■監査委員の選任について
読売 県の監査委員のことで、二人の枠にですね、いわゆるあの海外視察で、、、
知事 議会での枠ということですね。議会の枠ということですね。
読売 いえいえ、県の監査委員、二人がですね、二人ともいわゆるあの、、、
知事 県の監査委員は4人おります。
読売 あ、ごめんなさい、県の監査委員に、2人この4月から、選任された県議会議員がですね、2人とも、いわゆる夜遊びをしてたと言われる報道があった議員であることについて、市民団体から、なぜ、選任したのかというような質問状が出ている件について、それは、どのようなお返事をされますか。
知事 はい、請願法に基づく請願でございますので、きちっとした回答をですね、するようにしておりますので、今、作業中であります。
考え方だけを申し上げますと、まず県の監査委員は4人が選任される。そして、2名が議会から選任されるという長い慣行になっております。
それで今、お話にございました、監査委員に任命をした2人の議員についてのお話でございますが、当時、道義的な責任を取るべく、役職をすべて辞任されたり、また自戒反省を求める決議を受けるなど、本人はもちろんのこと、家族も含めて社会的制裁を受けられたという事実があり、深刻な反省をされたという経過があるというふうに理解をしております。
議員の内から監査委員に任命するという仕組みは、従来、議会の慣行として、最大会派である自由民主党から2名推薦されるという経過になっております。そうした推薦議員を、知事として、執行者として任命をしたということであります。
お二人の議員には、そうした過去はありましたので、汚名を返上すべく最大限のご努力をしていただきたい。また、そうした監査委員としての重責を担うことができるというふうに期待をして、今回、議会の同意を得て、任命を、選任をさせていただいたというふうに思っております。これが基本的な考え方でありますが、一応、請願法に基づく請願でございますので、きちっと期日までに回答させていただきたいというふうに思っております。
読売 今のお答えの中で、汚名返上すべく最大の努力をしてもらいたいという期待を込めて、、、
知事 失礼しました。「議員のうち選任する監査委員の数は2人とする」は条例になっております。慣行ではなくて、はい。
読売 今のお答えの中で、汚名返上すべく最大限の努力をしてもらいたいという期待を込めて同意したということでしたけど、今後、その汚名返上に向けた努力をしてもらいたいという趣旨なんですか。
知事 はい?
読売 今後、その、、、今の知事のお答えの中で、、、
知事 それは、わかりましたけども、最後のほうがわかりません。
読売 今後、その最大限の努力をしてもらいたいという趣旨なんでしょうか。
知事 監査委員として当然、県の様々な事項について、厳しくですね、監査、ご指摘をしていただくというのが、監査委員の仕事でありますので、例えば、もう既にそうした汚名を受けた議長等がですね、県会議員の調査費等について積極的にですね、改革を、情報公開の改革をですね、進めておられる経過もございますので、同じように、監査委員になられた方は、より一層ですね、従来の議会選出の監査委員以上にですね、ご努力をされるのではなかろうかという期待を込めております。
読売 それは県政調査費の公開という意味ですか。
知事 いえいえ、今申し上げたのは、既に議長のレベルでですね、そうした動きがあるということを例にとりまして、同じように監査についてもですね、然るべきご努力をなされるんではなかろうかという期待を込めております。