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POEM FLOWER

☆愛娘詩音と花音とsacoママの成長☆

医療小説

2009-10-20 | book
相変わらず、海堂尊にはまっています。
最近、読了したのは「螺鈿迷宮」そして、この「ジーンワルツ」



「螺鈿迷宮」は、これから迎える高齢化社会にもっと問題になるであろう終末期医療を扱っていて、なかなか興味深く、
「ジーンワルツ」は産婦人科が舞台になっていて、
不妊治療について、そして、代理母出産について描かれていました。
とくに、自分自身、つい1年ちょっと前まで妊婦で、産婦人科に通っていたし、
同世代の友人たちも続々と妊婦さん、お母さんになっていることもあって、
「ジーンワルツ」はいろいろと考えさせられること満載の内容でした。 

海堂尊の小説は、ミステリー要素をたっぷり含んでエンターテイメント性に富んでいる上に、
今、現在の医療問題を浮き彫りにして、
読者に考えさせるところは、さすがだな・・・・。と思います。

それにしても、最近おどろいたのが、
妊婦を受け入れてくれる(つまり産科のある)病院のなんと少なくなっていることか!!
私の住む藤沢でも、sionを出産した4年半前に比べ、今ではお産を扱う病院が
激減し、今では、助産院を除いたら、
出産できるのはなんと4つの病院のみ。
そんなこともあって、kanonは、横浜の病院で出産したけれど、
この病院も出産予約はあっという間にうまってしまうそうです。
sionは、助産院で出産したけれど、
やっぱり出産は、10ヶ月の間、母子ともに何があるかどうかわからない
危険を伴うもの。
安心して助産院で出産ができるのも
病院とのスムーズな連携があってこそ。。。。

子供を授かっても、安心して病院にかかれないなんて
そんな世の中で大丈夫なのだろうか・・・・。

女性が安心してこどもを生み、育て、
こどもが生き生きと目を輝かせることのできるような
社会にするには、どうしたらいいのかな?
と考えてしまう今日このごろでした。

ひとり時間

2009-06-04 | book
復職してからというもの、平日は、毎朝5時起き。
夕飯の仕込みをしつつ、
朝食とお弁当を作って、詩音と花音の身支度を整え、
自分の身支度。ある程度、キッチンを片付けて、
曜日によってはゴミをまとめて・・・・・と
ばたばたしながら、家を飛び出る。
そして、帰宅したらしたで、
夕飯を作って食べさせて、姫2人をお風呂に入れ、
山のような洗濯をかたづけて、翌日の保育園の準備をし、
ようやく寝かしつけ・・・・・
という頃にはぐったりして、絵本を読み聞かせながら、
そのまま姫たちと一緒にぐーぐー寝てしまうことしばしば。
それに何より、日中は姫たちと離れているので
できるだけいっぱいお話したりスキンシップをとるようにしようと
心がけているから
ひとりの時間なんてほぼ皆無。

でもでも、復職してから、なぜだか読書の量が確実に増加!

なんでだろう?と考えたところ・・・・

それは、「通勤時間」ができたから。と判明。

乗り換えを含め、30分弱のこの時間は、
私にとっては貴重な「ひとり時間」♪
電車は混んでいて、座れないけど、
読書をしてれば、全然苦痛じゃありません♪
以前は「通勤時間」というと、
ダントツで1日の中の嫌な時間ワーストワンだったのに。。。

読みたい本はたくさんあるけど、
今は、村上春樹氏の最新作IQ84がとーっても楽しみ。
発売日に購入しなかったら、
あっという間に売り切れてしまってて、
入荷待ち。はやく、届かないかなー♪わくわく♪



うつくしいって?

