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月の裏側〜reprise〜

NO.256 ダディ竹千代さん死去

一度は生でライブを見たかったなぁというグループは幾つもありますが、

ダディ竹千代&東京おとぼけCatsもその一つでした。

ダディ竹千代さんが5月9日に亡くなられていました。70歳でした。

 

ダディ竹千代さん死去、最後の投稿で「賢明に生きます」 ダイアモンド☆ユカイら追悼

 

東京おとぼけCatsは、パロディを中心としたコミックバンドとして

紹介される事が多いのですが、メンバーは実力者が揃っています。

特にドラムの、そうる透さんは、菅沼孝三さんと並んで日本のドラマーでは

好きな人だったりします。凄腕のメンバーが揃っているのにダサい事をする。

そんなコンセプトは嫌いじゃないですよ。

 

そしてダディ竹千代さん自身も、本名の加治木剛名義で、

カルメンマキ&オズの曲の、主に作詞を中心に提供していました。

名曲の誉れ高い「六月の詩」、「空へ」、「閉ざされた町」等は、

加治木剛さんが作詞、春日博文さんが作曲をしてますね。

 

 

そして、おとぼけCatsのライブですが、本当に楽しいライブですね。

ワンパターンですが、ネタを毎回入れてきます。こんな感じで。

ユニークなステージは、ジェスロ・タルの初来日公演の影響が強いのだと、

メンバーの誰かが言っていたような。

名物の一つの「なんでもチョッパー」、今やったら食べ物を大切にしろって、

クレーム入るだろうなぁ。でも最後はきっちりと演奏して決めてくれます。

 

 

 

 

そしてやはり名物は「ゲスト大会」。演奏がしっかりしているから、

見ていて本当に楽しいです。だいたい、オーティス・レディングが歌う

「チャイルド・イン・タイム」なんて、どこからアイデアが出てくるのやら。

洋楽のある程度の知識を持っていれば爆笑ものですが、

別にそんなもの無くても充分に楽しめます。

 

 

意外な事に、山下達郎さんとも交流があったりします。

「偽りのDJ」という曲では、山下達郎さんが作曲をしていたりします。

でも売れなかったです。勝負をかけたつもりがズッコケた感じで。

それが近年、山下さんの作曲だからという事だからか、

アナログシングルが復刻されています。「シティポップ」ではないんですけどね。

 

 

このようなきっかけとはいえ、久しぶりに映像を見て楽しましてもらいました。

こういう人は、もう出てこないかもしれませんね。

ご冥福をお祈りします。

 

鳥山明さんがおとぼけCatsが好きで、

「ドクタースランプ」の則巻千兵衛のモデルはダディさんだと

聞いた事はありますが、本当の事ですかね?                               


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コメント一覧

sakaki45
shushoudoukourakuさん、コメントありがとうございます。

「イギリスはロンドンから…」のゲスト大会、生で見たかったなぁと思います。
高くて買おうかと迷っているうちに無くなってしまった
「ヒストリー・オブ・ダディ竹千代&東京おとぼけCATS -裏面-」、
買えなかったのを今更後悔しています。
shushoudoukouraku
哀しいね・・・・。
仕方のない事だけど。
ご冥福を祈るばかりです。

さよなら・・・・ダディー。
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