図書館戦争有川 浩メディアワークス詳細を見る |
久々に読書。
公序良俗を乱し人権を侵害する表現を取り締まる法律として
『メディア良化法』が成立・施行された現代。
超法規的検閲に対抗するため、
図書館自体が戦力を持ち、本を守るために戦う。
…こう書くと難しそうに思えるけどそういう事はなくて
ただ本が好きだから、本を、表現を、自由を守る。
そういう図書館員(作中では図書隊員)たちの話。
「図書館の自由に関する宣言」を目次に据えているのも素敵です。
実際、本が自由に読めない世の中になったら
そうとうストレスになるだろうなぁ…。
役人の考える事は、往々にして国民の願いとは
別の方向へ動いてる気がしてなりません。
アニメ版がテレビ放送されているのと
連動してラジオもやっているのですが
どっちも面白くて虜です。
原作も読んでみようと
前々から思っていたんですが
図書館では40人待ちという恐ろしさ。
結局、手持ちがある時に買ってしまいました。
読む前は、断然堂上教官ラブでしたが
本を読んでからは小牧教官と
稲嶺司令が好きになりました。