妖怪アパートの幽雅な日常

妖怪アパートの幽雅な日常 講談社 詳細を見る

珍しく本のお勧めを…。

母に勧められて読んでみたんですが
これが！児童書という括りですが、
大人にも読んでもらいたい本です。

主人公は１３歳の時に両親を亡くした夕士。
その親友のエリート街道まっしぐらの裏番・長谷。
妖怪アパートに住む面々は
徐霊師の女子高生、偏狂的なファンを持つ小説家、
個展で暴れる画家、次元を行き来する骨董屋、霊能力者…
の他に、人間じゃない「なにか」が多数。
キャラクターは一癖も二癖もあるのが魅力的で、
それが夕士の世界と可能性を大きく広げ、
大人の在り方を教えてくれ、
生きることの付随する全ての事を
自分の糧にしていこうと教えられる本です。

それと、なんといっても食事の美味しそうな事！
るり子さんという手首だけの幽霊が作る
アパートでの賄いの食事が
読んでいるだけでお腹が鳴る程美味しそう！

引越しそばと天ぷら(梅が一枝添えられていた)に始まり
衣がジュージュー音を立てる豚カツ、木の芽の胡麻和え。
太刀魚の塩焼き、出汁巻き。
薄切り肉の湯葉巻き、焼き茄子田楽、鯛のお造り、
鯛の柳川鍋、夏野菜と魚介の石焼そば。

…と毎回書ききれないほどの料理が登場し、
大人は縁側で酒を飲み、
(ドンペリ飲み出した時は心底本の中に入りたかった)
子供はその隣でご飯を食べる。
大人の話に耳を傾け、生きた話に心を躍らせる。
その関係のバランスの良さに憧れすら抱きます。

是非、高学年～大人と幅広く
読んで欲しい本です。

妻のお薦めは、長谷と生徒会長、
そして新任の千晶先生。
最高です。

食べてみた

巷で「罰ゲーム」的な扱いを受けている
カカオ○○％シリーズ。

気にはなっていたけれど、
一枚食べきる自信がなく、
購入を躊躇していたんですが
コンビニをのぞいてみたら
カカオ７２％～９９％のミニサイズが
セットになったパッケージを発見！

これは！
これは買って味比べをせねば！

と喜び勇んで買って帰り、
夫と味比べをしてみました。
以下、妻の感想。


７２％：情けで甘さを感じる程度。
８０％：甘さを感じない。
８６％：苦いだけ。
９９％：食べられないくらい苦い。


９９％は口に入れた瞬間
「あはははー！」と
笑ってしまうほど苦かった。
とても食べれそうになかったので、
お茶で丸飲みしました…。
９９％の後に７２％を食べると
優しい甘さを感じます。
チョコレートって甘くないとダメだよね…？

まだ口にしていない方は
是非ミニサイズで試してみてください。
妻はもう買わないと思いますけど(笑)

初夏の旅-奈良編-

高校時代の友人ユキと数年ぶりの再会。
なかなか会える距離ではないので、
会いに来てくれる事はとても有り難い。

ユキの提案で奈良へ遊びに行く事に。
まずは長谷寺を目指して出発。

長谷寺は素麺で有名な三輪に近く
門前町でも素麺を出している食事処ばかり。
せっかくなので、お昼ににゅうめんを頂きました。
つるつるしていて、美味しかった～！

腹ごなしをして長谷寺へ。
生憎ぼたん祭りは終わってしまい、
紫陽花にも少し早い時期でしたが、
お寺は素晴らしい佇まいで圧倒されました。


仁王門を抜けると３９９段の登廊

本堂まで上がると景色が一望でき、
気温も仁王門の付近より涼しく感じました。
なかなか来る事が出来ないので、
御朱印を忘れずに頂いて礼堂の外舞台から景色を眺める。


お次は薬師寺。
中学の修学旅行以来。
この日は修学旅行生も多くて当時を思い出しました。
大講堂の前で大地讃唱歌ったよな…(嫌な思い出)
多くの建立物が再建された薬師寺。
東塔だけが建立当時からのもので
薬師寺の中で威厳ある風格の建物でした。
他の建立物は朱色(丹)と緑(青)がなんとも言えないバランスで
一瞬ここが日本だという事を忘れる程。
ここの御朱印が素晴らしくて大感激！
(書き慣れているというのもあるだろうけど)


金堂と東塔・西塔

薬師寺では萩が咲き始めで、
駐車場から向かう沿道沿いに
ずーっと植えられていて、
そろそろ見頃を迎えているかもしれません。


母のお薦めで唐招提寺まで歩いてみる。
が、金堂が平成の大改修で２００９年まで見れず
中には入らず、門の外から眺めるだけに…。
２００９年過ぎたら、また行こうと思います。

親知らず奮闘記・８

入院３日目

７時過ぎ
配膳の人に起こされるほど
ぐっすり寝ていた。
大部屋だと他の人の動く音とか、
朝早起きのおばーさんのテレビの音で
結局目が覚めちゃうけど、
個室なので、ぐっすりだった模様。

