コツコツ一直線

好きな作品をアニメ・ジャイキリ・牙狼<GARO>中心に感想レビューしています。

GIANT KILLING(ジャイアントキリング)#295 モーニング31号 感想

2013-07-10 21:18:11 | GIANT KILLING (原作感想)

 ここまで好調だった達海。ですが試合中に足の不調が…!達海は最後までプレーし通すことができるのでしょうか。今までにない、達海の痛みをこらえつつ必死にプレーする姿は、きっとジャイキリファンの心を揺さぶるはず…。


 前回遂に足に限界がきてしまった達海。


 それでもプレイ続行しようとしますが、
 一歩踏み出すたびに足に激痛が走り…


 今までにない達海の苦しそうな表情の数々に、心が痛みました。そして試合を観ていた面々も達海が限界を迎えていることに気づき、不安げな表情を浮かべます…。
 それでも平気そうに振舞おうとする達海。後藤は焦って達海を止めようとしますが、それを止めたのがジーノ。これまで緩いスタンスでやってきたジーノですが、今回は本気。ジーノは達海のことを分かった上で、達海に従っていた気がしました。


「これはタッツミーが選手達の名誉を傷つけて…
 焚きつけることで始めたゲームなんだ

 途中降板なんて許される話じゃないよ」


 皆、反論することができず、達海は再び試合へ。試合は残り3分、達海は最後までプレーすると意思表明を。


「おしっ
 最後までよろしくどーぞー」


 ですが試合再開早々、達海に早くも限界が…。ボールを受けたものの、ボールを蹴ることもできず、苦しみます…。
 それでも容赦しない黒田。黒田は達海の不調を知っていても強引に達海からボールを奪っていきます。そして派手に転倒する達海。もう達海は完全にプレー不可能な状態でした…。
 そんな達海の姿を見て、奮起する松原。


「監督がやるって言ってんなら
 俺達は最後まで勝利を目指すぞ!!」


 なんか初めて松原のことをカッコいいと思ったかも…。達海チームもまだまだ気迫では負けていません。
 


 

 プレー不可能になった達海を見て、呆然とする山井達。山井達もようやく魔法が解けてしまったようだと、現実を受け入れます…。その山井の言葉に同意する笠野さん。


「あれがフットボールの神様からの
 プレゼントだったとしてもよ…
 ちょっと趣味が悪いよな」


 そして前日の達海との会話を思い出します――


「ボールを蹴る?
 お前がか?」


 達海の提案に驚く笠野さん。達海はここのところ足の調子がいいんだと、ノリノリ。


「日頃の行いの良さが出たね
 リチャードの言うフットボールの神様ってのは
 なかなか見る目あるよ」


 そうしてミニゲームのことについて計画をふくらませる達海。ですが達海の足の状態を知る笠野さんは達海が心配でならず…。ミニゲーム中に足の調子が悪化し、皆の前でぶっ壊れてしまうとすぐに予想します。
 ですがそれこそが達海の狙いでした。達海は選手にあることに気づいて欲しいからこそ、再びプレーをしようと決意をしたようです――


「そうなったらむしろ好都合だ

 俺はさ…
 あいつらにもう一回考えて欲しいんだよね…

 ボールを蹴られる喜びとか
 ゲームができる幸せとか

 すごいことなんだよ
 プロでやるってのはさ…」


 笠野さんが達海の言葉を思い出す中、試合ではまた達海がフラフラながら立ち上がりますが、やはり当たり負け、ボールを蹴ることができず、転倒。今度は立ち上がることもできず…。そんな達海の必死な姿を皆、ただ黙って見守ります。特に涙をこらえる有里がじわっときました…。選手達は達海のことを心配しつつも、普通にプレーを続けようとします。選手達も達海の姿を見て、何かを感じている様子。
 今回は倒れながら、どこか満足げな達海でおしまい。やりきった感が…。



「だからさ…
 あいつらに
 もう一回わかってもらいたいんだよね…

 その幸せな時間は
 永遠に続くわけじゃねえってことを」



 転倒した達海の横を通り過ぎていく椿と黒田がまたじわじわきます…。必死にプレーし通した達海。その達海のメッセージは選手達に届いたのでしょうか…?


 次回でようやくミニゲーム終了。試合が終わった後、達海は何を語るのでしょうか…?達海の必死な姿がとにかく衝撃的な1話でした。今回はボロボロの達海について語らなくてはならず、今までで書くのが一番辛かったです。正直読むだけで精一杯で、何も語れることがありません…!

 ではまた次回に!

 

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