埼玉フェミネット 「買春疑惑」議員の辞職を求める署名実行委員会

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《報道》埼玉県議会自民党会派の混乱 「買春疑惑」議員落選の余波大きく

2007年05月03日 | Weblog
●東京新聞 5月2日
【県議会会派 自民で2種類届け出】
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20070502/CK2007050202013158.html

 県議選で当選した県議の会派届締め切り日の一日、自民から構成人数四十人と五十三人の二種類の会派届が出され、四十人の構成メンバーが重複する異常事態になっている。議長・副議長をほぼ独占してきた“主流派”と“反主流派”が無所属で当選した県議の会派入りの手続きをめぐり対立。八日に各派代表者会議、二十二日の初議会を控え、議事日程に影響が出る懸念も出ている。

 自民は現職の当選が四十人にとどまる大敗を喫した。無所属の新人や元職を無条件に取り込みたい主流派が、自民県議団会議の決定を経ずに、正副議長経験者を集めた会議で計五十三人の会派入りを決定。対して、反主流派は「入団には『団会議での三分の二の了承』を定めた団規約を無視している」と反発。「けじめのないやり方で、今夏の参院選・知事選に向け、一致団結した体制がとれない。自民現職を中傷して当選した人もおり、“審査”なく入団させるのはおかしい」と批判。

 主流派が出席しなかった四月二十八日の緊急団会議で、現職当選のみの四十人の会派届を決め一日朝、会派届を提出した。しかしその十分後には、主流派からの五十三人の会派届が出され、議会事務局は「前代未聞の事態」と困惑。四十人の会派届の取り下げを要請したが断られ、当初発表する予定だった各派の構成のリリースも出せなかった。大型連休期間中に、会派人数で会派ごとに区切る議会棟の壁面工事に入る予定だったが遅れそう。議事日程への影響が懸念されている。ただ、両派とも会派を分裂させる意図はなく、今後、話し合いを進める予定という。

 自民以外の会派構成は決定した。民主・無所属の会(高橋努代表)は、民主公認・推薦二十一人に、いずれも諸派新人で当選した茅野和宏氏(54)=南21区、丸山真司氏(64)=北3区=が加わり計二十三人。公明(山本晴造代表)は現職当選者の計十人。新会派の無所属刷新の会(鈴木正人代表)には鈴木氏と、いずれも無所属新人で当選した小野克典氏(38)=南14区、中屋敷慎一氏(47)=南16区、舟橋一浩氏(35)=西8区=の計四人。社民は、佐藤征治郎氏(67)=南12区=の一人。共産は、柳下礼子氏(60)=西1区=の一人。


1 コメント

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会派争い・・・ (MR.うつ)
2007-05-18 22:05:50
会派争い、議長ポスト争いなど、醜くって仕方がないですね。大阪府高槻市では社民党は1人で、無所属でいちばん考えの近い議員と「元気市民」という会派でがんばっています。改憲手続法も通ってしまい、もうすぐ教育三法も通過しそうですが、あきらめず、平和と人権を護るため必死にがんばっていきます。無所属市民派や日本共産党や民主党の一部や良心的な保守層とも手を組み、少しでも前進したいと考えています。
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