今回は惨劇が起こり、事件がいよいよ始まるところまで進みます。原作でも驚きましたが、現場が…。今回も原作BGMがちょくちょく使われていてよかったです。なんか2話に入ったら色々慣れてきました。
前回真里亞がベアトリーチェから傘を借りたと聞いたものの、それを真里亞の冗談だとして認めていない楼座。楼座は夕食の席で本当は誰が真里亞に傘を差し出したのかたずねますが、誰も貸してはいないようで…。謎だけが深まっていきます。
夕食はデザートに。相変わらず郷田の料理はおいしそうです。で、夕食のメニューが一通り出てきたことを確認した真里亞はここでベアトリーチェから託されたという手紙を読み上げていきます――。ここの真里亞の表情の怖さは原作以上でした。雰囲気変わりすぎ。まあ別人ともいえますが…。原作の真里亞は結構リアルの子供っぽい表情だったような。でもここでこんなに怖くしたら、この後の豹変する時の驚きが半減してしまうよう気が…。この先はもっと怖くなるんでしょうか。
手紙の内容を要約するとこんな感じ。
・金蔵と交わしていた契約は終わり、
右代宮家がこれまで築いた富は自分に返してもらう
・富を得たければ碑文を解け
大人達はそんなベアトリーチェの手紙をまったく信じようとせず。でも急にこんなこと言われても確かに信じられないのかも…。いよいよベアトリーチェが動き出しました。でも真里亞は皆がベアトリーチェの存在を信じてくれなくて悲しんでいる様子。この先状況が変わることはあるのでしょうか。
それで大人達は金蔵にどういうことなのか聞きに書斎の前まで聞きにいくものの、もちろん相手にされず退散。手紙の差出人については謎なままです。
一方金蔵は一人でいい気になって儀式の始まりを待ちわびるばかり…。ルーレットが回り始めたと、何かを企んでいるようです。に、しても皆を無人島に集めて、怪しげな儀式をしようとしているって、本当はた迷惑な話ですね…。
その後、戦人は霧江から19人目は存在していない、ベアトリーチェという人物も存在しないのではないかと霧江の考えを聞かされていました。アニメの霧江は更にカッコよくなっている気が。に、してもこの2人の関係や留弗夫との確執についてはもっと説明する必要があるのでは…。原作を知らないとちんぷんかんぷんな気がします。
またここで戦人の今後の考えに深く影響してくる話がここで出てきます。それは、
「チェス盤を引っくり返す」
という、霧江が得意とする「チェス盤思考」。自分の視点ではなく、相手(犯人)の視点から考えをよもうという考えです。この先戦人がある人物と戦う時、戦人はしきりにこれを持ち出して対抗しようとすることになると思います。
またそこに留弗夫もそこに。留弗夫は2人に話がある様子。でもその話とは何か意味深で…
「俺は多分、今夜殺されるだろうな」
という何かを予兆したもの…。戦人はこの言葉に動揺するばかり…。何故留弗夫はそれを予見するようなことをここで言ったのか、原作をやっている今でも謎に感じています。とにかく今夜何かが起こるのは間違いなさそうです。
その頃蔵臼は夏妃に黄金を見せ、ベアトリーチェの黄金が実在したことを教えていました…。夏妃はこの黄金を見て驚きを隠せない様子…。ベアトリーチェの存在感がまた増してきました。
このことに動揺し、廊下で考え事をする夏妃。原作でも度々出てくる頭痛に悩むシーンがやっと出てきました。夏妃の頭痛が治る日は…こなそうです。
そんな夏妃を娘の朱志香が気遣おうとします。始めは朱志香を遠ざけようとした夏妃ですが、朱志香が本当に自分を気遣っていると気付き、夏妃にも変化が。なんかここの夏妃は母親らしくてよかったです。
