今、saeは自分の曲たちを、歌い方を大改造したいと試行錯誤しています。
役者さんがひとつの台本、役をもらうときその人物像をどんなふうに作り上げるか、このシーンのこの台詞はどんな表情、仕草でどんなふうに吐き出すか、とことん追求しまくって演じきりますよね。 だから、同じ戯曲のひとつの役を演じる役者さんが違えばまたその戯曲の中のその人物像が違ってくる。
歌も似てるところがあると想います。同じ曲を、歌うひとが違えば、その聴こえてくる歌はぜんぜん違うし、それぞれに魅力が違ってきますよね。
歌の場合は、役者さんが台詞を言うのとは違って、メロやリズムの中に、その自分の吐き出す言葉をあてはめなきゃいけないから、その表現法はもっと難しくなってきます。
でも、歌にはいろいろあって、そんなにひとつひとつの歌詞をじっくり聴くだけが歌を聴く楽しみじゃないですよねえ。
LIVEでもCDでも、楽しくノレるもの、コミカルなものがいいっていうひとがたくさんいると想います。
saeはもともと、ミュージカル、芝居を目指してて、その舞台に立ってるうちに、あるひとつの世界を、自分ひとりで作り上げて1曲のストーリーを歌い上げたいというところから、シンガーソングライターの活動をスタートしました。
なんでミュージカルが好きかというと、ストーリーがあって、そこへ登場する人物のひとりひとりが、その役を演じるときに、美しいメロディーに合わせて演じて歌うことで、その台詞(歌詞)が、ただ台詞をしゃべるよりももっともっとココロにズドーンと伝わってくるんですよー
saeの歌の世界観はそこにあるんで、やっぱり歌詞を演じて伝えたいと想うと、旋律はどうしてもメロディアスなバラードテンポが多いんですよねえ。
でも、たくさんのひとたちに自分の歌をダウンロードして聴いてもらったり、saeのLIVEに来てくださったかたからおききする感想には、「アップテンポでノレるのもやってよ。」saeの歌で「cofee break」という曲があるんだけど、「コーヒーの歌いいよ!!」でもコーヒーの歌は歌詞がワケわかんないですよねえ?とsaeが聞き返すと、「歌詞なんていいんだよ。楽しければ。」というお答えが返ってきます。
LIVEはお客様を楽しませてなんぼです 聴く側の貴重な意見はとっても大切です。 でもsaeの良さって何だろう?って考えたとき、ただ楽しくノレるもの、今どきのばりばり流行りのポップスだったら、そういうのが得意なアーティストに任せればいいと想ってます。saeの売り、セールスポイントというものを大切にしてこそ、saeのアーティストとしての存在があるんです。
でも、やっぱりたくさんのひとに支持されなければ、音楽業界でビジネスにならないわけで、自分のポリシーや世界観を貫き通しつつも、「自分の曲をいいと想ってくれるひとだけ聴いてくれればいいんだ。」と開き直るガンコ者にはなりたくないんです。
そこのバランスの取り方がホントに難しいの。
saeだけじゃないけど、やっぱりね、歌を聴くとき、音楽の仕事をしてるひとが聴くのと、世の中の純粋に歌を楽しんでるひとたちと、聴き方は大きく違ってるんじゃないかなーって想ったりしてます。
音楽をやってるひとって、歌詞のクオリティーをめちゃめちゃ重視して聴いてたりするんですけど(自分がそうだから!!)、全体のサウンドとして、楽しくのれてればお客さんは楽しんでるっていう部分よりも曲のクオリティーばかりにとらわれすぎるのはどうなのかなって、想い始めました。
歌詞もね、ココロに訴えかけるような感動ものばかりじゃだめですよねえ、
つんくが作詞したモー娘。の歌も、「バカみたいに好き」とか、女子高生とかにうけるようなライト感溢れる表現が、やっぱりうけるんですよねえ。
もしsaeが、「ダーのこと、ワケわかんないくらい好き」なんて歌にしちゃったら、石投げられそうなんだけど、ストレス社会に生きるひとたちが楽しくノレるもの、聴くひとに共感されるものを産み出そうとする感覚をね、やっぱり養っていきたいですよー
さて、これから出かけます。AtoNoRecordsにいって、そのあと、今大ブレイクしてる曲があるというので、そのCDを買いに。
今日は夏の陽気ですねえ
