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月の裏側〜reprise〜

捻くれ者が音楽を語ったらどうにも収拾がつかなくなった件。マニアックな作品紹介と自分自身の音楽関係の思い出話を中心に。

NO.96 映画「ブライアン・ウィルソン 約束の旅路」

2022-10-22 00:39:41 | 映画

映画の上映スケジュールと休みの都合が合わず、

ここ暫く音楽の映画は見れていなかったのですが、

(楽しみにしていたストーンズの映画は見れず無念)

久しぶりに映画を見てきました。だいぶ遅れてロードショウが来た

「ブライアン・ウィルソン 約束の旅路」

ビーチボーイズの中心メンバーのドキュメンタリーです。

 

ミュージシャンのインタビューを中心に、名盤「ペットサウンズ」や

迷走した「スマイル」の話が聞けるかと思っていましたが、

エルトン・ジョンやブルース・スプリングスティーン、ドン・ウォズ等

のインタビューを途中で挟みながら

ブライアンと友人のジャーナリストのジェイソン・ファインとの

ゆかりの地をドライブしながらのインタビューでした。

ブライアンは、統合失調感情障害による幻聴にも悩まされ、

ドラッグ依存もあり苦難の日々が続きます。

それでも80年代の終わりに初のソロアルバムを製作、

それ以降も活動を続け、今年80歳に。

それにしても、ここまで自分で語るのは貴重かもしれませんね。

 

 

また貴重なレコーディング風景も見れたのもよかったです。

 

 

まぁビーチボーイズに興味ある人向けの映画かもしれません。

でも「ペットサウンズ」の曲も聴けたりと、

久々にビーチボーイズを堪能できました。

 

さて次に控えるのは、ミーティング・ザ・ビートルズ・イン・インドですが、

ビージーズの映画も今後公開予定とか。さてどうするかな?

(地元に来るかの問題もありますが)

 


NO.95 映画「ブリティッシュロック誕生の地下室」に興味あり

2022-10-17 00:35:25 | 映画

ピーター・バラカンさんによる映画フェスティバルの存在は

知っていましたが、地元には来ることはないのでスルーしていました。

 

『Peter Barakan’s Music Film Festival』公式サイト 2022年9月2日(金)―9月15日(木) 角川シネマ有楽町にて開催! (pbmff.jp)

 

そんな中、上映映画の一つである「ブリティッシュロック誕生の地下室」が

11月より単独上映されるという話を聞きました。

この映画は今まで日本では公開されていなかったもので、

ローリングストーンズのメンバーやザ・フー等が参加していたという

伝説のクラブ「イーリングクラブ」に関するインタビューを中心とした

ドキュメンタリーだそうです。出演がジャック・ブルースや

ジンジャー・ベイカー、エリック・バードンにジョン・メイオール等、

これは見たいと思う人選だなと。

地元に来るかは不明ですが、ちょっと遠出をして見に行っても

いいかなと思ってみたり。ただ、年末は忙しいのがわかっているから、

行けるかはまだわかりませんね。


NO.86 映画「ランディ・ローズ」11月公開予定

2022-09-23 00:08:15 | 映画

正直、自分はメタル系には詳しくないですが

(ドリームシアターを少しかじった程度)

ランディ・ローズの名前は知っています。

まぁ知っている程度で、殆ど楽曲は聴いてはないですが。

 

天才ギタリストと言われた存在ですが、若くして亡くなり伝説となった

ランディ・ローズのドキュメンタリーが11月から公開予定です。

地元でも公開予定ですが、例によってロードショーの最後の方に

なると思われ、まぁ見れるのは年明け以降かなぁと。

 

 映画『ランディ・ローズ』公式サイト (randy-rhoads.jp)

 

クワイエット・ライオットでは、日本のみのデビューでしたが、

オジー・オズボーン・バンドへの抜擢で注目されることに。

エディ・ヴァンヘイレンのインタビューや貴重映像の

収録もありそうで、その辺りは期待したい所です。

 

 

 


NO.74 近日公開予定の音楽映画

2022-08-12 08:38:57 | 映画

今年の音楽映画は、「エルヴィス」のインパクトが強かったですが、

今後も色々な音楽関係の映画の劇場公開が予定されていますね。

 

早いところでは8月12日から公開されるのは、

「ブライアン・ウィルソン 約束の旅路」

これも大物ですね。「サーフィンUSA」等のヒットで知られる

ビーチボーイズの中心人物だった人のドキュメンタリーです。

自分自身、ビーチボーイズは有名曲やアルバム「ペットサウンズ」

(山下達郎さんがライナーを書いたCDは買いました)ぐらいしか

聴いていなかったので、見てみたいとは思います。

地元ではもう少し公開が先になります。

 

 

そしてビートルズ。今回はジョージ・ハリスンが傾倒したインドに

メンバーが訪れた際に出会った青年との話らしいですが、

どんな話になるのでしょうか?9月以降のロードショーになります。

なお、総指揮はデヴィッド・リンチだそうです。

 

 

インドがらみでちょっと気になったのが、10月公開予定の

「響け!情熱のムリダンガム」です。

 

 

ムリダンガムは南インドの両面太鼓の事だそうです。

何処かで聞いたことのあるリズムだなと思っていましたら、

昔、ジョン・マクラフリンがインドのミュージシャンと結成した

シャクティを思い出しました。初めて聴いた時は衝撃的でした。

 

 

とりあえず紹介は以上ですが、数年前、インドのダンス映像に

関係のない日本の楽曲を組み合わせたシンクロムービーが流行ってまして、

編集の上手さもありますが、違和感をまるで感じさせず

感心したのを思い出しましたね。蛇足でした。

 

 

 


NO.61 映画「エルヴィス」

2022-07-08 00:18:49 | 映画

7月1日に公開された映画「エルヴィス」、3時間近い長編との事

でしたので、やっと時間を取って観に行ってきました。

 

誰もが知るエルヴィス・プレスリーの伝記的映画ですが、

この映画は、トム・ハンクスが演じる敏腕(悪徳)マネージャーの

トム・パーカー大佐の視点で描かれています。

最初のエルヴィスの腰ふりダンスで若い女性客が熱狂するシーンは

迫力あって強く印象に残ります。

 

エルヴィス誕生の瞬間! 映画『エルヴィス』興奮の‟フル”ライブシーン|2022年 7月1日(金)公開 - YouTube

 

エルヴィス役のオースティン・バトラーは、

エルヴィスになりきるぐらいの役作りで大部分を自ら歌っています。

まるでエルヴィスが生まれ変わったかのようで、好感が持てます。

その点は高評価ですね。

 

令和にエルヴィス降臨!映画『エルヴィス』特別映像(リハーサル編)|2022年 7月1日(金)公開 - YouTube

 

成功とは裏腹に、腰ふりダンスが社会に悪影響を与えるとかで、

警察からもマークされる事になりますが、それでも信念を貫きます。

トムの指示に逆らって演奏するシーンも迫力ありましたね。

 

栄光だけでなく、後半はエルヴィスの苦悩やトムとの衝突等も

描かれるので、重さを感じる部分もありますが、

長時間ダレる事もなく充実感がありました。

BBキング(エルヴィスと親交があるとは知りませんでした)や

リトル・リチャードとのやり取りがあったのも嬉しかったですね。

印象深かったのは、「カムバックスペシャル」の特別番組で歌われた

「明日への願い」。トムの反対を押し切って

純白のスーツで歌われました。

 

If I Can Dream 「明日への願い」(訳詩付き)エルビス・プレスリー - YouTube

 

改めて思いましたが、やはりエルヴィスの歌は素晴らしいなと。