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牙狼<GARO>~闇を照らすもの~ 第10話「誓 Promise」あらすじ感想

2013-06-10 01:40:58 | 牙狼<GARO>闇を照らすもの3期(特撮)

 今回は父親がSGI隊員の男子高校生メインの話。姿を消したクラスメイトの消息を探る浩樹。浩樹は生き延びることができるのでしょうか…?話が前回と似ていて、今回もみんな喰われてしまうのか…?と思っていましたが、今回はそれなりに救いのある話でほっとしましたー。ボルシティ怖すぎ!


 今回はボルシティ高校が話の舞台に。名前がストレートすぎて笑。牙狼1期を観た時、もっと学校の話がみたいなーと思っていたので、今回また実現して嬉しいです!
 ボルシティ高校では殺人犯として指名手配されている流牙のことが話題に。前回の出来事がちゃんと今回に反映されているようで安心。これまでの流れとは少し変わったように感じます。

 そのボルシティ高校である日、北島遥という女子高生がホラーを目撃。このことが今回の話のはじまりに。ホラーを目撃した遥はクラスメイト達にもそのことを知ってもらおうと、必死にそのことを話しますが、誰にも相手にされず。担任で女教師の遠山も遥の話を流します。普段は穏やかな遠山ですが、その裏では…。

 そこで父親がSGI隊員という、クラスメイトの坪井浩樹にホラーのことを話して欲しいとお願いします。これまで浩樹を地味な男子と思っていた遥でしたが、このことを話したことで浩樹に好感を持つように。あとここで浩樹が聴いていた曲はミュージシャン回の時にシンが歌っていた「bright hope」。田口さん脚本回の繋がりにニヤリ。こうして浩樹がプレーヤーで聴いているということは、ボルシティにそれなりに知られる存在になったんでしょうか。
 浩樹も遥と会話したことで、どこかうきうき気分に。遥に恋心を抱いているようです。次の日bright hopeのCDを渡そうとワクワクしていました。この日の遥との交流が浩樹の運命も変えることに。


 ですが次の日、
 遥は転校したことになっていて…

 遥はホラーの存在を知ったことで
 一家ごとボルシティに消されてしまいました……


 ホラーのことをバラした次の日に転校…あからさますぎます。前回あんなことがあったのに、今回もまた…。
 このことに動揺する浩樹。浩樹は昨日遥がホラーのことを話していたことから、遥が消されたのではないかと怪しみはじめます――。
 そうして遥の家に行く浩樹。遥の家は既に物もなく空家になっていました。


 そして調査するうちに
 浩樹は流牙と遭遇することに


 流牙もホラーの気配を察知して、調査に乗り出しているようでした。前回流牙が指名手配を受けた影響で、流牙は今まで以上にコソコソしなくてはならず。今回も流牙が変装していて面白かったですー。この時点では浩樹は皆と同じように流牙を恐れていました。

 また浩樹は母の死の影響か、SGIの隊員になりたいという夢を持っていて、父親に稽古してもらうことも。ですが浩樹はその訓練についていけず、迷いを感じ始めていました。しかも父親は流牙の追跡で忙しく、話もまともに聞いてもらえず…。学校での面接の時も衝突したりと、親子関係はあまり上手くいっていないようでした。
 



 そんな中、浩樹が遥のことなどを調べていると知り、担任の遠山が浩樹を始末しようと襲い掛かってきます――


 そんなわけで担任教師の遠山が
 遥を喰った今回のホラーでした!

 
 落ちこぼれはいらないと浩樹を始末しようとする遠山。バレたから即始末とか、なんかリベラと色々似通りすぎなような…。ボルシティの裏側はどこも真っ黒なようです。とりあえずホラーのことをバラされたその日に始末するとか、色々ずさんすぎて呆れてしまいました…。見た目はしっかりした教師ですが、やっぱりその辺、とってもホラー。
 遠山に襲われる浩樹。そんな浩樹の危機を救ったのはやっぱり流牙でした!流牙は魔導火で遠山がホラーだと確認した後、ホラーである遠山を始末しようと戦いをはじめます!今回のホラーは魔導火に反応しましたが、陰我ホラーではなかったのか…ちょっと謎です。

 そうして戦いを繰り広げる流牙と遠山。流牙対遠山のバトルはアクションが相変わらず凄くて観ごたえがありました!
 浩樹はどうにか逃げようとしますが、遠山に足を攻撃され、身動きができず…。ホラーに襲われるシーンは本当に怖さが…。
 ですがその後、流牙は牙狼になって遠山を瞬殺。今回も鎧バトルがあっという間でした…。遠山、まさか今回限りのゲストキャラだとは思わなかった…。流牙は浩樹と約束を交わし、その場から去ろうとします。ここのやり取りにはちょっと暖かい気持ちに。


「その時は俺を呼べばいいさ」
「俺達を…この街を守ってくれるんだね」
「ああ、必ず守ってみせるよ」


 その後流牙と浩樹の前に現れたのが浩樹の父!もっと早く来いと思わずツッコミを入れたくなったり。浩樹父は事情をまったく知らず、流牙を殺人犯扱い。流牙は状況を収めるために手を上げ、無抵抗をアピール。


 SGI隊員の浩樹父は流牙を追わず、
 息子を助けることを選択


 その後、流牙はそのまま去っていきます――。今回も真っ黒な展開続きでしたが、このシーンでほっとしました…。浩樹のことを放っておいて流牙を追う展開もありそうだと思って観ていたので、本当によかったです。
 



 次の日、学校では担任の遠山が行方不明になったと知らせが。そのことでまたざわつく教室。そんな中、浩樹は席を立って主張!浩樹も流牙を信じようとしていました――


「違う!
 道外流牙は人殺しなんかじゃない!!」


 今回は流牙が浩樹のことを知ってか、何かに満足して、学校から去っていくところでおしまい。久しぶりにすっきりするラストで、安心しましたー。


 今回は流牙が一人でホラーと戦う、牙狼・王道らしい話だったと思います。今回もまた喰われた人はいたものの、救いがあって良かったです。もしかすると浩樹もSGIの父親も喰われて終わるんじゃないかとヒヤヒヤしながら観ていましたが、喰われなくて本当によかった…。浩樹の再登場にちょっと期待。
 今回は色々バランスがよくて、観ていて面白かったです。BGMも熱い曲が多かったような。ただザルバがいないのがちょっと寂しい…。
 



 次回は「虜 Desire」テレ東の予告が間違っていたようで、先週掲載された予告が次回のようです。話が進みそうな雰囲気はしますが、どうなるんでしょうか…?次回はちゃんと猛竜と哀空吏の出番もありそうで安心。

 ではまた次回に! 
 

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