埼玉フェミネット 「買春疑惑」議員の辞職を求める署名実行委員会

埼玉県内のジェンダー・フェミニズムをテーマに、男女共同参画の実践を求めて行動する。

要望書の回答 埼玉新聞 05.5.28

2005年05月28日 | Weblog
埼玉新聞 05.5.28

可能な限り努力
“夜遊び”問題で県会
議長が要望書に回答

 
 海外視察先での県議の“夜遊び”問題で、県内十七市町の女性議員らは二十七日、要望書に対する蓮見昭一県議会議長からの回答を公表した。女性議員らを中心に、視察に参加した県議六人の辞職を求める署名活動を開始。二〇〇七年の県議選では六人の選挙区に対立候補を擁立したいとした。

 要望書は疑惑の解明と県民への説明を求めた内容。蓮見議長は「関係する議員は、当時の役職を辞任するなど、可能な限りの努力をしてきた」などと書面で回答した。回答を受けた矢澤江美子八潮市議は「県民を無視した回答」と反発し、今後も議長あてに要望書を提出するとした。

 署名活動の問い合わせは「『買春疑惑』議員の辞職を求める署名実行委員会」(電話090・4433・7092)へ。


議長の要望書についての記者会見 読売新聞 埼玉版 05.5.28

2005年05月28日 | Weblog
読売新聞 埼玉版 05.5.28

「可能な限り努力した」  蓮見議長が議員に回答
バンコクでの女性接待問題 

 海外視察先のタイ・バンコクで女性の接待を受けるクラブを訪れた県議のうち、5人が新年度から県議会議長や県監査委員などに就任したことについて、蓮見昭一・県議会議長に経緯の説明を求める質問状を提出していた県内17の市町議会の女性議員は27日、蓮見氏からの回答を受け取ったことを明らかにした。

 蓮見氏は回答の中で、「県議会としては(2003年12月定例会で)『関係議員に自戒反省を求める決議』を可決し、私も含め関係する議員は当時の役職を辞任するなど、可能な限りの努力をしてきた」と強調。「選挙により就任した職を全うすべく最大限の努力をする」としている。

 この回答について、質問状の提出者の1人の矢沢江美子・八潮市議は27日、県庁内で記者会見し、「県民への説明責任を果たさなかった理由と、5人が要職に就任した経緯の説明を求めたが、全然回答になっていない」と強く批判し、蓮見氏に再度、同趣旨の質問状を出す考えを示した。

 また、矢沢氏は自らが代表を務める市民グループ「『買春疑惑』議員の辞職を求める署名実行委員会」が、週明けからクラブを訪れた県議6人の辞職を求める署名活動を行う方針を明らかにした。質問状を提出した議員らと連携、次期県議選で、供託金をカンパで集めるなどの方法で、6県議の選挙区に対立候補を立てることも目指すとしている。

(2005年5月28日 読売新聞)


やっぱりあきれる議長の要望書の回答

2005年05月26日 | Weblog
埼議第95号
平成17年5月24日

埼玉県議会議長 蓮見昭一

2005年5月16日付けの要望書について(回答)

 海外行政視察の件に関し、埼玉県議会としては、
自戒反省を求める決議を行い、関係する議員に
自戒と反省を強く求めております。
 私も含め関係する議員は、当時の役職を辞任
するなど、可能な限りの努力をして参りました。
 また、議員の選挙により就任した職を全うすべく
最大限の努力をして参りたいと考えておりますので、
何とぞ、御理解賜りますようお願い申し上げます。


