【Q】質問者:野中さん
鈴木係長様
お忙しいところを詳しいご回答誠にありがとうございます。
アドバイス頂いたとおり見守りたいと思います。孵化までの期間から推測すると、我が家が帰独する13日前後に生まれるのではないかと考えます。
その後ですが、親鳥は毎日卵を温めに来ております。卵の数も十数個に増えているようです。参考迄にそっと卵を温めている親鳥を撮影しましたので添付しておきます。種類がお分かりになると思います。
追加の質問をさせて頂きます。基本的には手を出さずにおくつもりですが、もし動けるようになり、食欲も出てきた後で親についていけない雛がいる場合、何らかの餌を与えないといけないと思います。
その場合、小さくちぎったパンと水を置いておけば大丈夫でしょうか?お忙しいところ恐れ入りますが、再度宜しくお願い致します。
【A】回答者:鈴木係長
こんにちは、野中さん。
写真を拝見いたしました。カモ類のメスは似ているものも多いので添付していただいた写真だけでは断定しにくいのですが、野中さんからいただいた色々な情報から総合するとマガモではないかと思われます。マガモだとすると卵は28日前後で孵化すると思います。
雛の件ですが、残された雛がいた場合エサを与えているだけでは雛は生きていけないと思います。雛は気温の変化などの影響を受けやすく、寒いときは雛同士、母鳥と雛達で集まりそれぞれの体温で暖め合います。
私は当園で様々な水禽類の人工孵化、育すうをしてきましたが温度の管理には非常に気をつけなければ雛はすぐ影響を受け弱ってしまいます。また、どうしても野生のものより運動量が少なくなってしまうので、体重管理をし、エサの量を調整してあげないと足に負担がかかり、足の変形などをまねいてしまうことがあります。
野中さんの都合を考えず申し訳ないのですが、もし残された雛がいた場合は可能であればその親子のカモのできるだけ近くに連れて行き合流させるのがよいと思います。
雛にエサを与えないといけない状況になった場合ですが、当園では人工育すう時に水とヒヨコ用のチックフード(ペットショップなどで売っています。)、フィンチ(小鳥用のエサ)、青菜(小松菜、チンゲン菜の葉の部分など)を細かくきざんだものを与えています。
ドイツのパンがどうなのか分らないのですが、塩分などもあると思うのでパンだけというのはよくないと思います。
写真の様子ですと、うまく孵化しそうですね。
すべての卵が孵化しないかもしれませんが、なるべく多くの卵が孵化し、元気な雛が誕生してくれるとうれしいですね。
野中さんの家のベランダから多くの元気な雛達が巣立っていくことを祈っています。
鈴木係長様
お忙しいところを詳しいご回答誠にありがとうございます。
アドバイス頂いたとおり見守りたいと思います。孵化までの期間から推測すると、我が家が帰独する13日前後に生まれるのではないかと考えます。
その後ですが、親鳥は毎日卵を温めに来ております。卵の数も十数個に増えているようです。参考迄にそっと卵を温めている親鳥を撮影しましたので添付しておきます。種類がお分かりになると思います。
追加の質問をさせて頂きます。基本的には手を出さずにおくつもりですが、もし動けるようになり、食欲も出てきた後で親についていけない雛がいる場合、何らかの餌を与えないといけないと思います。
その場合、小さくちぎったパンと水を置いておけば大丈夫でしょうか?お忙しいところ恐れ入りますが、再度宜しくお願い致します。
【A】回答者:鈴木係長
こんにちは、野中さん。
写真を拝見いたしました。カモ類のメスは似ているものも多いので添付していただいた写真だけでは断定しにくいのですが、野中さんからいただいた色々な情報から総合するとマガモではないかと思われます。マガモだとすると卵は28日前後で孵化すると思います。
雛の件ですが、残された雛がいた場合エサを与えているだけでは雛は生きていけないと思います。雛は気温の変化などの影響を受けやすく、寒いときは雛同士、母鳥と雛達で集まりそれぞれの体温で暖め合います。
私は当園で様々な水禽類の人工孵化、育すうをしてきましたが温度の管理には非常に気をつけなければ雛はすぐ影響を受け弱ってしまいます。また、どうしても野生のものより運動量が少なくなってしまうので、体重管理をし、エサの量を調整してあげないと足に負担がかかり、足の変形などをまねいてしまうことがあります。
野中さんの都合を考えず申し訳ないのですが、もし残された雛がいた場合は可能であればその親子のカモのできるだけ近くに連れて行き合流させるのがよいと思います。
雛にエサを与えないといけない状況になった場合ですが、当園では人工育すう時に水とヒヨコ用のチックフード(ペットショップなどで売っています。)、フィンチ(小鳥用のエサ)、青菜(小松菜、チンゲン菜の葉の部分など)を細かくきざんだものを与えています。
ドイツのパンがどうなのか分らないのですが、塩分などもあると思うのでパンだけというのはよくないと思います。
写真の様子ですと、うまく孵化しそうですね。
すべての卵が孵化しないかもしれませんが、なるべく多くの卵が孵化し、元気な雛が誕生してくれるとうれしいですね。
野中さんの家のベランダから多くの元気な雛達が巣立っていくことを祈っています。