がまた印象に残りました。そしてゆりはこの世界に別れを。
「だってそんな人生、
一生受け入れられないから!」
気付けば教室の人は消え、音無に手を引かれ現実に戻ってきます。そこには日向と直井も。奏がここまで連れてきてくれました。奏がかわいい…。音無もゆりと戦うことに。日向もゆりを心配。服の乱れで照れるゆり良かったです~。
ですが行く先にはやっぱり影の群れが…。でも奏の力で殲滅。奏やっぱり最強。音無達もここで奏達と影を食い止めることに。ゆりは一人で先へ向かいます――。
第2コンピューター室。その部屋にはパソコンがたくさん積まれていました。その先にいたのは一人の男子学生の姿をしたNPCでした。
「よくたどり着けましたね」
やっぱり黒幕は新キャラでした…。キャラがよさげなのでそこまで嫌な感じはしませんでしたが。声が石田さんと重要なキャラっぽいですが、名前はないようで名前表記も謎の青年でした。キャラデザがクールでカッコいいだけに、今回で出番終了だとしたら惜しいキャラだったと思います。クライストのポジションで今まで出ていたら面白くなったのになーとか思ったり。今回クライスト、一体どこにいたのか謎です…。
話はまず「ANGEL PLAYER」の話に。今までも奏の武器などを生み出すソフトとして作中に何度か出ていましたが、このソフトはこの世界の仕組みを変えることもできるようで、今回の影が出てきたのも謎の青年がこのソフトを使ったからのようですが、謎の青年はNPCでしかなく、プログラミングで動くだけの存在。プログラムを仕込んだのはそのANGEL PLAYERの製作者のようです。
で、後半はほとんどがそのゆりと謎の青年の会話で占められていました。この死後の世界の成り立ちに関わる話なのですが、この話が結構どういうことか分からず感想を書く時苦労しました…。
整理してみると、ここで明かされた事実はこんな感じ。2chで出ていた意見を元に自分なりに整理していました。自分でも整理しきれないのでおかしいところもあると思いますが、ご容赦下さい。AngelPlayerの製作者がなんだかかわいそう…。
・生前に満足できず死んだ若者が成仏する前に来る世界がある
・中には例外的に未練なく死んだ人が
記憶喪失になって迷い込んでくることも(音無)
・この世界で愛が芽生えるというバグが起きると、ここは永遠の楽園に変わる。
・でもそうなってはいけない、ここは卒業するべき場所だと考えた人物がいた。
・それがANGEL PLAYERの製作者。
・記憶喪失者が来ると愛が芽生えるというバグが起きる。(ユイ回が関連?)
・影を発生させることでNPC化させリセットすることもできる。
・そうなったただ一人の人物が、ANGEL PLAYERの製作者。
・AngelPlayerの製作者はこの世界である女性と愛を知った。
・それで女性は愛を知り消えたが、
AngelPlayerの製作者は消えることができなかった(バグだから?)
・AngelPlayerの製作者は、
消えた女性にもう一度会いたいと思い、待ち続けようとしたものの、
待つ時間があまりにも長すぎて、自ら発狂しNPC化してしまった。
・自分と同じ悲劇が起こらないように、AngelPlayerの製作者は
愛が芽生えないようにバグを修正するプログラムを仕込んでいた
(影のシステム)
話の後、謎の青年はゆりなら世界を変えることができるかもしれないと、神のような存在になれと促してきます。それでゆりも最初は不気味な笑みを浮かべ歓喜します――。神になれると大喜びするゆりには本当にゾッとしました…。なんかヤンデレっぽくて妙な怖さが…。
でもその後ゆりはすぐに冷静に。結局ゆりの演技だったということで安心しましたが、天使のことを奏と呼んでいなければ本当に疑っていたと思います。ゆりが神になる展開もある意味面白いと思いますが、安直な気がするので、そうならなくてよかったです。
そんなふうに思いを語るうちにゆりから愛の力が…。ゆりはみんなのため、仲間のために戦おうとします。仲間はやっぱりいいですね~。時間は永遠にたっぷりあるとゆりの覚悟を鈍らせようとする謎の青年ですが、今のゆりには通用せず。
「あのね…教えてあげる。
人間っていうものは、たったの10分だって
我慢してくれないものなのよ!!」
そうしてゆりは覚悟を決め、パソコンを次々と破壊していきます――。そして最後に謎の青年を撃ち、その存在を消します。このシーンを見て、ゆりももう一人の主人公だったのかもしれないなと思いました。
そうしてプログラムも破壊され、残ったのはパソコンの残骸。なんかパソコンの残骸って妙に絵になるなーとか思ったり。その残骸の中でゆりは座り込んでしまいます…。ここのED曲は反則でした…。ゆりの画も綺麗でよかったです~。ゆりの思いが切ない…。
遠のくゆりの意識。そんな中ゆりが見たのは弟と妹の三人。三人はゆりに暖かい言葉をかけます。
「ありがとう。もう十分だよ」