８時半
外来で診察。
３日目が一番腫れると言われただけあって
先生も認める腫れっぷり。
手術部分の洗浄と消毒。
退院許可が下りる。

９時過ぎ
フルマリンの点滴一本。
会計課から明細が届く。
個室料金含めて７万円強。
個室料金がなければ、
当初先生に聞いていた金額の通り。
ロキソニンの追加が届く。
先生が５回分追加してくれたもの。

１０時過ぎ
着替えを済ませて夫を待つ。
部屋のロッカーの鍵をナースステーションに返し、
本人確認の手首に巻いたバンドを取り
会計窓口へ支払いをして帰宅。

帰り道、お昼ご飯と夕飯の買い物。
帰宅後、シャワーを浴びる。


歩くと振動で患部が痛いのでのんびり歩く。
笑ったり大口は開けられないので
食事はお箸よりスプーンが楽。
抜糸は来週末辺りになりそう。

親知らず奮闘記・７

入院２日目

夜中に目が覚めてロキソニン一錠飲む。

６時半
どうやら妻のイビキでお隣さんが寝れなかったらしく
(イビキかいちゃうんだよね…気にはしてるんだけどさ)
お向かいの仲良しおばーさんに
こそこそと、でもかすかに聞こえる声で
寝れなかったのー
そうそう、昨日のー
若い人ー
私不眠気味なのー
不眠が一番嫌だわー
睡眠剤貰ったのにー
等々とおっしゃっていたので
申し訳ないなぁと思い、個室希望を出す。
朝食は残さず食べた。
今日からフロモックスとイサロンを服用。
フルマリンの点滴一本。
ロキソニン一錠服用。

８時半
外来で診察。
顔が若干腫れてきてると言われる。
明日の晴れの状態を見て、退院の予定。
手術部分の消毒。

昼前に看護科長さんが見えて
すいません、と謝られてしまった。
科長さん、いびきかいた私が悪いんですよ…？
最初から個室にしとけば良かった。
でも差額一日７０００円って痛い…。
荷物を抱えて個室へ移動。

お昼は個室でのんびり食べる。
大部屋はテレビを見るのも制限されて
静かすぎて話もしにくいので
個室は天国のよう…！！

夫とも気楽に話せるし、
テレビ見てても他の人に気を遣わないし。
たった一日二日の事だけど、
コソコソ文句言われるより、気楽。

夫と義妹がお見舞いに来てくれた。
義妹とＤＳでマリオとどうぶつの森で遊ぶ。
一人だと退屈だったので、
嬉しいお見舞いだった。

一日微熱状態で（３７．２℃）
夜は夕飯を食べて早々に寝てしまった。
夜中２３時過ぎに目が覚めて
ロキソニン一錠飲んで、就寝。

親知らず奮闘記・６

入院一日目

１０時
病院入院手続き窓口へ。
外来で診察を受けるように言われる。
すぐに中に通され、担当医の診察
(手術部分の洗浄と消毒のみ)

１１時
病室に通される。４人部屋。
他の科の患者さんも一緒だった。
ものすごい静かで、既に帰りたい。
血圧と体温を計る。
看護婦さんから手術と入院の間の説明。
術衣を受け取り、待機。

１２時過ぎ
薬が届けられる。
・フロモックス錠１００ｍｇ(抗生物質)６日分
・イサロン錠１００ｍｇ(胃薬)６日分
・ロキソニン錠６０ｍｇ(痛み止め(頓服))１０回分
・イソジンガーグル３０ｍｌ(うがい薬)３日分

イソジンは毎食後と診察前に。
苦手なんだよな…イソジン。

１３時
トイレを済ませて術衣を着る。
ほどなくして看護婦さんが注射を持って登場。
肩の所に唾液の分泌を抑える
筋肉注射を打つのだと言う。
覚悟はしていたので、想像してたよりは痛くなかった。
けど、針が入ってくるのがわかるのって
痛さを倍増させるよね！？
そのままベッドで手術室へ移動。
手術室の前で別のベッドに移動。
手術室の中で手術台に移動。
手術室の中はひんやりとしていて、緊張する。
左手に酸素を計測するものと、血圧計。
右手(甲)に点滴を刺す(これ結構痛かった)
アイマスクと鼻に酸素マスクを装着。
口を開けたままにする器具を歯に装着。
すっごい意識がある中での出来事で
本当に麻酔効くの！？と不安になる。

先生が
「そろそろ麻酔の先生来ますからー」
と言ったのは覚えてるんだけど
はーいと返事した後は
アイマスクの黒い背景しか覚えてない。
というか途中からそれすら覚えて無くて
気が付いたら手術室の前の天井が見えてた。
さっきまで意識があったはずなのに！
口の中なんか変だ！！と思ったら可笑しくて
「うそやーん。先生ほんまに抜いた！？」
と聞いてしまった。助手の人には
「テンション高っ！」と言われる始末。
そのくらい嘘みたいにあっという間だった。
麻酔ってすごいなーぁぁぁ。
時間にして３０分ほどの出来事でした。

