今日は森谷真里さんと鳥木弥生さんのユニット「ゲキジョウシマイ」のデュオコン「Les femmes au théâtre」でオペラシティ。
人気者のこの2人がなんでユニットを組んだの？ って思ってたんだけど。
今日聞いたところでは、同じ武蔵野音大でも接点はずっとなかったそうで。
それが3年前に共演の機会があり、意気投合して、ある日、“ねえ、やろうか”、 “よし、やろうよ” って感じで、あっという間に決まったんだって。
だからかなぁ、楽しそうにデュエットしてた。
こういうトップスター2人のコンサートって、2人で歌うのは2、3曲で、あとは交互に持ち歌をやるんだろう、みたいに思ってたんだけど。
1人で歌ったのは1曲づつで、あとはぜんぶデュオ。歌いたいんだ。ユニット、本気でやってるんだ、って思った。
プログラムは１部がフォーレ、ショーソン、ドビュッシーの6曲で全曲デュオ。
2人はおそろいのドレスを着てたんだけど、声色もちょっと似てるんだなぁ。
２部は艶やかなドレスに着替えて、オペラを5曲。このうち１曲づつがソロだった。
ドリープ、ルコック、マネス、グノーで、あまり近寄らないように考えた演技をつけ。
だからか曲を重ねるごとに、おふたりも、ぼくら観客もヒートアップしていった。
コロナで、トップスターのこの2人にしても演奏機会はあまりなかったはずですが、グチや泣き言なんか全くなく、トークは終始明るく楽しくて。ビジュアルはイケてて、歌はもちろん素晴らしいし。
何から何まで華やかなステージで。
トップスターはこうじゃないとね。
ホントにステキなコンサートでした。
そうそう、オペラともだちの中里エリカさん、小林雅代さんもいらしてて、しばし談笑。
それもあって、良い日になりました。
