今回から出題編ラストエピソードのEP4がスタート。縁寿中心で今までとは違った視点で話が進んでいきます。縁寿登場で戦人の気持ちがどう変化するか気になります。原作並に縁寿が強くて驚きました。
でも原作をやっていない人は時間軸とかこんがらがって分からないのではないかという心配が…。もうちょっとその配慮があればな…と感じました。
最初はEP4の始まりで、戦人達が島に行くシーンから。その途中、戦人は縁寿とすれ違いますが、この年はまだ縁寿は小さい子供…。戦人は縁寿のことに気づけませんでした。戦人達を見送る縁寿がとても切なかったです…。
戦人達が島に行った後、縁寿はベルンカステルと会話。ベルンは縁寿に残念そうに言いますが、縁寿は家族の元気そうな姿を見れただけでも奇跡と、家族をまた会えたことに喜びを感じていました。前回は戦人に冷たかった縁寿ですが、やっぱり家族想いなんですね…。
家族と本当の世界を取り戻すために縁寿は戦うことを決意します――。
「行きましょう。私の…いいえ、
みんなの運命を変えた1986年、
10月4日の六軒島へ――」
本当いつか縁寿にはどんな形でもいいので、家族と暮らせる時がくればいいな~と思いますね。このEP4をやっている時は本当そう感じました。
OPでは今までの肖像画が。EP4はこれまでの集大成の話のように感じます。さすがにオールスターのパッケージは使わなかったんですね…。ちょっと残念。作中で使われればいいなーと思いますが、お蔵入りしてしまいそうな気がします。EP4のパッケージ好きなんですけどねー。
再び始まるバトル。前回戦人のことを騙したベアトですが、何故か凹んでいる戦人を心配していました。ベアトはEP3で見せたときのように、しおらしく戦人のことを心配します…。ベアトのこういう女の子っぽいところが完全に演技でなくてよかったと思いました~。ベアトも戦人との戦いを望んでいるようです。
そこに七姉妹と遊んでいる戦人がやってきます…。アニメでは冒頭で戦人と遊ぶシーンがなかなかなくて寂しかったですが、これはいいですね~。一度は凹んだ戦人でしたが、まだ諦めてはいませんでした。ベアトもまんまとロノウェに騙されてしまいました。ノロウェグッジョブ。
で、ベアトと対面した戦人はもう敵同士という関係は変わらないと、詐欺行為を二度とするなとベアトへ要求してきます。これに一瞬戸惑うベアトですが、ベアトはこれを了承。結局このうみねこという作品は戦人かベアト、どちらが勝利するまで続くようです。
そうして戦人はゲームを再開しようとしますが、ここでベアトは新しい客人を迎えます。それは縁寿でした…。どうやら縁寿も参戦するようで、これは期待できますね!でも縁寿は戦人に対して常に辛辣。冗談は髪型だけ~には笑いが。兄にでも縁寿はキツいですね…。これも愛ゆえだと思いますが。
名前を聞かれる縁寿ですが、戦人に縁寿はこう名乗ります――。
「グレーテル…」
縁寿は自分の本名を言わず。わざわざ偽名を使ったのには何か深い理由がありそうです。あくまで縁寿は他人として戦人を助ける気のようです。に、してもこの名前が出てくる童話の内容…まさに今の状況そのものですね。縁寿も縁寿で戦人に密かに気づいてほしいと思っているのかもしれません。
そして縁寿は戦人に目的を忘れないようにと、強く訴えかけてきます。
「戦人、忘れないで。
あなたの帰りを待っている人が必ずいる…。
だから…その人のためにも、
絶対に魔女を打ち倒さなければならないと
いうことを忘れないで!」
「ああ…」
名前を伝えられないということが、本当もどかしいですね…。早く戦人に気づいて欲しいですが、なんともいえないところです…。
で、ここからゲーム開始かと思いきゃ、ここから縁寿の過去へ――。なんか唐突で面食らいました…。話は六軒島の事件の後のことになります。
縁寿は絵羽に引き取られることに…。アニメではさらりと流されましたが、縁寿自身は絵羽のところへ行くことを拒んでいました。でも絵羽が強引に縁寿を引き取ろうと色々手回ししたため、縁寿は絵羽と暮らすことになってしまっていました…。放っておけばいいのに、絵羽は本当意地悪だと思います…。