そして朱志香が真里亞からもらったブレスレットを夏妃にお守りだと渡すと、夏妃も嬉しそうにそれを受け取ります。このブレスレットが夏妃の運命を左右することに…。
この2人が心を通わせるシーンも、EP1をやっていて良いシーンだと思ったシーンの1つでした。良い感じに再現されていたと思いますが、やっぱりその前に夏妃が朱志香を注意するシーンとかがカットされたのが残念だったかも…。
その後子供達はゲストハウスの部屋へ帰ることに。相変わらず戦人は紗音に対してエロいですね…。子供達は大人達と違って楽しそうです。
また使用人のシフトが蔵臼の指示で変更に。蔵臼は今夜親族で話すことを古くから金蔵に使えている使用人には聞かれたくないようです。それにより郷田と紗音が屋敷の当番に…。その他の使用人はゲストハウスで待機することになります。ここもまた運命の分かれ目ですね…。
また譲治・紗音は2人で庭で密会。実は2人は前々から付き合っていました。戦人はこの時初めて知ったようで驚いている様子。確かに意外な事実です…。
そしてこの日はまた2人にとっては大事な日。なんと譲治は紗音へ婚約指輪を手渡します――。ここの会話が原作をやっていた時、印象に残ったので書き出してみます。譲治は意外に大胆でした。確かに親とちょっと似ているのかもと感じたシーンです。
「紗音、これはお願いじゃない。命令だよ。
この指輪を受け取って」
「命令なら従わなければなりません…」
「ここからは命令じゃない。
明日までに言葉じゃない形で返事が欲しい。
分かるよね」
「明日、その返事を見せて欲しい」
一見ヘタレに見える譲治ですが、やる時はやる人でした。今後もこの調子で頑張ってほしいところ。あとこのシーンの鈴村さんの演技にちょっとドキっとしました。やっぱり上手いです。
紗音もそんな大胆な譲治のプロポーズに照れていたりとまんざらではない様子…。答えも決まっているようです。すっかりできていた2人でした。答えを出すのが先送りされてしまったのがちょっと嫌な予感がするところですが…。いつかこの2人には幸せになってほしいです。
でも2人を引き裂くようにベアトリーチェの蝶が出現…いかにも何か起きそうです。色々なキャラの思いが交錯する中、夜は明けていきます――。
そうして翌日。もちろん何も起こらないはずはなく。朝食の準備に取り掛かっているはずの郷田が厨房にいなかったり、蔵臼・留弗夫・霧江・楼座・紗音が部屋にいなかったりと次々と異常が確認されていきます――。遂に儀式が始まってしまいました…。
夏妃は使用人の源次に起こされて、朝の異常について知ります。また夏妃の部屋のドアにも血で謎な魔方陣が描かれていたりとかなり不吉な感じが…。夏妃はお守りのおかげか難を逃れることができました。夏妃は源次の話から屋敷の異常を知らされ、すぐに動き出します。
まずは部屋にこもっている金蔵の安否を確かめに行くことに。この際夏妃は源次から金蔵の部屋の鍵を託されます。この鍵は金蔵の信頼する使用人の源次しかもたない鍵…それを夏妃に託すということは大きな意味がありそうです…。源次の夏妃への信頼を感じました。源次は本当に良い使用人です。夏妃も源次への認識に変化が出てきた様子。
それから夏妃は鍵を借り、金蔵の書斎へ入っていきます。金蔵も消えたかと思いましたが、金蔵はこの時点ではまた生きていました。実はこのシーンもこの先の謎のひとつだったり…。
金蔵は始め夏妃が入ってきたことに警戒しますが、夏妃がうわべだけでなく、心から家のことを思っていることに気付き、何か思うところがあったのか夏妃に話しかけます。
「夏妃、この家に嫁いで随分になるな」
「はい」
「前の家が恋しくなることもあるか?」
「いえ、私は右代宮家夏妃!
