元農協職員Dの儲かる百姓への道

元農協職員が東京都立川市の農家で修行後、伊勢の国三重県にUターンして儲かる百姓になるまでを書くブログです。

種蒔き、そして農の雇用事業

2017-11-07 17:09:23 | ほうれん草
今日はいつもどおり収穫・出荷した後、
ほうれん草の種まきをしました。

先月は雨が多かったり、たましんさん向けの出荷に追われたりで種まき出来なかったので、この秋晴れを使って駆け込み種蒔きです。

9415の透明マルチ約20mを13本分。
品種はソナタセブン。



今回もアルミレンパを使って。


乾燥した土だったので土かけに思ったより時間を要し、一人で4時間かかりました。



その後は、東京都農業会議の方がいらっしゃって「農の雇用事業」の説明を頂きました。


簡単に言うと就農希望者を雇用して研修等させる場合に国から経費を助成しますよ、というもの。

最大2年間、年間120万円が助成されます。雇用者にとっては使わない手はないですね。

ただ、国からお金をもらうのであって、
出勤簿だったり在籍確認の写真だったりアンケートだったり提出しなければならない書類が結構あるみたい。仕方ないけれど。

とはいえ、私自身は雇用される側であり、研修日誌をつけたり日本農業技術検定を受験したりするだけでよさそうなので、さほど苦ではありません。
まあ、直接お金をもらえるわけではないのでメリットもないですが(笑)

☆★☆

帰り際、東京都農業会議の方と世間話しましたが、とにかく新規就農者の成功事例が少ないとのこと。

まず住む家探しから始めなければいかず、また良い農地に巡りあうことも難しいもよう。

離農者が増え、就農者が増えないのでは
農業は衰退する一方ですよね。

やはり「こうやったら儲かる」というしっかりしたビジネスモデルを築いておくことが大切だなと感じました。

楽観的かもしれませんが、
食の根源である農業はなくならないので
その潜在能力は高いと思います。

そう信じて前に進みます。

今日も一日お疲れさまでした。
だいこーより。

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