病室に戻ると氷嚢をあてられ、
最初のトイレはナースコールを必ずするよう言われる。
(麻酔が残っていてふらつくから)

１５時半くらい
担当医が診察に。
口の中の血止めのガーゼを取る。
１６時半から飲み物を飲んでいいと許可が出る。
それで気持ち悪くなければ夕飯も許可。

お水ごときで気持ち悪くなるような女ではないので
きちんと夕飯も頂きました。
と、言いたい所ですが、
奥歯で物が噛めない(怖くて…)ので
おかゆだけ２／３程度食べて終わりでした。
夜中にお腹がグーグー鳴って困った。

ロキソニン一錠飲んで就寝。
１時間おきに目が覚める。

親知らず奮闘記・５

今日から入院です。
病院の入院手続きの為に
１０時に来るよう指示されています。

入院当日の朝から絶飲食。
何が辛いって、
夫のお弁当作るのがキツかった。
目の前に美味しそうな匂いのご飯…
食欲そそるおかずの香り…（´p｀）ウマソー
これがなければ辛くなかった…！！

現時点でお腹がグーグーなってます。
お前…どんだけ腹ヘりやねん！
食いしん坊にも程があるわっ！

親知らず奮闘記・４

いいいいい、いよいよ
ああああ、明日から入院です。

入院なんて実に２０年振りくらいの上に
手術なんて２５年くらいしてないので
全身麻酔とはいえ、骨削るとかビビります。
ビビっている妻に向かって
夫は更にビビるような事を
ニヤニヤしながら呟きます…。

でも！
この苦行(苦行?)を乗り越えた先には
奥歯の心配をしなくていい生活と、
美味しく食べ物を頂ける未来が待っている！

とりあえず、
先週末の来客のあれこれの記事は
退院してからのんびり書こうと思います！

それでは行って参ります～。

週末犬まみれ

夫の実家に帰り、
久々にマメタロウに会ってきました。
偶然、義妹も一緒の帰郷だったので、
武蔵とさくらも加わって大にぎわい。

マメは相変わらず焼きもち焼きで
だれかが武蔵やさくらと遊んでいると
すっ飛んできて吠えまくり。
いつになったら寛大な心で
三匹まとめて遊べるようになるのかなー。



こっちへ来るなよ、という感じのマメと
遊んで欲しい武蔵とさくら



怒り疲れてうたた寝



翌日はのんびりお昼ご飯を頂いてから
義妹と一緒に家を出て、
近くの川沿いの犬同伴ＯＫのカフェで一服。
ちょうどよい日陰と風で
のんびり長居してしまいました。


何かくれると頑なに信じるさくら



今度は三匹をドッグランに連れて行きたい！
今回行くにはいったんですが、
貸し切りで入れなかったので、
次回こそはー！と義妹と燃えております。

まったり愛媛旅

生家を出て、
宿泊するとてもホテルとは呼べない
ビジネスホテルへ。

母と叔母はシングルなので洋室。
私と夫は何故か和室。
古びた温泉の民宿みたいな…。
お布団も煎餅布団で、
愛の逃避行カップルみたいな趣。
それもまた旅の楽しみ。

ホテルに荷物を置き、
山の中の温泉へ行く。
１人３００円で幸せ気分。
利用しているのは近所の人ばかりで、
とても空いているので、
途中まで貸し切り状態でした。
帰りに梅錦ガーデンへ立ち寄ったら
昨年の５月で営業を終了していました。
がっかりー！！
結局、お酒は買えずじまい。
…ネットっていうのは味気ないんだよなぁ。

ホテルの前に
「カブトガニ餅」という看板を見つけて
入浴中も気が気でなかった妻。
なぜ、カブトガニを餅に！？
と思ったら西条市で
カブトガニと自然の保護をしているそう。
周囲にコンビニもない所なので、
夫と散歩がてら、店をのぞく事に。

一個８０円というバラ売りの良心さと
妻が興味津々だったという事もあり、
夫が買ってくれる事に。

(これがカブトガニ餅だ！)

人の良さそうなおじさんが
「ぎゅうひとあんこにニッキがまぶしてあるんだよ」
と教えてくれた。


夕飯は周囲に店などない田舎なので
(居酒屋が出来ていてびっくりした)
ホテルで食べる事に。
鰹のたたき、生春巻き、
牛肉、鮎の塩焼き…とお酒。
グラスが可愛いので持って帰りたかった。
これって販促品？
印字がダブってるのがいい！

結構飲んでしまい、
ぐへへへーとなりながら布団に倒れる。

翌朝はのんびり起床。
朝ご飯をしっかり頂いて帰路に。