埼玉フェミネット 「買春疑惑」議員の辞職を求める署名実行委員会

埼玉県内のジェンダー・フェミニズムをテーマに、男女共同参画の実践を求めて行動する。

今年もまた「買春疑惑」議員が埼玉県議会議長?!

2006年03月23日 | Weblog
【「買春疑惑」議員たちは、恥を知らないのか!】

 昨年は「買春疑惑」議員の蓮見昭一氏が県議会議長となり、良識を求める県民の声を無視し、開き直り続け、とうとう1年を迎えました。
 それだけでも「まだ辞職していなかったの ?」 と、 驚きの声があるぐらいです。しかし、更なる驚きは、それだけではありません。今年も2月定例県議会において、同じく「買春疑惑」議員の田島敏包氏が議長に立候補するという情報があります。

 「買春疑惑」議員とは、海外視察中の タイ・バンコクなどでの「買春疑惑」 行為を、2003年12月に日本テレビの番組で全国放映され、 県民を憤慨させたあの 6人の県議(斉藤正明氏、 佐久間実氏、 田島敏包氏、 蓮見昭一氏、 成塚常吉氏、 細田徳治氏) たちのことです。

 これが噂どおりであるとしたら、 自民党県議団と「買春疑惑」議員たちは、県民の期待を欺くことになりす。
 海外視察は埼玉県議会の公務で合ったにもかかわらず、あれだけのことが露見したのですからね、本来ならば、自ら職を辞するか、さもなくば謹慎し「禊ぎ」が済むまで潔く身を律するべきでしょう。

 自民党県議団の中で、田島敏包氏が議長候補とする噂が伝わってきています。 地元の良識ある人々が、 郷土の恥を全県、 全国に晒すような愚行を許すとは思えませんが、 もし、 田島氏が噂どおり議長選に出馬となれば、 本人の恥というだけでなく、 埼玉県議会の恥であり、 家族や地元の支持者や選挙区の人々まで恥となるのです。

 自民党県議団では団内選挙の立候補を3月20日に受け付け、同22日に予備選を実施するという新聞報道がありました。事態は急を告げています。県民が県会議長選に関与できない以上、自民党県議団をはじめ、他会派の県議の方々の良識に待つしかありません。
 どうか、倫理・道理を踏み間違えないでください。


■緊急声明■

【わたしたちは、 海外視察中に 「夜遊び」 をしていた議員が
 埼玉県議会で議長に就くことに反対します!】

 2003年12月、 日本テレビ 「特捜・報道プロジェクト」 では、 「産業・防災アジア行政視察団」 の埼玉県議6名 (斉藤正明氏、 佐久間実氏、 田島敏包氏、 蓮見昭一氏、 成塚常吉氏、 細田徳治氏) の 「夜遊び」 行為が放映されました。
 ベトナムでは非常に短いスカートの若い女性にマッサージを受け、 タイでは女性を選んで他の部屋に消え、 そして、 視察団長は女性をホテルまで連れて帰りました。 これが、 私たちの税金を使っての海外視察なのかとあきれる内容であり、 この映像だけでも、アジアの女性の尊厳を傷つけた行為を許すことはできません。
 
 議会では 「海外行政視察に係る関係議員に自戒反省を求める決議」 をあげましたが、 真相解明もされず、 私たち県民は納得できるような説明を未だ受けていません。
 ところが、 昨年の2月議会での議長選では 「産業・防災アジア行政視察団」 の議員から議長が選ばれました。
 このことは、 県議会のあり方に疑問を持たせ、 県民を怒らせました。 県民は、 公務である海外視察にあのような行いをしても時間が経てば責任もとらずに、 許されるのが議会なのか、 と思ったのです。

 あれから1年経ち、 現在、 開会中の2月議会で、 新議長が選任されると思いますが、 「産業・防災アジア行政視察団」 の議員からはもう議長を選ばないでください。
 視察団の行為の真実はわからないままであり、 議会の信頼を失墜させた彼らの責任も、うやむやになっています。 そのような状況でありながら、 彼らを県議会で議会の最高権威である議長に選任することは県民を背くものであり、 議会に対する信頼は今以上に失われるでしょう。

 わたしたちは、 「産業・防災アジア行政視察団」 のメンバーの中から議長が選ばれることに反対します。