従業員不正は何故おきるのか? 2005年07月04日 | 会計監査実務 東証一部上場の鋼材・建設機材専門商社で、売掛管理担当者が売掛回収金の着服横領と債権残高報告書等証憑の捏造を行い、3億円弱の横領を行ったと発表しました(平成17年3月期の売掛金残高は170億円程度)。 今回の事件は、単独犯であり、複数の得意先の入金を着服横領し、巧くカモフラージュして誤魔化してきた様ですが、最終的に上司に問い詰められ横領が露見しています。 回収金を横領してしまうと、会社は売掛金の入 . . . 本文を読む