コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

宇宙をかける少女 第23話 「秘剣、輝く」 感想

2009-06-11 01:08:55 | 宇宙をかける少女(そらかけ)(2009冬春)

 今回はようやく秋葉とレオパルドがまた再会する話。そしてレオパルドの真の力がいよいよ目覚める時が…。このシーンは見ていて熱くなりました!今までで一番秋葉よく思えたかも。また最後にはある事実が明らかに…。これでいいんでしょうか、そらかけ。


 始めはつつじがプロキシマの冠を渡した?後から。つつじが消えた理由に関しては説明がないのはどうかと思いました。しかも生徒会メンバーとの再会もないままつつじはまたベンケイと共にどこかに行ってしまい…。これでいいんでしょうか、そらかけ。ただスール兄弟の再会シーンがあったのはよかったです。
 また高嶺も操られていたことを悔いながらも、風音に説教されて戻ってくることに。今回は高嶺対アレイダの戦いもあってよかったです。この2人が戦う理由にはあまり深い理由はなさそうですが。
 その話から高嶺がナミのアンチQTにより元に戻ったのではないかと。その話から獅子堂5姉妹が神楽から受け継がれた力が明らかに。

風音 全てを見通す目
高嶺 戦う力
桜  天才的頭脳
ナミ アンチQT
秋葉 願い

 風音・高嶺・桜の力がとても羨ましく感じたり…。うらやましい能力です。ナミと秋葉は日常生活では役に立たない能力ですが、対ネルヴァル戦にはとても重要な力を持っているみたいです。ナミの力は終盤役に立ちそうな予感が。秋葉の能力は未知数すぎてまだどういう力かは分かりませんが、この状況を引っくり返すぐらいの力はありそうです。それをネルヴァルも警戒しているようですが…。終盤っぽくなってきました。

 その一方で着々と完全体へと近づくレオパルド。今回で一気に冠・剣・華を入手し、その条件は揃いました!でも1クールの時、秋葉達がパーツを細々と集めていた意味は一体なんだったんでしょう…。まあ物語後半にいけばきっとよくあることのはず…。今回は残り数話ということもあって何か駆け足気味に感じました。
 秋葉は妹子を失い傷心状態でレオパルドの元へ。電車の妹子の幻が切ないです…。最初入ってきたのが風音だと思って動揺するレオパルドが面白かったです~。本逆さま!
 久々の再会ですが、顔を合わせた途端2人はまた言い合いに。相変わらずの2人です。そんな中レオパルドは妹子がいないことに気づき、どうしたのかと秋葉に聞きますが、それに秋葉は落ち込みつつも、妹子の死についてレオパルドに伝えます。
 妹子の死にはさすがにレオパルドも気をきかすだろうと思っていましたが、レオパルドにそんな気遣いはできることもなく。逆にレオパルドは妹子への恨みを口にし喜び、秋葉を更に落ち込ませてしまいます…。ここのレオパルドはさすがにどうかと思いました。無神経です…。そんなんだから男だと皆に認めてもらえないのでは…。黙っていればいいのにと思いつつ。
 そのレオパルドの心無い言葉に秋葉はレオパルドへ怒りをぶつけます。秋葉の怒りは分かる気がしました。でも秋葉も秋葉でまだ子の死を受け入れきれないところもあって、なんともいえない感じが…。妹子の死を受け入れないと秋葉も前へ進めないように思えました。

 そんな中、コロニーに場所を特定したクサンチッペ・アレイダ襲来…!狙いは秋葉でした。高嶺は秋葉を守るためにアレイダと戦うことに…!遂にOPの組み合わせが実現です!ただのフリではなかったんですね。でもこの2人には特別これといった因縁がないのであまり盛り上がらないのが残念…。会話を何回か交わすだけで随分違ったと思います。また普段お笑い担当なブーミンも今回はまともに活躍!ちょっと驚きました。
 アレイダを高嶺に任せ逃げる秋葉。でも秋葉にイグジステンズによって操られたコロニーの住民が襲い掛かってきます!住民あっさり操られすぎ。皆赤い箱を被って秋葉を追ってきます。なんかホラー映画のよう…。まさしくゾンビです。
 逃げ回る秋葉ですが、次第に追い詰められにピンチに…!後がありませんでした。が、ここでいつきの助けが!いつきは安全な場所に秋葉を誘導します。やっぱりこういう時に頼りになるのはいつきですね~。今回のいつきはキマっていてよかったです!
 そして安全な場所に避難した後いつきは妹子の死を受け入れず、妹子のことを忘れたいと落ち込む秋葉の頬を叩き、叱ります。

「私はあなたの事が好きなんです」

 
と言った時は驚きましたが、もちろん友達としての意味…だと思います。ここでのいつきの、

「そんなあなたが、妹子さんを忘れてしまったら…
 そんな酷い事をするなんて、
 私が好きになった秋葉さんじゃありません!」

 と、いうセリフはグッときました。秋葉の頬を叩いた瞬間も。秋葉も良い友達を持ちました…。あといつきも秋葉と会ってから本当成長したな…と感じました。最初の不器用っぷりが嘘のよう…。

 またその後ほのか&フォンも到着!フォンは華であるQTローズをコロニー中に咲かせ、住人の支配を解きます!これでイグジステンズの力は無効化されました。フリオ達も元の調子に。この辺の展開は見ていて気持ち良いものがありました。
 ほのかもそんなフォンの活躍に負けず、秋葉のためにと封じていた機体を起動させ、秋葉の元へ!いつきに負けず、ほのかも何だか熱いです!ほのかも、

