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ニンテンドー3DSに関する仮説 その3

2010-07-09 16:54:58 | ゲーム
未だにニンテンドー3DSが採用した3D液晶の正体が分からない。
ちょっと、おさらいしてみる。
以下に、立体視の方式の分かりやすい説明を見つけた。

原理(5) 視差分割方式
http://www2.aimnet.ne.jp/nakahara/3dart/3genri5.html


パララックスバリア方式(視差バリア方式)と、レンティキュラー(レンチキュラー)方式がある。

ニンテンドー3DSはどっちの方式かを推測してみる。
実際にニンテンドー3DSに触れた人の、2D表示の時も綺麗だったが、3D表示にしたらもっと綺麗になったという感想がある。
そして、それに似た感想が多い。
ならばレンティキュラー方式かもしれない。

視差バリア方式の場合、その感想は逆になるはず。
つまり、2D表示に切り替えた方が、ドットが高詳細に見え、輝度も上がり、綺麗に見えると思われる。

ニンテンドー3DSの立体視の方式はレンティキュラー方式で、そして左右を完全に分離するのではなく、もう片方の目用のドットもうっすらと見えるウッスラ分離タイプ(←今、私が命名しました。)ではないだろうか?
レンティキュラー方式でウッスラ分離タイプの場合、うっすらともう片方の目の分のドットも見えるので、3D表示で左右分離した方が、より高詳細に見えるのではと推測する。

これで、レンティキュラー方式で確定か!?
だが、しかし…。

日立ディスプレイズ、視差バリア方式の3D対応3.1型IPS液晶パネル
~解像度480×854ドット、タッチパネル機能を追加可能
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20100412_360763.html

というのも、ある。

こういうのもあるというだけで、視差バリア方式で確定とまでは行かない。
(逆も言えるのだが…。)
コストの面から考えてみても、視差バリア方式だと高くつく可能性があるので、レンティキュラー方式なのではないかと思われる。

NEC液晶テクノロジーのHDDP方式が予想に近いのだが、カタログのスペックを見ると応答速度が遅めである。
60FPSだと残像が残るかもしれない。
もしこの液晶なら、30FPSが標準的なフレームレートになりそう。
※追記:応答速度が速い液晶もあるかもしれません。

3D液晶の方式は、他にもまだまだある。

自由な位置で滑らかな3D映像観賞を可能に
高解像度 3D液晶ディスプレイを開発(セイコーエプソン)
http://www.epson.jp/osirase/info080807.htm

裸眼立体視対応9型ワイド高精細3D TFT 液晶ディスプレイを製品化(日立ディスプレイズ、NTTアイティ)
http://www.ntt-it.co.jp/press/2005/050913/050913idj.html

セイコーエプソンの方式は、2画素よりも多くの画素を使い、3Dを表現しているようだ。
日立ディスプレイズとNTTアイティの方式は、RGBの他に、Zという深度信号がある。

ニンテンドー3DSのスペックから見えてくる方式とは違うので、これらではないだろう。

一体どのメーカーの液晶なのか?
私の出した答えは、
「さっぱり分かりません。」
でした。
m(≧д≦)m ドヒャ~。


関連エントリ:
普通のモニターで、立体視が可能だった。
ニンテンドー3DSに関する仮説 その2

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