「もうおねえちゃんだけ苦しまなくてもいいよ」
「長い間、おつかれさま、お姉ちゃん!」
その言葉にゆりも救われ、涙を流します……。ゆりの長い戦いが終わった瞬間だったのかもしれません。ゆりの表情がじんわりきました…。正直どうしてこうなったとか分からないことだらけですが、このシーンには謎な感動がありました…。
そしてここでいつものEDに!見納めなのか、皆勢ぞろいです。日向とユイが~。TKと同じポーズと取る松下五段に笑。
そうしてゆりはそうして満足し、消えていきました――
…と思いきゃ。ゆりはまだ消えず、保健室に運ばれていました。そしてその傍らには音無・日向・直井・奏がいて…。音無達もまだ消えていなかったようですね。そんな状況に戸惑うゆり…。もう少し話は続くようです。今回が実質最終回だと、どこかで見ましたが納得しました。
次回は「Graduation」泣いても笑っても次回がAB最終回です。予告は音無のセリフのみ。
みんなと過ごせて…本当によかったです。
ありがとうございました。
卒業生代表、音無結弦。
いつもより短めで、ああ次回が最終回なんだな…と改めて感じました。こうなるとやっぱり皆で卒業して消えていくんでしょうか。その時音無と奏がどうなるのか見守っていきたいと思います。AngelPlayerの製作者の話的に音無が消えるのは難しそうですが、とりあえず奏の過去だけはどうにか明かして欲しいです…。
今回も意味不明な部分は多かったですが、最初から最後まで観ていて飽きませんでした。きっとキャラが生き生きとしていたからだと思います。でもなんかエヴァっぽかったと思ったのは私だけなんでしょうか…。今回でまた謎が増えて収拾つくのか心配。AngelPlayerの製作者にも何らかの救済があったらいいのですが…。謎の青年以上の黒幕はもういないんでしょうか。
ABは終盤になるほど面白くなってきたと思います。これで中盤までのキャラの掘り下げがわざとらしくなかったらよかったんですが…。とりあえず話はおいておいて、今回みたいな謎な感動が最終回でもまた感じられるといいなと思います。本当にABは最初から最後まで謎な作品でした。
ではまた次回に!
>つきさん
つきさんコメントありがとうございました~。
今回のABは本当何度見返してもなかなか掴めないことが多かったですね…。私もこうして感想を書いたり、感想巡りをしても分からないことだらけです…。でもABはそういう作品でいいのかもしれないなーと最近思うようになりました。
Angel Playerや音無の話に関しては2回ぐらい見て、ネットの意見を参考にまとめたりして色々考えて見たんですが、麻枝さんの作品なのであてになるかどうか不明です…。何事もなく音無が消えたらすいません。
次回の最終回もどうなるか気になりますよね。結末がさっぱり予想できません…。希望のある最終回になるといいなーと思います。
ではでは~。
>ガイルさん
ガイルさんコメントありがとうございました~。
あの影、やっぱりKHのハートレスに似ていますよねー。効果音とかグロくて怖かったですが、それだけに奏の戦う姿にシビれました。
ゆりのあの笑い出すシーンは一瞬本当にラスボスになるのかとヒヤヒヤしながら見ていました。デスノのライトと確かに似た狂気を感じました…。
今回は残されたガルデモメンバー、ギルドの長と、次々成仏したり、新キャラが出てきたりしましたが、やっぱり扱いがひどかったですよね…。2クールあればまた違っていたのかもしれませんが、なんだかかわいそうでした…。
やっぱり色々1クールでまとめきるのは難しかったんでしょうか。せめて最終回で少しでもその辺挽回してくれればいいのですが…。何だかんだで最終回楽しみです。
ではでは~。
>花月さん
花月さんコメントありがとうございました~。
今回で謎の青年からAngel Playerの製作者がNPCになったとか色々明らかになって、謎の青年も消えた以上、もう黒幕っぽい存在はいなくなったのかなと考えたりしたのですが、それ以上の存在もいておかしくなさそうですね…。死後の世界が黒幕だったという可能性もありえそうな気がします。また最終回まで色々考えてみようと思います!
ではでは~。
ひらがなでことみさんコメントありがとうございました~。
今回は最終回前ということもあって、ゆりの話多めでしたねー。全体の流れは別にして、弟・妹の会話にはじんわりきました。
ひらがなでことみさんもエヴァっぽいと思われていたようで何か安心しました。直井と謎の青年の声を別にしても、なんか世界の終わりっぽい雰囲気とか似ていた気がしていたので…。謎の青年は話し方的にもやっぱりカヲル君を意識しているんでしょうか。1話限りの出番というのがまたもったいなく感じます…。
EDの日向・ユイはよかったですよね~。まさか最後まで変えてくるとは思いませんでした。これでなんか救われた気がしました。
そんなABも次回で最終回なんですよねー。一体どんなラストを迎えるのかとても気になります!
