【Q】質問者:山下さん
こんにちは、
以前そちらのブログに質問事項を転送させて頂きました山下です。
それでは、早速質問させていただきます。
トラについて・・・
そちらの目玉であるホワイトタイガー以外に、サファリゾーンにも、別の種類のトラがいたとおもうんですが、亜種と頭数をお教えください。また、繁殖例がありましたら、そちらもお願い致します
ホワイトライオンについて・・・
知る人ぞ知る(?)ジャングル大帝で有名なホワイトライオン。実は、自然界で生きるのが困難だと言われています。現在は、ウォーキングエリアに展示されいますが、今後、サファリゾーンでの展示はないのでしょうか?また、少々話がそれてしまいますが、去年の12月9日にNHKの「ダーウインがきた」で放送されました、白いアメリカクロクマも自然界で生きるのが、困難だということを知りました。しかし、カナダのグリブル島では、そこに住む白いクロクマは、普通のクロクマよりも強いという例外があるそうです。もし、ホワイトライオンと白いクロクマとの共通点があったら、些細な事でも構わないので、何かお教え下さい。
チーターについて・・・
現在、姫路セントラルパークをはじめ、国内でのサファリパークでは、チーターの繁殖に取り組んでいます。その成功のもととして、どのような工夫しているのでしょうか?また、九州のアフリカンサファリでは、チーターとシマウマの混合展示を実施していますが、それも成功のもとになるのでしょうか?
質問は以上です、返事を待ってます。
(毎回、難しい質問をリクエストしてしまい、本当にすみません・・・。)
【A】回答者:横江(美)飼育員
ご質問ありがとうございます。
>トラについて・・・
当園で飼育しているトラはベンガルトラです。
ホワイトタイガー以外に、♂2頭、♀1頭の計3頭飼育しています。この3頭は兄妹の為、繁殖はさせていません。
>ホワイトライオンについて・・・
現在ホワイトライオン達はまだ仔供の為、サファリでの展示はしていません。今後成長し、繁殖出来て頭数が増えれば検討していきたいと思います。
ホワイトライオンも白いクロクマも白色種になります。白色種は保護色で無い為に、捕食者や獲物に見つかりやすく自然界では生存がたいへん困難だと言われています。
>チーターについて・・・
チーターは単独行動の動物です。しかし飼育下では一ヶ所に多頭数のチーターを飼育しています。すると毎日顔を合わせ、兄弟のような感覚に陥るといわれています。
当園では♀数頭を他のチーターから隔離し、姿を見せないようにしています。そして時期を見て♂に会わせる等、出来るだけ野生に近づけるなど試みています。また大学と協力してチーターの便からホルモンを測定し、発情の周期を調べ、少しでも繁殖に繋がるよう研究しています。
シマウマとの混合飼育に関しては、当園での取り組みではないので繁殖に繋がっているかは解りません。
こんにちは、
以前そちらのブログに質問事項を転送させて頂きました山下です。
それでは、早速質問させていただきます。
トラについて・・・
そちらの目玉であるホワイトタイガー以外に、サファリゾーンにも、別の種類のトラがいたとおもうんですが、亜種と頭数をお教えください。また、繁殖例がありましたら、そちらもお願い致します
ホワイトライオンについて・・・
知る人ぞ知る(?)ジャングル大帝で有名なホワイトライオン。実は、自然界で生きるのが困難だと言われています。現在は、ウォーキングエリアに展示されいますが、今後、サファリゾーンでの展示はないのでしょうか?また、少々話がそれてしまいますが、去年の12月9日にNHKの「ダーウインがきた」で放送されました、白いアメリカクロクマも自然界で生きるのが、困難だということを知りました。しかし、カナダのグリブル島では、そこに住む白いクロクマは、普通のクロクマよりも強いという例外があるそうです。もし、ホワイトライオンと白いクロクマとの共通点があったら、些細な事でも構わないので、何かお教え下さい。
チーターについて・・・
現在、姫路セントラルパークをはじめ、国内でのサファリパークでは、チーターの繁殖に取り組んでいます。その成功のもととして、どのような工夫しているのでしょうか?また、九州のアフリカンサファリでは、チーターとシマウマの混合展示を実施していますが、それも成功のもとになるのでしょうか?
質問は以上です、返事を待ってます。
(毎回、難しい質問をリクエストしてしまい、本当にすみません・・・。)
【A】回答者:横江(美)飼育員
ご質問ありがとうございます。
>トラについて・・・
当園で飼育しているトラはベンガルトラです。
ホワイトタイガー以外に、♂2頭、♀1頭の計3頭飼育しています。この3頭は兄妹の為、繁殖はさせていません。
>ホワイトライオンについて・・・
現在ホワイトライオン達はまだ仔供の為、サファリでの展示はしていません。今後成長し、繁殖出来て頭数が増えれば検討していきたいと思います。
ホワイトライオンも白いクロクマも白色種になります。白色種は保護色で無い為に、捕食者や獲物に見つかりやすく自然界では生存がたいへん困難だと言われています。
>チーターについて・・・
チーターは単独行動の動物です。しかし飼育下では一ヶ所に多頭数のチーターを飼育しています。すると毎日顔を合わせ、兄弟のような感覚に陥るといわれています。
当園では♀数頭を他のチーターから隔離し、姿を見せないようにしています。そして時期を見て♂に会わせる等、出来るだけ野生に近づけるなど試みています。また大学と協力してチーターの便からホルモンを測定し、発情の周期を調べ、少しでも繁殖に繋がるよう研究しています。
シマウマとの混合飼育に関しては、当園での取り組みではないので繁殖に繋がっているかは解りません。