埼玉フェミネット 「買春疑惑」議員の辞職を求める署名実行委員会

埼玉県内のジェンダー・フェミニズムをテーマに、男女共同参画の実践を求めて行動する。

「買春疑惑」行為 とは【日本テレビ放映】より

2005年08月28日 | Weblog
2003年12月、日本テレビ「特捜・報道プロジェクト」放映より

◆バンコク(タイ)での埼玉議員の行動を追うスタッフ◆

議員たちはチャーターした大型バスに乗り、夜の街へとくりだした。

食事を済ませバスは人通りの少ない道で突然止まり、議員たちを降ろした。
そしてバスは走り去って行った。そこには店があった。
「クラブかわいい」・・・日本人相手の店なのか。

店内に入るとそこには何十人もの女性たちがいた。
女性のひとりが立ち上がり、歩き始めた。向かった先はあの議員たちだ。

そして、議員のひとりが立ち上がり奥の部屋へと消えた。
一歩前へ出て女性を物色している議員もいる。
ソファーにどっかりと座っていた別の議員は、
この店のママらしい女性に勧められて、若そうな女性と共に奥へと消えて行った。


さらに、2人の議員がそれぞれ女性を選んで立ち上がった。
店員が奥へ向かう入り口で待つように案内する。
やがて、(議員の選んだ)2人の女性がやってきた。
議員たちは談笑しながら奥へさそわれた。
続いて5人目の議員は髪の長い女性を選び静かに立ち上がった。

そして、最後に残った6人目の議員。
「みんな行っちゃったの?俺だけ?なんだよ、ウソーホント?」

(そう言うと)ソファーに座り、女性たちを念入りにチェックし、
しばらく迷った末、左端にいた女性を選んだ。

結局議員6人、全員が女性を選んでいなくなった。

(中略)

それから間もなくホテルに帰ってきた。視察団長(斎藤氏)は女性を連れていた。

フロントで何やら手続きを済ませ、団長と女性、
そして、もう1人の議員(佐久間氏)が、エレベーターに向かった。

(エレベーター内の様子・隠し撮り)

佐久間氏「何階だっけ?」

斎藤氏「いいっす先、」

佐久間氏「俺は大丈夫。団長先に」

斎藤氏「いいですか」

佐久間氏「大丈夫。じゃ、また」

斉藤氏「すみません」

(エレベーターを斉藤氏と女性が降りる)

女性「おやすみなさい」

佐久間氏「おやすみ」

斉藤氏と女性は2人で消えていった・・・・????????


「買春疑惑」議員の辞職を求める請願署名のお願い

2005年08月27日 | Weblog
■男女共同参画推進の壁を取り除こう  
「あの県議たち、まだ辞職していなかったの?」
 私たちは、このようによく聞かれます。

 2003年12月、海外視察中の「買春疑惑」行為を日本テレビの番組で全国放映され、埼玉県民を憤慨させたあの6人の県議(斉藤正明氏、佐久間実氏、田島敏包氏、蓮見昭一氏、成塚常吉氏、細田徳治氏)のことです。
 番組を見た人たちは、公務中である海外視察中に、こうした行為をした議員は辞職して当然と思ったに違いありません。

■議員辞職すらせず、ぬけぬけと県議会の重要ポストに就任
 ところが、彼らは議員辞職はしませんでした。それだけでなく、今年2月議会において、6名中の5名が重要な役職に就くことに決まったのです。議会最高の権威である議長を始め、監査委員や議会運営委員会の委員長。また、「公社事業対策特別委員長」、「交通網・防犯・地域整備対策特別委員長」、「教育改革・スポーツ振興特別委員長」をも兼任しているという有りさまです。

 このような状況に対し、私たち「『買春疑惑』議員の辞職を求める署名実行委員会」は、こうした事態に対して、「買春疑惑」議員6名の辞職と罰則のある政治倫理条例の制定を求め、本年12月議会に向けて請願署名の活動を始めました。

■「買春疑惑議員」の辞職を再度求めます!
 私たちの税金を使った海外視察という公務中の「買春疑惑」議員の行為は、倫理面からも当然、辞職をすべきなのです。そのうえ、議員が重要な役職に就くことは許せません。それだけではなく、この問題の背後にあるアジア女性の人権に対して無頓着な「日本の男社会に対しNO!」の声を挙げたいのです。
 買春は性的な搾取であり、人権蹂躙の犯罪行為であるといわざるおえません。埼玉県「買春疑惑」議員が辞職もせずに、何ごともなかったかのように振る舞えることは、有権者である埼玉県民が、買春疑惑を容認し、人権を無視しても何の問題もない、ということを認めることになってしまいます。

「埼玉県男女共同参画条例」の基本理念である3条の「性別による差別的取り扱いを受けないこと」「女性に対する暴力が根絶されること」「男女の人権が尊重されること」に、明らかに違反しているといわざるを得ません。条例を制定した議員自らが、それに違反するとはいったいどういうことなのでしょうか。私たちの怒りは、いまだに継続しています。
 埼玉県「買春疑惑」議員に対し、抗議の声を上げ、辞職に追い込むために、皆さまのお力添えをお願いいたします。たくさんのお知り合いに呼びかけ、署名を集めてください。


◆「買春疑惑」議員の辞職を求める署名実行委員会とは◆

2003年12月、テレビ放映直後に県民有志によって立ち上げられる。2004年2月埼玉県議会に約16000筆の署名を添え、「辞職を求める請願」、「再発防止を求める請願」の2つを提出した。しかし、2つとも埼玉県議会内の圧倒的多数である自民党の反対により否決。2005年2月議会で「買春疑惑」議員が重要役職に就任したことで再度、活動を再開する。県庁前や浦和駅前等で抗議のチラシ撒きや、県議会各会派に対しアンケートなどを行っている。


「買春疑惑」議員の辞職を求める署名実行委員会
連絡先 〒330-0061 さいたま市浦和区常盤3-18-20-803
    TEL 048-834-1231 FAX 048-833-6861