ではでは~。
>そうか★こうすけさん
そうか★こうすけさんコメントありがとうございました~。
ゆりに関するコメントはその通りだな~と思い読ませて頂きました。感想で私が書けなかった部分を補完してくださったような気がします。色々納得しました。
ゆりのあのパソコンを破壊するシーンで絶叫するシーンでは、あの瞬間ゆりは過去弟・妹が殺された時の記憶を思い出していたんでしょうね…。ゆりのその時の思いを考えてみると深いものがあります。
最後まで神様に関するしがらみがあるのがまたゆりらしいかもと思いました。今回のABのメインはやっぱりゆりだったと改めて思いました。
ではでは~。
>ライブラさん
ライブラさんコメントありがとうございました~。
ゆりに関する伏線は今思うと1話から張られていたんですね。ライブラさんのコメントを読んで青い鳥を思い出しました。私も幸せはやっぱり近くにあるんじゃないかと思うのですが、それに気付くまでが時間かかったり、大変だったりするのかもしれませんね…。今回のABはゆりがそのことに気付くまでの話だったのかもしれません。
今回の話はゆりメインだったんだなと改めて感じました。ゆりも最後の最後でちゃんと救われてよかったと思います。悪役とかにならなくて本当によかったです…。
ではでは~。
理由は今回の一件のプログラムを作った張本人は
恋人が自分より先に成仏して自分はそれが未練となり
成仏出来なくなって同じ過ちが起きないように
エンジェルプレイヤーを制作したという事です。
この事から管理人さんの言う黒幕は
そのプログラムを忠実にこなしていただけの存在、
すでにNPC化している彼を作ったプログラマーが
黒幕と言って言いです。
しかし事の発端は死後の世界の元からある役割から
引き起こり、それが連鎖する形で今回の一件と繋がっています。
つまり真の黒幕は死後の世界自体と思います。
ゆりが自分が神になれるとか言って笑い出した時は、怖かったですね。デスノのライトみたいでした。
色々謎が解けたりして良かったとは思いますが、気になる所もありました
ガルデモメンバーの扱いがあっさりしすぎ、ユイ以外ほとんど空気でした。ギルド長も同様!ゆりの扱いが悪いとか言われてきたけど彼女達に比べれば遥かにマシ!
突然出てきたひとみちゃんも一体何だったのか?
緑川さんはリトバスネタだったのでまだいいとは思いますが、先週の柴田さんといい今回の石田さんといい、重要キャラでもない突然登場のちょいキャラをやらせるのは正直どうなんでしょう
と、以上の事が気になってしまいました。
人にとって、欲しいものと、本当にその人にとって必要なものは異なっていることが多いですよね。
望んだものが手に入らずがっかりすることがあっても、後から思い返せば、じつはその時の自分にとって必要(大事)なものは、自分の手の届くとこにあったんだなということは、実生活でもよくあることです。
そして、何かをきっかけにして、今の自分にとって真に必要なものが、そのまま今、自分の望むものであると気づき、思えるなら、人は、自分の人生に幾重にも巡らせられた人智を超えた配慮に感謝し、とても幸せな気持ちになれるものです。
長い間、とらわれていても辛いだけで仕方のない思いや感情で、自身の心に硬いものを持ち続けていたゆりっぺ。
最後のゆりっぺと弟や妹たちとの会話は、そんなゆりっぺに、解放され、癒された彼女自身の心が見させた夢のようなものなんでしょうね。
けど、次の瞬間に即答でプログラムの停止を求める。彼女にとっていつの間にか、当初の戦いの目的より、「仲間を助ける」ということのほうが遥かに重い意味をもっていた。ということだと思います。その瞬間、この世界にかつてない大きな「愛」というバグが発生したことが検知される。
「10分だって待ってくれないのよ!」という絶叫は、彼女の妹たちが10分おきに殺された記憶とかぶったものでしょう。その絶叫とともに、自分が求め続けてはずのものを自分の手で破壊していく。仲間を助けるために。
結局、最もこの世界と神を否定していたはずの彼女の行動によって、この世界は神が意図した通りの正しい姿に戻っていったわけですよね。そしてそのことによって、ゆりっぺ自身も憎む心を捨てて救われた。
神様は直接に手をくだしたり、自分の存在を示すようなことは何もしない。いかにも神様がやりそうな手口だと思いました(笑
なにか最後のゆりと弟と妹2人の会話でEDに持って行くシーンは最終回みたいな感じでしたね。
>でもなんかエヴァっぽかったと思ったのは私だけなんでしょうか…。
いえいえ私も謎の青年、声が石田さんでしたので、話し方もカヲル君っぽいなぁと、エヴァだなぁと思いました。
EDも日向とユイのじゃれあってるカットがあったので微笑ましく感じました。
さて次週で最終回どうなふうに終わらすのか楽しみにしてます。
ではでは。