お庭の緑が美しいお部屋に案内されました。
水晶の間です。
廊下がちょっとずつ変化していて、隣りのお部屋の扉が見えません。
隣りの方の気配を全く感じることがなく出入り出来ます。
扉を開けるとウエルカムのお花が目に飛び込んできました。
又、旅館の至る所にも、綺麗にお花が活けられています。
この部屋の中にも4ヶ所飾られていました。
扉を開けてすぐのスペースになります。
椅子でくつろぎます。
椅子の対面、左手が和室になります。
こちらの和室からの眺めが絶景でした。
ウエルカムの抹茶とお菓子が出てきました。
こちらは、庭と反対側にあるもう一部屋の和室です。
天井と照明が見事です。
こちらにも、お花が飾られています。
こちらの旅館が掲載されている本が置かれていました。
緑が美しい季節に訪問出来てよかったです。
庭のせせらぎの苔が生えている丸い石がとても可愛かったです。
お庭も広々。
下駄も用意してあるので、自由にお部屋から出入りできました。
唐津焼の吐水口だそうです。
洗面所スペースです。
こちらは、お手洗いになります。
昭和に建てられた建物なので、経年劣化は確かにありますが、とても綺麗にお掃除されているし、要所ようしょ、丁寧にメンテナンスされていて快適に過ごせました。
何より、お部屋の中はもちろんですが、旅館全体、どこへ行っても、空調設備面で快適な温度で過ごせたのが、好印象でした。
こちらは、さつきの間になります。
美しい庭園を見ながらお風呂に入れるお部屋です。
庭に面するお部屋を4部屋見学したのですが、それぞれが少しずつ意匠や間取りが異なり、又、切り取る庭の景色で、全く印象が異なりました。
色んなお部屋に泊まってみる楽しみがありそうです。
建具や収納の収まりの良さや、スッキリとした空間の美しさ、借景を上手に取り入れた広がりのある心地よい空間でした。
吉村順三さんの建築の素晴らしさを堪能させていただいた大正屋さんでした。
また、旅館で働く方々のホスピタリティの高さも味わい、満足度が高い旅になりました。