「イモの話は聞いた。
 私も秋葉を運命に巻き込まなければ…
 イモは死ななかったのかもしれない。

 私もイモが好きだった。
 ネルヴァルをまた大切な人が傷ついて死ぬ。
 ネルヴァルを止めて、秋葉!」
「ほのかちゃん…」


「それまで私が秋葉を守る!イモの分まで…」
「私もいます!秋葉さん!!」
「いつきちゃん、ほのかちゃん…」

 と、覚悟をまた決めたみたいですね~。このシーンは友情っぽくて好きです。今回のほのかは本当にカッコよかったです。個人的にほのかが妹子のことを「イモ」と呼ぶのが何か好きです。秋葉もここまで言われたら何もしないわけにはいかないですね。

 状況はだんだんレオパルド優勢になってきましたが、最後には剣の封印を解かなくてはならず…。しかも秋葉でないと封印は解けないようで。燃える展開ですが大変ですね。秋葉は急いでクサンチッペに追い詰められているレオパルドの元へ向かいます。そして黄金銃をレオパルドに向け…

「レオパルド…あんたの封印を解いてあげる!」

 と、レオパルドへ向けて銃を放ち、レオパルドの力を解放します――!そこの秋葉のセリフがとてもよかったです。この時を待っていました。

「ずっと分かっていなかったんだと思う。
 ネルヴァルと戦う理由が。


 これがあたしにしかできないこと…。
 イモちゃん、あたし頑張ってみるよ。
 みんなと一緒に!」

 秋葉の成長がようやく見えました…!秋葉が自分で自分のすべきことを見い出しました。展開的にも燃える展開で、この辺は見ていて面白かったです~。
 そしてレオパルドが本来の形態に。今まで赤だったレオパルドの目?が青に輝きます。なんか青の目カッコよくて良いかも…。今までと雰囲気も何だか違いました。これにより完成形になったレオパルドは本来の力を発揮。秋葉と共にクサンチッペへ攻撃を放ちます――。妹子への想いを胸に立ち向かう秋葉の姿も輝いて見えました!

 そうしてレオパルド・秋葉はクサンチッペを撃破。その後皆はクサンチッペをどうするかでもめますが、秋葉は復讐しても妹子は戻ってこないからと、クサンチッペを破壊しないことを決めます。秋葉が復讐しようとする展開にならなくて安心でした。嘆く秋葉には心がちょっと痛みましたが…。

 ですがここでクサンチッペによりある事実が判明…。なんと妹子が生きていました!なんという超展開…。奇跡というほかありません。秋葉達もこの事実には驚き…。
 一方妹子は何かエニグマらしいところで眠っていましたが、起きたようです。服も特攻時のものなのできっと本人なのでしょう。まさかあのラストで生きているとは思いませんでした。公式の遺影にしろ…。前々回の涙を返せ~と心で叫びました。妹子の生存が明かされたところで次回へ。
 見た後すぐはご都合展開…?EDのあの光は何だったんだ~と思い何ともいえない気分になりました。ある程度状況が落ち着いてからなら復活もありかと思いましたが、ちょっと生存明らかになるの早すぎです…。せっかく進みだした秋葉の成長がまた止まってしまう気がします…。とりあえず次回以降で納得いく説明を~。


 次回は「終末の呼び声」妹子を助けに行こうとする秋葉ですが、そこを高嶺に止められるみたいです。今回見る前にHDDのチャンネル欄の次回の欄見なくて良かった…。見る前にネタバレされるところでした。ばっちり妹子が生きていると載ってて焦ってしまったり。
 2クール続いてきたそらかけもいよいよ残すところあと3話。どう締めるのか気になるところ。というか3話でネルヴァルとの戦いが終わる気がしないのですが…。とりあえず、

・何故神楽はアレイダになってしまったのか
・宇宙をかける少女は一体何なのか

 ここだけははっきりさせてほしいなーと思います。すべての伏線を回収できるといいんですが…。

 ではまた次回に!

 



2 コメント

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Unknown (通りすがりの旅人)
2009-06-14 01:29:56
妹子の生存確認は後頭部を殴られるほどの衝撃を受けました。何ていうのか、台無しです…。もうちょっと引っ張ってほしかった…。

つつじと生徒会の再会も期待してただけに残念です。スール姉弟が全員揃うシーンが初めて出ました。あんなブーミンも初めて見ました。

>妹子の死についてレオパルドに伝えます。

冗談か本気か分かりませんが、レオパルドの暴言には本気で腹が立ちました。でも柄にもなく熱くなったほのかと秋葉のやりとりは好きです。

>何故神楽はアレイダになってしまったのか

最大の謎の1つです。秋葉の夢の中でも色々と意味ありげな発言をしていましたね。
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コメントありがとうございます! (ソウキ)
2009-06-16 03:12:34
 通りすがりの旅人さんコメントありがとうございます~。
 妹子の生存確認はやっぱり判明するのが早すぎでしたよね…。せっかく展開が良い方向に向かっていると思っていたら…。ショックでした。すべてが終わってからでもよかった気がするんですが…。
他にも色々今回期待していた点がありましたが、ことごとく外してがっかりでした。でもスール姉弟が揃ったシーンはよかったです~。姉弟の意味があるのかはイマイチ謎だったりしますが…。ブーミンも珍しく活躍していて驚きました。オチもなく…。どうしたんでしょうね。

 今回のレオパルドの暴言はもう…。見ているときはそんなんだから風音に勝てないんじゃないかと思ったりしました。もう少し気遣いを見せて欲しかったです。ほのかと秋葉のやり取りは良かったですよね~。そらかけにしては結構熱い展開でグッときました~。

 神楽が何故アレイダになったのかは、もう正体を知った時から気になっていたんですが、これまで明かされることもなくもやもやしていました。きっと50年前のことに関係しているとは思うのですが…。とにかくここだけは明かして終わってほしいな~と思います。

 ではでは~。
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