公開質問状に関する各紙の記事

2005年05月22日 | Weblog
読売新聞 埼玉版 05.5.21

県議の海外視察接待問題
知事「議会の同意得た」 自民県議団「解決済み」 市民団体の質問状に回答

 海外視察先のタイ・バンコクで女性の接待を受けるクラブを訪れた県議のうち5人が、新年度から県議会議長や県監査委員などに就任したことについて、市民グループ「『買春疑惑』議員の辞職を求める署名実行委員会」(代表・矢沢江美子八潮市議)は20日、上田知事や自民党県議団などから、5人を要職に選任した理由などを問う質問状への回答を明らかにした。
 知事は、クラブを訪れた県議2人を県監査委員に選任したことについて、県議会が2003年12月に「関係議員に自戒反省を求める決議」を可決したことに触れ、「社会的制裁を受け、深刻に反省している。重要な職責を十分果たしていただけると考え、議会の同意を得て選任した」と回答した。また、自民党県議団は、「県議会並びに議会内会派において解決済みと認識している」と回答した。
 これについて矢沢代表は、「到底納得できない」とした上で、「知事には納得のいく説明を求めて今後、面会を申し入れる。自民党県議団には団内の十分な議論を経たうえでの総意かどうか改めて確認する」と述べた。また、「今後クラブを訪れた議員の辞職を求める署名活動を再び駅頭などで行う」と語った。


朝日新聞 埼玉県版 05.5.21

夜遊び疑惑「解決済み」 自民県議団 市民団体に回答

 東南アジアでの行政視察中に現地女性との「夜遊び」が報じられた県議5人が、議長や監査委員などの役職に就いた問題で、議員辞職を県内の市民団体が送った公開質問状に対し、議員が所属する自民党県議団が「問題は団並びに議会内会派において解決済み」と回答していたことが20日、明らかになった。
 公開質問状を送ったのは県内の女性団体などでつくる「『買春疑惑』議員の辞職を求める署名実行委員会」。県議会各派のほか、上田清司知事には請願も提出していた。
 同日、記者会見した同会は「説明責任を果たしておらず県民は納得していない」と自民党県議団の回答に反発。知事との面会を求めるとともに、自民党に再度公開質問状を送付する意向を示した。今後、各議員の地元などで議員辞職と再発防止を求める署名活動を始めるとしている。


埼玉新聞 05.5.21

「夜遊び」問題 自民「解決済み」 市民団体に回答

 「夜遊び」と批判を浴びた海外視察に絡み、市民グループ「『買春疑惑』議員の辞職を求める署名実行委員会」(代表・矢澤江美子八潮市議)は、二十日、上田清司知事と県議会各派から届いた公開質問状への回答を発表した。 
 視察県議六人のうち五人が所属する自民党県議団は「この問題については、県議団並びに議会内において解決済み」と回答。視察参加の県議二人を県監査委員に選任した上田知事は「二人は役職を辞任するなど、社会的制裁を受け、深刻な反省をされている」などと選任は妥当とした。県議会の民主、共産は「真相解明を求める」などと文書で回答。公明はこの問題に対する見解を文書で示し、地方主権の会は口頭で団の考え方を伝えた。
 矢澤代表は「自民党や知事はまったく回答になっていない。説明責任を果たすべき」などと反発。今後、視察県議の辞職を求める署名活動を展開していくとした。


毎日新聞 埼玉版 05.5.21

「解決済み」と自民党が回答 県議視察問題

 県議6人(自民5人、無所属1人)が、03年11月、タイ・バンコクの視察で現地の女性が接待するクラブを訪れていた問題で、市民団体「『買春疑惑』議員の辞職を求める署名実行委員会」(矢沢江美子代表)は20日、6人が県議会の要職に就いていたことに対する公開質問状に対し、県議会各派から寄せられた回答を明らかにした。
 同団体によると、「今後の真相究明方法」を質問した自民党は、文書で「問題は県議団と議会内で解決済みの認識」などと回答したという。矢沢代表は「県民が解決済みでないと考えて説明を求めているのに、自民党の回答は答えになっていない」と話した。
【斉藤広子】

知事と自民党埼玉県本部に抗議を

2005年05月19日 | Weblog
抗議先の連絡先

埼玉県庁
〒330-9301
埼玉県さいたま市浦和区高砂3丁目15番1号
代表電話:048-824-2111
総務部広聴広報課 Tel:048-830-2852 Fax:048-824-7345
E-mail:a2840-01@pref.saitama.lg.jp