もちろん絵羽が好意で縁寿を引き取ったわけではなく…。絵羽は自分が死んだ後、財産が縁寿に相続されることを嫌がっており、まあ嫌がらせのために縁寿を引き取ったのでした。それから絵羽はことあるごとに縁寿に憎しみをぶつけてきます。そのため縁寿もまた憎むようになっていました。食事中の絵羽の胸がやけに気になってしまったのは自分だけでないはず…。
財産を手にした絵羽ですが、譲治を失った悲しみを忘れてはいませんでした…。やっぱり財産だけあっても人は幸せにはなれないのかもしれませんね…。この点だけは本当絵羽がかわいそうだなと感じます。ちなみにアニメでは割とやんわり描かれていますが、原作ではこの辺の描写はキツかったです…。
学校に通う縁寿。でも内向的な縁寿は皆からいじめのターゲットにされ、嫌がらせを受けていました…。どこの世界でも嫌な奴はいるもんですね…。いじめている側は一回その立場になって同じことをされればいいと思います。
そんな縁寿が心の拠り所にしているのは真里亞の日記…。そこには過去の真里亞の世界が広がっていました。真里亞の日記からは幸せが溢れていました。
ファミレスで食事をする真里亞と楼座。幸せそうな2人です。そして楼座は真里亞へ「さくたろう」という、ライオンのぬいぐるみをプレゼント。遂にアニメでもさくたろう登場ですね。この先女性でショタ好きだという方は楽しみにしていて下さい。驚くはず…。
楼座からのプレゼントに真里亞はとても喜びます~。楼座も喜んでくれて嬉しそう…。幸せそうな2人でした。ずっとこういう関係だったらいいのですが…。
が、この後不穏な空気が漂ってきます…。なんと楼座は愛人と旅行に行っていました…。しかも真里亞には仕事でお泊りと嘘をつき、置き去りにして…。楼座、親として最低ですね…。親としての悩みもあるかもしれませんが、これはいけません…。この時の真里亞はまだ気づいていませんが、この事実を真里亞が知った時、また鬱展開になりそうで怖いですね…。
でもこの時はまだ真里亞はそのことを知りませんでした。真里亞のこの時の服は白貴重でかわいいですね~。原作ではあのままでしたが、さすがに変えてきて安心しました。さくたろうの声にちょっと笑い。確かに茅原さんの声あっているかもしれませんね~。今後のさくたろうには色々な意味で期待しています!
真里亞の世界に浸っていた縁寿。縁寿が日記を閉じた時、真里亞の霊らしき存在が目の前に現れます…。そして真里亞は魔法の道へ縁寿を導いてきます――。真里亞もまさか魔女だったのでしょうか…。また話が不思議な方向へ向かっていきました。
ささやかな時を楽しんでいた縁寿でしたが、でもその時、クラスの嫌な奴に邪魔されます…。きっとこの人達は心の痛みが分からないんでしょうね…。うんざりします。
飛び降りた後の縁寿のことについても語られていきます。ビルに飛び込んでメタ世界に行ったと思っていましたが、どうやらその間にはまだ何かあったようです。どうやらビルに飛び込んだ後はネットで助かったようで…。縁寿、勇ましすぎますね…。
その後、ビルの一室で縁寿はある人物と会っていました。で、ここでひぐらしにも出てきていた小此木登場!ひぐらしとの関連が気になります~。原作で出てきた時は驚きました。意外なその後でした。どうやら今回は縁寿を助けてくれるようです。
そこで絵羽の話に。小此木は絵羽が六軒島で起こった犯人ではないと縁寿に主張します。小此木はこれまで絵羽のことを横からずっと見てきました。小此木は碑文の答えは、金蔵が絵羽を当主だと見込んで、絵羽へ答えを教えたのではないかと推測します…。そう考えると色々現実的ですね…。
縁寿はこれまで絵羽から憎まれていたため、絵羽が殺したに違いないと、その小此木の推測を否定します。これはまあ無理ないですね…。が、それでも小此木は葬式で絵羽が流した涙は本物だと、他の親族はともかく絵羽に譲治と秀吉を殺せるはずはないと反論します。確かに秀吉を殺した動機は理解できるものの、譲治を殺した意味は分かりませんね…。かっとなってやったという理由もありえる気もしますが…。
事実は同じなのに、違う見解を持つ2人。それに関して小此木は、
「愛がないと見えない」