みなさんも、よい週末をお過ごしくださいね
役者さんがひとつの台本、役をもらうときその人物像をどんなふうに作り上げるか、このシーンのこの台詞はどんな表情、仕草でどんなふうに吐き出すか、とことん追求しまくって演じきりますよね。 だから、同じ戯曲のひとつの役を演じる役者さんが違えばまたその戯曲の中のその人物像が違ってくる。
歌も似てるところがあると想います。同じ曲を、歌うひとが違えば、その聴こえてくる歌はぜんぜん違うし、それぞれに魅力が違ってきますよね。
歌の場合は、役者さんが台詞を言うのとは違って、メロやリズムの中に、その自分の吐き出す言葉をあてはめなきゃいけないから、その表現法はもっと難しくなってきます。
でも、歌にはいろいろあって、そんなにひとつひとつの歌詞をじっくり聴くだけが歌を聴く楽しみじゃないですよねえ。
LIVEでもCDでも、楽しくノレるもの、コミカルなものがいいっていうひとがたくさんいると想います。
saeはもともと、ミュージカル、芝居を目指してて、その舞台に立ってるうちに、あるひとつの世界を、自分ひとりで作り上げて1曲のストーリーを歌い上げたいというところから、シンガーソングライターの活動をスタートしました。
なんでミュージカルが好きかというと、ストーリーがあって、そこへ登場する人物のひとりひとりが、その役を演じるときに、美しいメロディーに合わせて演じて歌うことで、その台詞(歌詞)が、ただ台詞をしゃべるよりももっともっとココロにズドーンと伝わってくるんですよー
saeの歌の世界観はそこにあるんで、やっぱり歌詞を演じて伝えたいと想うと、旋律はどうしてもメロディアスなバラードテンポが多いんですよねえ。
でも、たくさんのひとたちに自分の歌をダウンロードして聴いてもらったり、saeのLIVEに来てくださったかたからおききする感想には、「アップテンポでノレるのもやってよ。」saeの歌で「cofee break」という曲があるんだけど、「コーヒーの歌いいよ!!」でもコーヒーの歌は歌詞がワケわかんないですよねえ?とsaeが聞き返すと、「歌詞なんていいんだよ。楽しければ。」というお答えが返ってきます。
LIVEはお客様を楽しませてなんぼです 聴く側の貴重な意見はとっても大切です。 でもsaeの良さって何だろう?って考えたとき、ただ楽しくノレるもの、今どきのばりばり流行りのポップスだったら、そういうのが得意なアーティストに任せればいいと想ってます。saeの売り、セールスポイントというものを大切にしてこそ、saeのアーティストとしての存在があるんです。
でも、やっぱりたくさんのひとに支持されなければ、音楽業界でビジネスにならないわけで、自分のポリシーや世界観を貫き通しつつも、「自分の曲をいいと想ってくれるひとだけ聴いてくれればいいんだ。」と開き直るガンコ者にはなりたくないんです。
そこのバランスの取り方がホントに難しいの。
saeだけじゃないけど、やっぱりね、歌を聴くとき、音楽の仕事をしてるひとが聴くのと、世の中の純粋に歌を楽しんでるひとたちと、聴き方は大きく違ってるんじゃないかなーって想ったりしてます。
音楽をやってるひとって、歌詞のクオリティーをめちゃめちゃ重視して聴いてたりするんですけど(自分がそうだから!!)、全体のサウンドとして、楽しくのれてればお客さんは楽しんでるっていう部分よりも曲のクオリティーばかりにとらわれすぎるのはどうなのかなって、想い始めました。
歌詞もね、ココロに訴えかけるような感動ものばかりじゃだめですよねえ、
つんくが作詞したモー娘。の歌も、「バカみたいに好き」とか、女子高生とかにうけるようなライト感溢れる表現が、やっぱりうけるんですよねえ。
もしsaeが、「ダーのこと、ワケわかんないくらい好き」なんて歌にしちゃったら、石投げられそうなんだけど、ストレス社会に生きるひとたちが楽しくノレるもの、聴くひとに共感されるものを産み出そうとする感覚をね、やっぱり養っていきたいですよー
さて、これから出かけます。AtoNoRecordsにいって、そのあと、今大ブレイクしてる曲があるというので、そのCDを買いに。
今日は夏の陽気ですねえ
みなさんも、よい週末をお過ごしくださいね