坂本龍、日本の整体

Perfume、社会科学(政治経済)、自然科学などなど、思うところを

【社】またアメリカかよ・・・

2011-08-09 22:32:37 | 日記
 またアメリカかよ・・・

①1929年10月、世界大恐慌。
 ウォール街を震源とするその株価暴落は瞬く間に
 地球を巡った。そしてそれこそが第二次世界大戦の
 根本原因だった。

②1997年10月19日、ブラックマンデー。
 たったの1日でNY市場平均株価が22.6%も暴落。
 世界各国の政府中央銀行はその対応に追われた。

③2008年9月15日、リーマンショック。
 リーマンブラザーズ破綻を震源とする金融不安は
 地球を巡り巡った。世界各国の政府はそれへの対策
 として多大なる財政出動を迫られた。そして欧州を
 中心にいくつかの国家政府財政が危機的状況に陥った。

④2011年8月5日、②への対策がまだ終わらない中での
 米国債危機、そしてS&Pによる米国債格下げを震源
 とする金融危機は地球を巡り・・・


あの馬鹿国は馬鹿の一つ覚えで自由自由自由自由自由と
唱え続け、金融業界を野放しにし続ける。そしてその
尻拭いは全地球人類がその汗と涙とそして血をもってする
はめになる。たったの1世紀の間に4度も。仏の顔も3度やら。
アメリカ、死ね。


 処方箋は3つ。

①社会主義インターナショナル(Socialist International)
 を改名し社民主義インターナショナル(social democracy
 international)とし先進国全ての左よりの政党を組織する。
 (米・民主党も)

②先進国各国が協調して国民負担率の増加を約束する。
 (特にアメリカ。あの国は先進国で最も国民負担率が小さい
 政府。つまり増税の余地がデカく、増税すれば財政赤字の問題
 は完全に解決する。しかしそれを阻んでいるのが恐竜資本家
 にマインドコントロールされた白人中産階級による運動、
 そうティーパーティーだ。)

③先進国各国が協調してGDP比5%ほどの政府通貨発行を行う。
 ただし当然これ劇薬。先進国通貨への信頼が低下し各国通貨
 建ての債権価格低下、長期金利上昇、資金需要の低下とインフレ
 が同時進行する。そうスタグフレーションね。
(日本はこれを重点的に東北復興と少子化対策に当てる。)



「社会主義インターナショナル」
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%B8%BB%E7%BE%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%8A%E3%83%AB

「OECD諸国の国民負担率(対国民所得比)」
http://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/238.htm