埼玉県議会
TEL048-830-6257
FAX048-830-4923

自由民主党埼玉県支部連合会
〒330-0063
埼玉県さいたま市浦和区高砂3丁目9番14号
TEL 048-824-3297

自民党と知事のあきれた回答

2005年05月19日 | Weblog
                               平成17年5月16日
「買春疑惑」議員の辞職を求める署名実行委員会
 代表 矢澤江美子様
                   
               埼玉県議会自由民主党議員団団長 秋谷昭治


    県議会における「買春疑惑」議員役就任に関する公開質問状について


 この問題につきましては、県議団並びに議会内において解決済みと認識いたしております。
 ご理解賜りますようお願い申し上げます。

  ………………………………………………………………

                              平成17年5月17日
「買春疑惑」議員の辞職を求める署名実行委員会
 代表 矢澤江美子様

                              埼玉県知事 上田清司

        請願に係わる回答について

 平成17年5月2日付けでなされた請願について、下記のとおり回答します。

                記

 今回、埼玉県監査委員に選任した二人の議員については、当時、道義的な責任をとるため、役職を辞任し、「海外行政視察に係わる関係議員に自戒反省を求める決議」を受けるなど、社会的な制裁を受け、深刻な反省をされています。
 私は、議会側の意向を尊重するとともに、二人の議員が名誉回復のために御努力されており、監査委員として重要な職責を十分に果たしていると考え、議会の同意を得て、選任したものでございます。

 

女性議員が質問状 読売新聞・埼玉05.05.17

2005年05月17日 | Weblog
17市町の女性議員が質問状 海外視察の接待問題

 海外視察先のタイ・バンコクで女性の接待を受けるクラブを訪れた県議のうち、5人が新年度から県議会議長や県監査委員などに就任したことについて、県内17の市町議会の女性議員が16日、経緯の説明を求める質問状を、蓮見昭一・県会議長あてに提出した。
 質問状は、県議会が2003年12月定例会で可決した「関係議員に自戒反省を求める決議」で、「関係議員に県民への説明責任を果たすなど信頼回復に努めるよう求める」と記されていることを指摘。「疑惑解明や説明責任は履行されていないのに、人事を承認した県会に強く抗議する」として、24日までに回答するよう求めている。
 質問状に名を連ねた17人の女性議員は、関係県議に対して真相解明や出処進退を問う決議などを行った吉川、入間、戸田など15市と吹上など2町の議会議員。

(2005年5月17日 読売新聞)


女性議員、議長に要望書 毎日新聞・埼玉05.05.17

2005年05月17日 | Weblog
県議海外視察問題:
議長に説明求め要望書--女性議員ら17人/埼玉

 ◇県議タイ視察問題
 タイ・バンコクを視察した県議6人が03年11月、現地の女性が接待するクラブを訪れていた問題で、県内の17市町議会の女性議員ら17人が16日、蓮見昭一議長あてに、県議6人が有権者に対して説明責任を果たすことなどを求める要望書を提出した。24日までに文書による回答を求めている。
 要望書は、買春疑惑の解明と説明責任に加え、疑惑を指摘された県議がその後、議長などの役職に就いた経緯についても説明されていないとしている。県議会は3月、6人のうち蓮見氏(自民)を議長、細田徳治氏(同)と成塚常吉氏(同)を県監査委員に選出した。また、議運委員長に就いた斎藤正明氏(同)は疑惑を指摘された際、「女性には土産を渡しただけ」と説明している。
 要望書を持参した矢沢江美子・八潮市議は「疑惑のある議員は県民に説明すべきだ」と話している。【松本信太郎】
毎日新聞 2005年5月17日