と語ります。ようやくうみねこという作品のキーワードが!うみねこを語る上で欠かせない言葉です。その向こうにどういう事実が隠されているのか気になります。
その最中、霧江の実家である須磨寺から、その霧江の妹・霞が来たと報告が…。でも霞縁寿にとってマズい相手…。捕まったら色々恐ろしいことになります…。
そこで小此木が気を使い、縁寿を逃がしてくれることになります。縁寿もこれに感謝し、すぐさまビルから脱出しようとします。今回も縁寿のアクションがすごかったです。たくましすぎます…。
でも途中、須磨寺の人間に捕まりかけてしまい、縁寿ピンチに…。でもそこで助けに現れたのが天草!天草はすぐさま縁寿を助け出し、車で縁寿を避難させます――。遊佐さんの声が思った以上に良かったです~。服の再現度もばっちりで満足です。さすが菊池さんですね…!これからの縁寿と天草の絡みも気になるところ。
天草は小此木に頼まれて縁寿の護衛をすることになったようです。天草は元傭兵でスナイプの技に長けているという、何だかすごい経歴の持ち主だったりします。
それで縁寿はあの日のことを調べたいと天草へお願い。ここから縁寿の六軒島を巡る旅が始まります――。
一方須磨寺家から来た女性・霞は縁寿を逃がしたことに腹を立てていました…。霧江の妹・霞も動き出します…。この人も要注意人物です…。霞の声も田中さんということで演じわけが楽しみです。後の話で説明があると思いますが、この須磨寺も色々怖い裏事情があったりします…。とりあえず霧江恐るべし。
EP4の六軒島での出来事。親達がまた遺産の話へ。霧江は蔵臼の都合のいい状況を作りつつ、金蔵が死んだら、その死を証明するようにと迫ってきます…。霧江は蔵臼達が金蔵の死を隠していると考えていました。今回も霧江が冴えていますね…。もしそうだとしたら、これは衝撃の事実ですね~。真相はどうなんでしょうか…。
メタ世界の戦人もこの霧江の考えに驚きを感じていました。そして戦人は18人の中に金蔵がいるかどうかとまた考え、ベアトに復唱要求をしますが、その復唱要求に対し縁寿が指摘してきます。縁寿はこれをベアトにとって都合のいいルールであり、不公平だとルールを帰ることを求めてきます。どうやらベアトは戦人を時間稼ぎしたいようですが…。
で、ベアトはそれを受けて新しいルールで、「青の真実」=青文字の導入を提案。その定義とかはややこしいので割愛しますが、これは戦人にとって有利なルールのようです。とりあえず数うちや当たる的な感じでしょうか。推理をすればするほど、戦人にとっては有利になるようです。助言をくれた縁寿に戦人も感謝します!
「ありがとな、グレーテル!」
「どういたしまして」
戦人と縁寿がちょっと良い関係になってきました~。協力関係な2人を見ているのが楽しいです。縁寿はやっぱり頼もしい存在ですね。今後の活躍にも期待できそうです。
そして戦人は縁寿に促され、青の真実を使います!これで戦人は誰でも犯行は可能だといいますが、その後には思わぬ展開が待っていました…。
霧江と兄弟により、追い詰められる蔵臼。霧江も自分の推理に自信を持っていました。蔵臼は悩んだ末、金蔵を説得しようとしているようでしたが、なんと金蔵はそんな蔵臼を腑抜けとぶっ飛ばしてしまいます…。金蔵、今回は元気すぎますね…。今回は今まで以上に厄介な存在になりそうです…。もう狂っているような…。
で、今回はそんな元気な金蔵が動き出したところで今回は終わり…。今回の金蔵は元気すぎて怖いですね…。ちょっと不自然な気もしますが…。一体どうなっているのでしょうか。
次回は「EpisodeIV-II zugzwang」いよいよ縁寿が島で事件を起こった後の状況を確認していくことになりそうです。客観的に見て、六軒島での事件がどう受け入れられているのか気になるところです。に、しても縁寿と真里亞の過去話はもう見ていて混乱してきそうです…。この先も暗い展開が待っていそうで怖いですね…。
(追記)
今回の予告は七姉妹全員!賑やかですね~。サタンがとんでもないことに~。でもネタがマニアックすぎてちょっと分からないところが…。次回は7姉妹全員の出番がありそうなので楽しみです!マモンの出番に期待。
ではまた次回に!