2025年8月12日は、1985年に起きた日航機墜落事故から40年になる日です。その飛行機に乗っていて亡くなったのが、坂本九さんです。
その日は部活の合宿中で、顧問の先生から事故の事を言われ、ショックを受けたのを覚えています。
坂本九さんは、本当に笑顔が素敵な方で、その笑顔を見ているだけで、心が和むような感じがしました。勿論、人柄も良く、
坂本さんを悪く言う様な人とか、いなかったと思います。その歌声も、『上を向いて歩こう』や『見上げてごらん夜の星を』といった
曲を聴けばわかりますが、人を和ませてくれますね。聴いていて、とても心地よく感じます。まだ43歳で亡くなってしまうなんて、早すぎます。
1985年は、長年属していた東芝からファンハウスへと移籍した年でした。そこからの第1弾シングルが『懐かしきラブソング』で、これが遺作となってしまいます。
そのB面に収録されていたのが『心の瞳』です。家族の事を歌ったもので、坂本さんは凄く気にいっていたみたいです。発売前に家族に「いい曲だ」と
聴かせていたぐらいです。今までこういう事は無かったといいます。もし事故に巻き込まれていなかったら、コンサートのラストで歌われる事になっただろう、
そんな素晴らしい曲です。坂本さんの葬儀の時には、長女の大島花子さんがこの曲をピアノで弾いていたといいます。
実は事故の当日、NHKFMでの公開収録がありまして、後日放送されています。自分もエアチェックして録音してあるのですが、
そのカセットは、どこかに紛れてしまっています。その時に放送されたものがノーカットでYoutubeに上がっていました。
恐らく唯一の『心の瞳』のライブ演奏だと思われます。
後日談としては、この放送を聴いて感銘を受けた方が、『心の瞳』を合唱曲としてアレンジして、演奏したという事です。
それから合唱曲として有名となり、教科書にも掲載される事になったそうです。絆の輪が広がっていく、いい話ですね。
そして坂本九さんの三十三回忌に、『心の瞳』のシングルが発売されます。九さんの歌声のバックには、妻の由紀子さんや娘たちのコーラスが加わります。
合唱曲バージョンも加えられたシングルが発売されたのは2017年ですね。いつまでも歌い続けてもらいたい、そんな曲です。