2009-02-10 | book
先日、赤木智子さんのエッセイ「ぬりものとゴハン」を読みました。



赤木さんのご主人は、有名な漆職人の赤木明登さん。
智子さんと結婚当時の明登さんは、雑誌の編集者としてご活躍されていたのだけど、
結婚2年後、突然「ボクは仕事を辞めて職人になるぞう!」と言って
夫婦と1歳になったばかりの赤ちゃんを連れて輪島に移住し、
本当に職人修行をはじめてしまったのでした。

もし、これが自分だったら・・・・?
彼が突然会社を辞め、小さな赤子がいるというのに
雪深い田舎の輪島へ移住、そして彼は漆職人さんに弟子入り・・・・。

彼を支えるどころか、自分がパニックになりそうだ。

でも、智子さんは輪島の自然をいつくしみ、
家族、そしてお弟子さんのためのゴハンをつくり、
自身は「研ぎもの」学校に通い技術を学び、
輪島生活を謳歌していらっしゃる。
そんな日々をつづったエッセイでした。

あとがきで、ご主人の明登さんがこんな一文を寄せていました。

「智子は、心根の美しい人です。二十年近く連れ添って、
僕はこころからそう思っています。
僕が、もの作りとしてやっていけるのも、
子どもたちが毎日楽しくやっているのも、
ここにあなたがいるからです。
ありがとう。」

このあとがきを読んだら、涙が出ちゃいました。
ステキなご夫婦だなー、智子さんはステキだなー、と思いました。
私には輪島暮らしはできないと思うけど(笑)
二十年経っても、彼からこんな風に思ってもらえるような人でいたいな。と
思いました。

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恥ずかしながら、アンパンマンシリーズのガーゼ。
バイキンマンです。
こんな下手っぴな刺繍でも、詩音は気に入ってくれて
保育園に持っていって先生に見せてくれたそうです(汗)
まだまだ続く、アンパンマンシリーズ。
今度はバタコさんです(笑)

永遠のゼロ

2008-10-28 | book
また1冊、読了しました。

「永遠のゼロ」百田尚樹



内容(「BOOK」データベースより)
日本軍敗色濃厚ななか、生への執着を臆面もなく口にし、
仲間から「卑怯者」とさげすまれたゼロ戦パイロットがいた…。
人生の目標を失いかけていた青年・佐伯健太郎とフリーライターの姉・慶子は、
太平洋戦争で戦死した祖父・宮部久蔵のことを調べ始める。
祖父の話は特攻で死んだこと以外何も残されていなかった。
元戦友たちの証言から浮かび上がってきた宮部久蔵の姿は健太郎たちの予想もしないものだった。
凄腕を持ちながら、同時に異常なまでに死を恐れ、生に執着する戦闘機乗り―それが祖父だった。
「生きて帰る」という妻との約束にこだわり続けた男は、なぜ特攻を志願したのか?
健太郎と慶子はついに六十年の長きにわたって封印されていた驚愕の事実にたどりつく。
はるかなる時を超えて結実した過酷にして清冽なる愛の物語。

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戦争物はもともとあまり得意ではないし、
「ゼロ戦」という言葉自体知らなかった私。

でも、書店で
「深まる謎、胸えぐるストーリー・・・
この物語に、僕は本物の”大人の愛”を見た。
迫真のミステリー、最高のラブロマンス、心揺さぶられる一冊!」
という児島清さん絶賛の帯の言葉につられて購入。
もう若くないので、「大人の愛」っていう言葉に弱くなっている気がします・・・・(笑)

特攻で亡くなったゼロ戦パイロットの「宮部久蔵」の過去を調べるため、
孫の二人が、生前祖父にかかわりのあった人々をたずね、
祖父の姿を浮き彫りにしていくという設定で、
空中戦での臨場感、そしてその当時の戦闘機乗り達の心情が巧みに
描かれていて、戦争物の苦手な私も
一気に物語に引き込まれ、読み進んでしまいました。
太平洋戦争について、十死零生と言われた特攻について、
日本の軍隊の構造や問題について、
深く深く考えさせられました。

戦後生まれの私達にはもはや想像することすら難しい戦中、
その時代に生きた「宮部久蔵」の人柄と信念に心をゆさぶられ、
ラストは涙がとまりませんでした。

読後、いまだにまだ心の中がいろんな想いでいっぱい。
「永遠のゼロ」おすすめです!

まだ続く読書の秋

2008-10-24 | book
小さな頃からずーっと変わらない私の趣味は「読書」
新生児のいる生活は、
自分の行きたい!と思う場所に思うようには外出できないし、
落ち着いてゆっくりDVDで映画鑑賞ということもなかなか難しい
でも、「読書」だったら花音がお昼寝したほんの隙間の時間で
日々の生活と全然異なる、ドラマチックな世界に飛び込むことができます
というわけで、今の私には、小説はとっても良いエンターテインメント!

