埼玉フェミネット 「買春疑惑」議員の辞職を求める署名実行委員会

埼玉県内のジェンダー・フェミニズムをテーマに、男女共同参画の実践を求めて行動する。

議員だけでなく、大学教授も買春?!

2005年12月09日 | Weblog
【買春容疑で東大助教授逮捕、サイトで「モデル募集」と】

 少女に現金を渡し、みだらな行為をしたとして、東京大学先端科学技術研究センターの助教授が、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(児童買春)の疑いで警視庁渋谷署に逮捕されていたことが8日、わかった。

 逮捕されたのは、多久島裕一容疑者(38)(横浜市港北区)。調べによると、多久島容疑者は昨年4~6月に3回にわたり、横浜市などのホテルで、当時中学3年で15歳だった少女にみだらな行為をし、計5万円を支払った疑い。
 多久島容疑者は調べに対して容疑を認めており、少女と知り合った経緯については、「携帯電話の出会い系サイトに『モデル募集』と書き込んだら返信があった」などと供述しているという。
 東大広報課によると、多久島容疑者は、1995年3月に東大大学院の博士課程を修了。2000年4月から同センター助教授を務め、光ネットワークなどについて研究していたという。同課は「事実関係を調査している」と話している。

(2005年12月8日13時23分 読売新聞)

署名実行委員会通信

2005年12月09日 | Weblog


「『買春疑惑』議員の辞職を求める請願」、「罰則のある倫理条例の制定を求める請願」に賛同していただき、署名のご協力本当にありがとうございました。12月5日の時点で、1100筆もの署名が集まりました。十分な活動もできず、1000筆、集まるか心配だった
のですが、皆さんのおかげでなんとか1000筆を越えることができて安心しました。

 これらの請願は署名とともに12月5日、県議会の初日に提出する予定で、請願者も署名実行委員会の代表、矢澤江美子さんにお願いし、文書も用意し臨んだのですが、紹介議員の件で思わぬ事態となってしまいました。

 「罰則のある倫理条例」は、なんとか共産党が紹介議員になってくれて請願として提出できましたが、「辞職を求める請願」はどこの会派からも紹介議員を断わられ、12月議会には仕方なく陳情で提出することになったのです。

 提出日の10日くらい前から、紹介議員のお願いに各会派を回りました。それぞれの会派が「団会議で話し合います」とのことでしたが、公明党、地方主権の会には始めから「期待しないでください」と言われました。

 結局、「辞職を求める請願」はすべての会派から断られ、「罰則のある倫理条例」は共産党のみが受ける、という状況でした。

 共産党の議員とは提出日の12月5日ぎりぎりまで話し合い、「辞職を求める請願」の紹介議員をお願いしたのですが、「新しい事実がない」ので12月議会には紹介議員にはなれない、とのことでした。

仕方なく、その場で請願を陳情に書き直しましたが、陳情はそれぞれの議員に配られるだけで審議されません。陳情に署名をつけるのはあまりにももったいないので、今回は署名を提出するのは見送り、このまま署名活動を続けて、2月議会には「辞職を求める請願」で提出できるように活動することにしました。

この約1ヶ月間の活動で思ったのは、日本テレビの放映から2年も経つけれど、「『買春疑惑』議員の辞職」は多くの県民が望んでいることなのだ、ということです。街宣等の活動では、思ったよりも反応がよく、多くの方がマイクで私たちの言っていることを理解してくれて、署名をしてくれました。また、署名を郵送してくれた方々のメッセージを読んで、励まされました。

 この「買春疑惑」議員のこと、現在も重要な役職に就いていることはもっともっと県民に知らせなければならない、と思います。

 今回は紹介議員になってもらえない、という残念な事態から、次の議会での提出に向けて署名活動を続けることになりましたが、より多くの県民に知らせていくという意味では、署名活動を続けることはプラスになると思います。

 2月議会に向けて請願で提出できるように、私たちも努力いたします。

 どうぞみなさん、再度の署名活動のご協力をよろしくお願いします。