埼玉県知事5月10日定例記者会見

2005年05月12日 | Weblog
■監査委員の選任について

読売   県の監査委員のことで、二人の枠にですね、いわゆるあの海外視察で、、、
知事   議会での枠ということですね。議会の枠ということですね。
読売    いえいえ、県の監査委員、二人がですね、二人ともいわゆるあの、、、
知事    県の監査委員は4人おります。
読売    あ、ごめんなさい、県の監査委員に、2人この4月から、選任された県議会議員がですね、2人とも、いわゆる夜遊びをしてたと言われる報道があった議員であることについて、市民団体から、なぜ、選任したのかというような質問状が出ている件について、それは、どのようなお返事をされますか。
知事  はい、請願法に基づく請願でございますので、きちっとした回答をですね、するようにしておりますので、今、作業中であります。
  考え方だけを申し上げますと、まず県の監査委員は4人が選任される。そして、2名が議会から選任されるという長い慣行になっております。
  それで今、お話にございました、監査委員に任命をした2人の議員についてのお話でございますが、当時、道義的な責任を取るべく、役職をすべて辞任されたり、また自戒反省を求める決議を受けるなど、本人はもちろんのこと、家族も含めて社会的制裁を受けられたという事実があり、深刻な反省をされたという経過があるというふうに理解をしております。
   議員の内から監査委員に任命するという仕組みは、従来、議会の慣行として、最大会派である自由民主党から2名推薦されるという経過になっております。そうした推薦議員を、知事として、執行者として任命をしたということであります。
   お二人の議員には、そうした過去はありましたので、汚名を返上すべく最大限のご努力をしていただきたい。また、そうした監査委員としての重責を担うことができるというふうに期待をして、今回、議会の同意を得て、任命を、選任をさせていただいたというふうに思っております。これが基本的な考え方でありますが、一応、請願法に基づく請願でございますので、きちっと期日までに回答させていただきたいというふうに思っております。
読売   今のお答えの中で、汚名返上すべく最大の努力をしてもらいたいという期待を込めて、、、
知事   失礼しました。「議員のうち選任する監査委員の数は2人とする」は条例になっております。慣行ではなくて、はい。
読売   今のお答えの中で、汚名返上すべく最大限の努力をしてもらいたいという期待を込めて同意したということでしたけど、今後、その汚名返上に向けた努力をしてもらいたいという趣旨なんですか。
知事   はい?
読売   今後、その、、、今の知事のお答えの中で、、、
知事   それは、わかりましたけども、最後のほうがわかりません。
読売   今後、その最大限の努力をしてもらいたいという趣旨なんでしょうか。
知事   監査委員として当然、県の様々な事項について、厳しくですね、監査、ご指摘をしていただくというのが、監査委員の仕事でありますので、例えば、もう既にそうした汚名を受けた議長等がですね、県会議員の調査費等について積極的にですね、改革を、情報公開の改革をですね、進めておられる経過もございますので、同じように、監査委員になられた方は、より一層ですね、従来の議会選出の監査委員以上にですね、ご努力をされるのではなかろうかという期待を込めております。
読売   それは県政調査費の公開という意味ですか。
知事   いえいえ、今申し上げたのは、既に議長のレベルでですね、そうした動きがあるということを例にとりまして、同じように監査についてもですね、然るべきご努力をなされるんではなかろうかという期待を込めております。


市民団体、質問状提出 毎日新聞 埼玉版05.5.7

2005年05月12日 | Weblog
県議海外視察問題:
県議の買春疑惑、会派に質問状--市民団体/埼玉

 県議6人が03年11月にタイ・バンコクの海外視察で現地の女性が接待するクラブを訪れていた問題で、市民団体「『買春疑惑』議員の辞職を求める署名実行委員会」(矢沢江美子代表)は2、6の両日、6人が県議会議長などの役職に就いていることについて、公開質問状を県議会の各会派に出した。また、経緯説明を求める請願も上田清司知事に提出した。
 県議会では3月に、6人のうち、蓮見昭一氏(自民)が議長に、細田徳治氏(同)と成塚常吉氏(同)が県監査委員などに選出された。質問状で自民党県議団には「団内選挙の候補者選出システム」「今後の真相究明方法」を、他会派には「会派としての態度」などを聞いている。同団体の谷口硝子さんは「6人の辞職を求めて、今後も粘り強く署名活動などをしていく」と話している。【斎藤広子】毎日新聞 2005年5月7日