先日、読了した小説はコチラ↓



東野圭吾「流星の絆」
これは、クドカン(宮藤官九郎)脚本で、
TBSではじまったばかりのドラマの原作です。
私はドラマは観ていないのだけど、
どうやら視聴率も上々のよう。
ドラマをご覧になってる方もいると思うので
詳しいストーリーは省いたほうがよいのでしょうが
簡単に説明すると・・・・
幼い頃に両親を殺されてしまった主人公の兄妹3人。
その3人は、長男の頭脳の明晰さ、次男の演技力、そして妹の美貌を武器に
人を騙し、生活するための「お金」を得て、生き抜いていこうとする。
そんな時、偶然、両親殺害の犯人が現れ・・・・
3人でその犯人に「復讐」をしかけていくというストーリー展開。
理性ではどうにも説明できない「恋心」や
亡き父親が経営していた洋食店の「ハヤシライス」の味が
重要なエッセンスになって、ストーリーに彩りを与えています。

「白夜行」のように最後までハラハラドキドキといった重厚なミステリーではなかったけれど、
結末のどんでん返しと、恋の行方には
いやーな読後感が残らず、
ある意味スッキリしていて、私にはよかったかな?

もう犯人はわかってしまったけど、
役者さんたちがどんな風にこの物語を演じているのか興味があるので、
ドラマも気になります(笑)

まだまだ続く読書の秋。
オススメの本があったら、是非是非教えてくださいませ♪


i photo book

2008-09-05 | book
我が家にはMacのデスクトップPCとDELLのノートブックPCがあります。
もちろん、私がMacを使えるはずもなく・・・・
もっぱらDELLくんを使用しています。

が!
Macには、「i photo book」といって
PCに取り込んだ写真のデータを使用して
簡単に本を作れる機能があることが判明!
パソコン音痴のわたくし、
適当にキーボードを触りながら、
なんとか結婚式のアルバムを作成しました



仕上がりはこんな感じ

もちろん、ハードカバータイプの立派なアルバムが
すでに式場から届いていて手元にあるのですが、
同じようなアルバムを両家の両親にもプレゼントしたいし、
アルバムには掲載されていない写真でよく撮れているものもあるし・・・
ということで、
膨大な写真のデータからお気に入りの写真を何枚もピックアップして
レイアウトして、コメントを入れて・・・・
(写真をセピアにしたりモノクロにしたりという加工もできます!)
出来上がったのがコレ!
紙質も悪くないし、画像も荒れてないし、
なかなか美しい仕上がり!
PCの苦手な私でも楽しく作業できたし、
お値段もリーズナブルだし、注文してから約1週間くらいで
自宅に届くし、これははまりそう
両親もきっとびっくりして喜んでくれるはず~!

味をしめたわたくし、
早速、先日のいとこのYちゃんの結婚式のアルバムも作成♪
こちらもかなりの力作に仕上がったので、
Yちゃん、きっと喜んでくれるわうふふ。

これから、思い出に残った旅行などのアルバムも作成したいと思ってます!

・・・・・・・・・・・・
今日の詩音ちゃん、今朝起きたらお熱が38.6度。
保育園をお休みして、病院へ行ってきました。
産休に入っていてよかったー!!
こういうとき、仕事をしていないとあわてたりしなくていいのだなーと
改めて実感。

熱はあるものの、食欲もばっちりあるし、
ぐったりするどころか、私より元気がある感じ(笑)
病院の先生も「風邪ですねー。ちょっと喉が赤いねー。お薬出しておくからね。」
とものの2分で診察終了。
あーよかった。安心です。


 病院の帰り、ミスタードーナツで。
「しおん、びょういんがんばったから、どーなつやさんいきたい!」



お昼ごはんを食べたら、たっぷり昼寝
かれこれ3時間以上寝ています・・・・。
そろそろ起こさねば~


ワタチノシュミ

2006-08-24 | book
サイキン,ワタチノチュキナコトハ・・・
オフロノマエノドクショデチュ

フムフム,オモチロイ

ママノチュキナムラカミサン

ご本の好きな子に育ってほしいので,詩音の気が済むまで
好きなようにさせてます(by ママ)