帰る家も懐かしむ家も
すべては右代宮家のみです!!」
ここのシーンはEP1でも特に好きなシーンだったのでアニメでちゃんとやってくれて安心しました。はしょられなくてよかった…。夏妃が自分の決意を語るシーンがカッコよかったです。夏妃の誇りを感じました。
血族でないものの、右代宮家の人間として誇りを持つ夏妃に金蔵も感心した様子。
「うむ…蔵臼が女で、お前がその夫であったなら…
いや、それは言うまい」
「お父様…
この夏妃は血は繋がらずとも、このお父様の娘です。
この右代宮の栄光も、
すべてこの夏妃が守って見せます!」
金蔵にここまで言わせるとは…本当にすごいと思います。金蔵がここまで真面目に人をほめることはめったにないと思います。本当ここにいるのがもったいない人です…。夏妃にこそ碑文を解いてほしいです。
そして最後に金蔵は夏妃の誇りを称え、こう言います。
「確かにお前はこの片翼を背負う資格はない。
しかしお前の心には片翼が刻まれている。
お前は間違いなく我が血族で、
右代宮を引き継ぐものだ」
「お父様…」
ここまで金蔵が言うと思っていなかったのでこのシーンを見た時は驚きました。夏妃のこれまでの頑張りがようやく報われた瞬間でした。夏妃もそんな金蔵の言葉に感激している様子。このシーンは見ていてこっちも嬉しくなりました。
その後部屋を出た際、絵羽にからかわれそうになった夏妃でしたが、自信をつけた夏妃は絵羽の言葉をもうもろともせず。夏妃はたくましくなったのかも。EP1の夏妃は本当にカッコ良いので注目です。
でもこの後夏妃は源次に呼ばれ、その先の庭倉庫でとんでもないものを見ることに…。いよいよ事件の幕開けです。
一方子供達も大人達が慌てているのを見て、この状況の異常に気付きます。で、戦人達も庭倉庫へ行ってみることに。真里亞はTVに夢中になりお留守番。
そして戦人達も庭倉庫に到着しますが、ここでも謎な魔方陣があったりと何か異様な空気が……。そして夏妃は子供達がそこに来てしまったのに慌て、急いでそこから遠ざけようとします。でも何も知らない戦人達はその先を見てしまうことに…。
で、その先にあったのはなんと…
郷田・蔵臼・留弗夫・
霧江・楼座・紗音の顔が抉られた死体…
無残な6人の死体でした――。なんとも凄惨な光景です…。それはあの碑文に記された通りでもあり…。原作ではテキストでどんなにグロいのか延々と語られていて恐怖でしたが、アニメではマイルドにされていて少し安心。でもいきなり見たらビビる気がします。しかもよくよく見ると死体の顔が見えてしまっているという…怖すぎです。ここも原作のBGMが流れてよかったです!あの音楽も妙に強烈です。
そんな凄惨な光景を見て、両親を失った戦人、父を失った朱志香は発狂…。無理もないです…。そして婚約者を失った譲治も悲しみに暮れていきます…。紗音が婚約指輪をつけているのがなんとも切ないところ…。原作ではこの死体を見るシーンで秀吉と会話があったり泣かされましたが、これはこれで泣かせます…。
と、遂に惨劇が起こってしまった…というところで次回へ続きます。今回はEDばベストマッチでした。あのEDが惨劇と妙に合っているのが不思議に感じました。
次回は「EpisodeⅠ- III budious move」遂に金蔵・ベアトリーチェの仕掛けるゲームが始まってしまいました。戦人達はこれにどう立ち向かっていくのか気になります。戦人達は事件を解明することができるのでしょうか。…でも少しは碑文のことも考えて下さい。
今回も大事なシーンで原作の音楽が結構使われていたりして嬉しかったです~。プロポーズシーンとか惨劇が起こった時の音楽とか。ひぐらしの時は音楽が残念でしたが、今回は原作の音楽を大事にしているようで良い感じです!そのおかげか1話より絵にも慣れてきて、話も原作の半分だけを再現していく気なんだなと思って見ていけば、それなりに楽しんでみることができる気がしてきました。この先も楽しみになってきました。
ではまた次回に!
じゃないと某娘さんがあの成長ぶりで10歳以下、あるいは結婚前にげふんごふんということに……まぁロリ巨乳もいいものですg「うぜぇぜ!(ばき」
確かに10年だとそうなってしまいますね…。考えてみてちょっと恐ろしくなりました。ロリ巨乳も捨てがたいですけどね~。
ではでは~。